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(全文無料)ポルシェに出会ったきっかけ Part3

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皆様こんにちは。Koshimaです。
またまた自分語り記事ですが、引き続きお読み頂ければ幸いです。
皆様の人生にプラスになることは特段書いていませんので、暇つぶし程度の気持ちでお願いします(笑)

さて、大学時代では、2000年代三菱の数少ない(?)名車、コルトラリーアートの購入を検討していたものの、金銭的な理由から断念していました

ところがどっこい。
私が社会人になり、初めて購入したのはコルトラリーアートではありませんでした。

何を購入したかというと、"素の"ギャランフォルティス(笑)
我ながらなんでやねんと思います。
ランエボXは高いにせよ、ギャランフォルティスラリーアートを買えと昔の自分をぶん殴りたくなりますね。

思い返すとギャランフォルティスを購入したのは新卒一年目の5月か6月ごろでまだ研修をしているようなときでした。今でも覚えています。
愛知の某半島方面の中古車屋へ行き、ローンを組んで車を購入したあの日を。

ハッチバックってなんかダセえな、という入社後突然現れた偏見のために、当初もくろんでいたコルトではなく、セダン車を探し始めます。
一応同じ三菱車で探したいという気持ちはあり、不人気車(乗っている方ごめんなさい)ギャランフォルティスを発見します。
ぱっと見はほぼランエボXと同じ。どうやらラリーアート仕様はかなりランエボに近いスポーティな車らしい!

周りの同期が車を買い始め、私も(まだ見ぬ彼女とのデートのために)車を購入しなければという謎の脅迫観念にとらわれていた私は、
無駄に焦っていたばかりに、中古車屋が適当にエアロを付けた車をラリーアート仕様と勘違いして購入。
しかも、車は絶対MTだとか思っていたのに、いざ買うとなると日和ってAT仕様にしてしまったのでした。。。
ここに書いているだけでも恥ずかしいです。この投稿をもってこのミスは供養させて頂きたく。

こうして、私の愛車ライフは始まったのでした。
とは言え、この時期は色々と仕事でもプライベートでも悩みが多く、車趣味にはあまりディープにはまれませんでした。

いや、どちらかというと、間違って"素の"ギャランフォルティスを購入した恥ずかしさもあり、車をいじる気にもなれず、、、というのが正確かもしれません。
気分としては、某峠バトル漫画の主人公の親友が86と間違って85を買った時のようなものですから。


85を購入した某親友キャラ(出典:https://carview.yahoo.co.jp/ncar/catalog/toyota/sprintertrueno/chiebukuro/detail/?qid=10212128430)

そんなこんなで1年弱ほどギャランフォルティスに乗っていたのですが、ふともっとモテる車に乗りたい、という邪な気持ちに襲われます。
当時、酷い失恋から立ち直れていなかった私は、マッチングアプリ、合コン、etc.に明け暮れることで傷を癒そうとしていました(笑)
そんな日々の中、少しでもモテ要素を追い求めていました(笑)

ギャランフォルティスは個人的に「デザインは」今でも好きなのですが、それでもモテ車ではありませんね(オーナーさん、ごめんなさい)
特に私が所有していたギャランフォルティスはエボ仕様の特大羽根つき。
こんな車で来られたら女の子もビビっちゃいますよね(笑)

下品な羽根の例(出典:https://yanmaga.jp/columns/articles/6)

今思うと安直だったのですが、今回はいい出会いをもたらしてくれました。
次の車として選んだのはBMW 3シリーズ(E90 330i)です。

この世代は最後の直6NAを搭載した3シリーズで、330iはNA最高排気量の3リッターモデルだったのです。
ちなみにターボを搭載した335iもかなり評判のいいモデルではありますが、ここまでのパワーを求めるのであれば、M3を買いたいのではというような気もします。

愛車ギャランフォルティスを友人に30万円で売却し(ボロ車に値段をつけてくれた友人Y君、ありがとう)、社会人ながらローンを組み増して総額108万円で3シリーズを購入したのでした。(煩悩の数ですね、と言われたのでよく覚えています)
何の特筆すべきところもない直4エンジンとCVTとは違い、直6NA+6ATは衝撃でした。


ナンバー消しが下手くそだけどE90です

なんて滑らかな加速なんだろう。
いままでドライブはなんてつまらなかったのだろう。
乗るだけで興奮させるこの匂いは何だろう。
この圧倒的な高級感は、、、
ハンドル一つ、ボタン一つ、とっても、なぜ日本車とこれほど違うのか、、、

そんな感動を今でも手に取るように思い出せます。
そんなBMWとの素敵な邂逅は、ドイツ車への愛を持ち始める強いきっかけになったのです。

BMWを購入しようと思ったとき、10年以上前の輸入車を購入することに強い不安がありました。
親世代からは、輸入車なんて買うもんじゃない、ましてや中古車など、、、と買ったこともないだろうに聞かされてきました。
そういったコメント自体も80年代や90年代の特定の輸入車においては真実だったのかも知れません。
しかし、2000年代後半の車両についてはそれは当てはまらず、少なくとも乗っていた1年間ではほとんど故障はありませんでした。

※「ほとんど」と書いたのは、一か所だけDIYで修理した致命的ではない故障があったためです。
故障の箇所はステアリングセンサー。
こんな部分が壊れるとは驚きです。
ハンドルをばらし、中に入っているセンサーディスクを交換したのを覚えています。
部品代としては5000円くらいで大したことがありませんでしたが、BMWは特殊ねじを使用しており、メンテ性は低いなという感想を持ったことは覚えています。


さてさて、そんなBMWとの蜜月期間を送っていた私ですが、新卒で入社した会社から僻地転勤を言い渡され、こんな無茶苦茶な会社に勤め続けるのは無理だと感じ始めます。
転職活動を始め、厳しい市場ではあったものの、何とか都内のIT企業への転勤を決めることができました。
しかし、就職後地方にいたため、車は必須で駐車場はタダに等しい金額で借りることができたのですが、都内に住むとなると、とてもではありませんが駐車場を借りることはできません。
(実家が都内近郊の人はその点うらやましい限りです)

1年しか経過していませんでしたが、1回の車検も経ることもなく、泣く泣く30万円でこの車を売却することになったのでした。
今考えると、もう少し場所を選べば売却せずに維持できたなとも思います。
とは言え、当時の決断は当時の分かる情報と自分のレベルで為し得る最善の決断なので、後から何を言っても意味がありませんね。南無。

転職直後はあまりの忙しさで、車を買うことなど考えられませんでした。
そもそも、都内ですぐ車を買うというのはあまりに無謀に感じられました。
ですので、まずはBMWの残ローン数十万円を返済することに集中します。
景気が良くなったこともあり、ボーナスで借金を返済することができました。

愚かなもので、借金がなくなると欲が出てきます。
BMWが好きだったこともあり、M3にも関心があったのですが、どうせなら最高の「あがり」の車を買いたい。そう思ったのです。
20代で「あがり」というのも変な話ですが、永久に乗り続けられるような、自分にとって価値がある車に乗りたいと思ったのです。

そういう意味で、自分の原点になったのは、やはり漫画で出てくる主人公たちが操る車だったのです。
その中でも、自分の心を動かしたドイツ車に乗りたい。
そう考えた時に、選択肢としてあり得るのはポルシェしかなかったのです。

その中でも、ポルシェ911―特にカエル目のポルシェが欲しい。そう強く感じたのでした。
しかし、カエル目のポルシェは当時ですら600万円over。とても買える金額ではありません。
何とか買えそうなのは不人気の996型。とはいってもエンジンに欠陥を抱えたカレラではなく、GT3やターボを狙おうとすると結局600万円overになってしまいます。

あまりにも高額ではあるものの、それなりの給料をもらえていることもあり、
とてもではないがすぐ買える代物ではないが、20代のうちには何とか手に入れたいと考えるようになります。
996で状態の良いタマを見に行ったり、964ターボのレンタルに乗りに行ったり、930ターボを試乗しに行ったり。
本物のポルシェを体験し、ますますポルシェが欲しいという気持ちが強くなります。

実際に964を購入するにはここから3年かかりました。
がむしゃらに働き、貯金し、ようやく購入したのです。
親の金で買った訳でもなく、実家暮らしで全額貯金できる環境にいた訳でもなく、自分の腕っぷしで手に入れたポルシェです。
この3年は辛く厳しい期間ではありましたが、頑張ったことについて後悔はありません。

この3年については、もうちょっとディープな話になってしまいそうなので、この記事ではここまでにしたいと思います。
特に、どうやってお得なポルシェを探したのか、ということは別記事を書きたいなと思います。

さてさて、長くなってしまいましたが、こんな経緯でポルシェに出会い、購入するまでに至りました。
みなさまもきっとそれぞれポルシェとの素敵な出会いをされていたかと思います。
上記のポルシェの探し方含めた、いまポルシェを探している方向けの記事も充実させていきたいですし、すでにポルシェ(特に964)を所有されている方向けの記事も書いていきたいと思います。
特に学生時代にAZ1のファンサイト(https://www.asahi-net.or.jp/~LE9S-ICKW/)を愛読していたことから、これに相当するようなコンテンツを書いていきたいという野望があります。

引き続き記事を充実させていきたいと思いますので、もし面白いと思っていただいた方がいれば、励みになりますので、ポチッとして頂ければ幸いです。

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