記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

『ロキ』1・2話感想

こんにちは。

ディズニープラスのオリジナルマーベルドラマ第三弾『ロキ』。

配信されている2話までの簡単な感想を。ネタバレ注意!


"TVA"とMCUでの時間軸概念

エンドゲームの中盤で偶然にもスペースストーンを手に入れて逃亡したロキが今回の主人公。逃げたはいいものの、時間軸を乱した存在として時間管理局"TVA"(Time Variance Authority)のエージェントに捕らえられてしまいました。MCUでは初登場した組織ですが、我々日本人になじみ深いのはドラえもんのタイムパトロール的なものという印象ですかね。彼らは超時間・超次元的な存在であり、これまで見てきたMCU世界の一つ上のレイヤーにいる人たちのようです。インフィニティサーガであれだけ重要だったインフィニティストーンまでもが文鎮扱いです。衝撃的なシーンでしたね。

どうやら彼らが言うには、神聖時間軸というあらかじめ決められたルートがあり、それから外れて伸びてしまった時間の枝分かれを文字通り"剪定"するのがTVAの仕事ということ。つまりこれまでさんざん期待されてきたマルチバース、多元宇宙があの世界には存在しないということ?

外れてしまった枝もそのまま放置して、レッドラインという境界を越えてしまうとTVAでも修正しきれなくなる模様。今後のMCUにマルチバース的な概念を持ち込むことはほぼ確定なので、この『ロキ』のドラマのオチで、もしかしたら時間軸が崩壊し、『ドクター・ストレンジ』などの続編につながるのでしょうか?……と思ったら、2話のラストで早々にも時間軸が大崩壊を起こしていました。一旦これからどうなるんだ……??


コミカル&ミステリなバディもの?

さて、内容的にはTVAに捕らえられてしまったロキが、自分とは別の存在で時間軸を荒らしまわっている別のロキの暗躍を防ぐために動くというのがメインのストーリーになるようです。

TVAの中でもちょっと変わり者なエージェント・メビウスというおじさんとバディを組み、ロキお得意の話術やずるがしこさをふんだんに活用しながらもう一人のロキの足取りを追っていく。まるで、凸凹コンビなバディ刑事もののような雰囲気でもありましたね。

ロキが主役なだけあってコミカルな描写も多い。第一話ではTVAになすすべなく翻弄されるロキさん。第二話ではこれから噴火によって崩壊する村でまさに悪戯の神にふさわしいふるまいをするロキさん、などなどを楽しめます。時間軸がらみの小難しいSFチックなところも多いですが、いろんなロキさんを楽しめるのでMCUファンならきっとそれだけでも楽しいドラマになっていると思います。


いろんなロキが登場?

第二話のオチでは、TVAが追っていた変異体のロキが我々が知っているロキとは違う女性のロキ、通称「レディ・ロキ」だったということが明らかになりました。レディ・ロキは原作コミックでも一時的にロキが女性化したことあるのが元ネタになっているようです。

第二話では他にもハルクのようなモンスターのようなロキなどもちょこっと出てきまたね。このドラマでは老人の「オールド・ロキ」や子供になった「キッド・ロキ」などの登場も予想されているようです。キッドロキは、今後のMCUの有力展開のヤング・アベンジャーズのメンバーでもあるので、もし出てくるなら楽しみです。


最後に

私がいつも楽しく見させてもらっているアメコミリーグさんの感想会動画を貼っておきます。毎週こうやって今回どうだった?次はどうなる?って会話しながら楽しめるのが毎週のドラマの良いところですよね。


では、またもう少し話が進んだら書こうと思います。

読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?