見出し画像

モンテーニュ「エセー」と休日

今日はお休みの日でした。

特別給付金の口座入金を確認。先行消費していた、モンテーニュ本の資金繰りが達成されました(笑)。

寝る前5分のモンテーニュは、早々に読み終え、白水社版1巻をゆっくりと読書中。モンテーニュの中庸の思想は、人生に失敗し終活を生きるおじさんにはちょうどいい。

モンテーニュはおそらくキリスト教を信じてはいなかったのだろう。日本では戦国時代にあたる時代を生きた人だから、大っぴらには公言できないけど、文章の端々にそれが読み取れて、中庸な感じがするんだよね。思ってることを匂わす程度に留める。。。これって、かっこいい。

もしも、モンテーニュが神を信じないって明言してれば、確実に殺されていた時代ってのもあるけどね。

僕は仕事はしてるけど、モンテーニュおじさんと同じ精神的立ち位置でいきているんだ。かっこよく言えばセミリタイアしたような気分で。決して無責任や放埓を良しとしない、人生を半分降りた生き方。若いころから、あこがれていた仕事をしながら、中庸を生きる。。。

人生の終盤でモンテーニュおじさんの素晴らしさに気付けたことは、ラッキーだったって思うよ。仕事場には岩波文庫版を携帯しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?