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写仏部作品No.11『あんこちゃん地蔵』

写真班のあんこちゃんが石仏の写真をたくさん撮ってきてくれました。
地元のお遍路巡りということで、あんこちゃんの個人情報保護のため、お寺さんのお名前は非公開。
石仏のお名前は『あんこちゃん地蔵』にします。

どのお地蔵様もかわいいんですが、水玉模様の頭巾をかぶったこちらのお方。

出典:あんこちゃんの記事


あんこちゃんいわく「アップにしたら美人だった」
ほんとですね、アイブロウとアイライナー(マジック?)でお化粧し、流し目が色っぽい。

出典:あんこちゃんの記事

こちらのお地蔵様に決めました。


Himashun部長が最近お気に入りとおっしゃる「顔彩」で私も描いてみたいと思います。

水入れは卵パックがオススメです。
お水が濁らないし、使い捨てにできますので。

使用前


使用後

こんな感じに仕上がりました。


ところでぶっきーさんより「円空仏とpopoさんの独創的写仏の精神はちょっと見以上に近い」と身に余るお言葉を頂きました。

たくさんの先輩仏師方が彫ってきた仏像のエッセンスを漫画似顔絵的に抽出して彫刻で捉える。そこに、仏の像の理想形に留まらない、仏の理想像の「受け止められ方」の漫画化がなされている

すみません、コメント欄から借用致しました。


ぶっきーさん、よくそんなことを思いつきますね。
しかし言われてみれば、そんなことをしていた方が他にも思い当たります。

アンディー・ウォーホル!
まさに似顔絵から「受け止められ方」をデザイン化していたのではないですか。

出典:Artpedia(近現代美術百科事典)に一部加工を加えました。



というわけで、ブッキーさんより啓示を受けた、あんこちゃんとの初コラボ作品。

上の作品が加工なしのオリジナルです。

アプリで加工してみます。
これがアンディー・ウォーホルに一番近いかしら。


あのー。
もしかしたら余興のように見えるかもしれませんが、そうではないのです。

仏像様への祈り、円空およびアンディー・ウォーホルへの敬意、写仏部部員との友愛、そして口幅ったいですが、一応絵を描く仕事をしておりますので、自分の作品としてプライドを持って、真摯に取り組んでおります。

ですが。

もし不快に思われる方がいらっしゃいましたら、申し訳ございません。

そんな方はどうぞこちらでお口直しを。


あんこちゃん、写真ありがとうございました。

<参考資料>
Artpedia(近現代美術百科事典)
https://www.artpedia.asia/shot-marilyns/


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