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写仏部作品No.12『岩谷観音』

我らが写仏部・写真班のイケオジ班長こと江口班長から、磨崖仏の写真が届きました。
福島市・信夫山にある隠れた名所、『岩谷観音』から。
60体もの仏さまがいらっしゃるそうです。

まるで仏さまのアパートメント。
十一面観音さまのお顔、まるまるしてお美しい。

出典:江口班長の記事より

『岩谷観音』に関しての詳細は、江口班長の記事をご覧いただくこととして、

さっそく写仏に入ります。

幾躰か描きたい仏さまがいらっしゃいましたが、この方に決めました。
どっしりとして、頼りがいのありそうな如意輪観音さま(たぶん)です。
眠そうなお顔ですが、目のように見える部分は岩に入った亀裂のようなので、どういうお顔だったのかはわかりません。

江口班長の写真を勝手に切り抜きました。すみません。

この如意輪観音さまもそうですが、『岩谷観音』の写真を拝見すると、どの仏像さまも、両肩が隠れる衣を着てらっしゃいます。
初期仏を除いては、「偏袒右肩」という、右肩を脱いで、左肩のみを覆うのが一般的なたたずまい。
カーディガンみたいなこの形は、地蔵菩薩様によく見られる衣です。
寒い地方の屋外ですので、肩を出していては寒いという仏師の思いやりから、両肩を覆っているのでしょうか。
うーん、わかりません、Himashun部長、解説をよろしく。


というわけで、作品完成です。
木像、金銅像、脱乾漆像、木像、石像、と描いてきての磨崖仏。
1300万年前は海底だったという、凝灰岩や砂岩などの堆積岩の地層の質感を表すためにクレヨンを使いました。

うーん、満足はできませんが、しょうがないです。
絵を描くことの満身創痍、わかる人にはわかる。
いっそモノトーンにしちゃう?


さて、ちょっとリラックスしたお姿で考え事をしていらっしゃる如意輪観音さまは、一番好きな仏像です。
如意輪観音さまは装飾が華麗だったり、手が6本あったりするので、描くのが大変ですが、こちらの仏像さまはシンプルで、彫ることが可能かも。
すなわち消しゴムはんこにできるかも。

消しゴムはんこを作りました。

目は彫っていないので、あとで自由に描き込めます。

消しゴムはんこで一筆箋レターセットを作りました。

ブルーバージョン

裏側


実は、絵画教室の他にもう1つ仕事をしていまして。
イラストレーターとして、ヤフーショッピングでオリジナルグッズを販売しています。

レターセットとか、

おばけの部活シリーズ「吹奏楽部」
おばけの部活シリーズ「バドミントン部」

ポストカードとか、

暑中見舞い

支援カード(知育教材)とか、

お月謝袋とか、

お月謝袋とか、

お月謝袋とか。

つまりお月謝袋がメイン。
お月謝袋は全部で111種類あって、たぶん日本一の品揃えです。
お月謝袋があるのは日本だけらしいので、たぶん世界一です。
なんという隙間稼業。
ここに目をつけた私ってえらい。

ただし時給は250円くらい(T_T)
封筒に印刷しているのではなく、A4用紙に印刷して、カッターで切って、糊で貼っています。昭和のお母さんたちがやっていた、ほぼ内職の世界。

丸く白抜きしてある部分は三文判が押せるサイズ。


オーダーメイドで絵も描きます。
コロナが流行したときは、ある方のご依頼で、末廣神社さまにご奉納するための、アマビエ様を描かせて頂きました。


末廣神社さまから、お礼にと、栞を送って頂きました。


基本的には、習い事のお教室関係のおつきあいが多く、ワーク用の教材も多く作っています。
パネルシアター。


でも今はあまりヤフーショッピングの宣伝をしないようにしています。
なぜって仕事が増えるとnoteを読む時間が減っちゃうもん。

お月謝袋の裏側に接近してみますと、

popoはアトリエの名前でした。

もともとは「ぽーぽー」なのですが、noteでは、「綾の鼓の音色」※1になったり、たんぽぽ※2になったりする「ぽぽ」が気に入っています。


如意輪観音さまから話が逸れてしまいました。

江口班長の写真は、私の写仏では伝わらない、磨崖仏のダイナミックさや、緑に囲まれた静謐な秘境味が伝わってきますので、ぜひご覧ください。

江口班長、どうもありがとうございました。

写仏部の活動はこちらをご覧ください。
※1の「綾の鼓の音色」は江口班長が、※2のたんぽぽはあやのん先輩が、歌に詠んでくださいました。
そんな素敵な写仏部です。
Himashun部長はもっか修験道でnoteお休み中。


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