手仕事デイズ♫
「針仕事とか無理だし。こういうこと私は一生やらないし、興味ないから」
結婚するまで、自分でボタンさえつけなかった私。説明をちゃんと聞かないし、細かい事が苦手。テキトーに見切り発車するので、どれだけ積んだか失敗の山。今思えば、ずいぶん遠回りして来た気がする。思い描いたように出来ない歯痒さ、何度もサジを投げては周りにおだてられて、性懲りもなくまた手を出す。これが終わったら一切やめよう。そう思いつつ、またいつの間にか 何かを始めてしまってる。
★ 何でもいきなり縫う
柔らかい着心地で、クタクタな穴あきパーカー。捨てなきゃと思いつつ
「いや、あとちょっと!」
って、また着てる。余ってる刺繍糸で、あちこちの穴をかがって
「とりあえず ヨシ!」
でも次から次へと穴がまた空く…諦めが悪い、ボロ道は険しい。
★ 負けるな外反母趾
高い靴は もう買わない。買う時「どうアレンジする?(軽さは重要)」
ピノキオのゼペット爺さんと自分が重なる瞬間、あります(笑)
「伸縮素材パーツ」は便利。なるべく気分が上がるように 黒だけど派手めにキラキラ、自分でカスタマイズ。
★ 着物用ミニバッグ
姪の結婚式に娘2人が揃って振袖を着て出席する事になり、バッグが1つ足りない。
「これは、任せて」
スマホと財布が入る大きさで、金色の生地も探すとあるもんで、30cm購入。キラキラミニバッグ。
★ 折紙の未来
友人が卒業式で生徒から貰った、折紙で作った花束。こんなのあった?私達の時代には無かった。不器用な私は苦手ですが、誰かに教えてもらって1つづつ折る、気持ちが伝わる。私がこんなの卒業式に貰ったら、涙腺崩壊もうぐしゃぐしゃになるわ。
★ ひらめきはヒント
雑誌や本をパラパラ見てる時も
「あ、これだ☆」
トキメキアンテナに引っかかったものは、忘れないように写真でメモ。スマホって便利。
「ん?いいな」
「自分じゃ思いつかない」
引っかかりって大切。その都度、友人に「見て見て」添付してる。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
で、ちょっと作ってみた。木綿レースは意外に高いので、ちょっと分量はギリギリだったけど。
★ 楽チンに上げ上げ
新宿オカダヤの特殊生地売場は、お宝発見スポット。高い生地も10cm単位で買えるので、楽しめます。
★ 超軽な生地
空気みたいに軽い新素材の生地。
「ちょっとこれ、縫ってみたい」
夏用の夫のホームパンツ。シワにならないのに麻みたいなサラッとした手触り。見ただけじゃ、いつもの安い生地と変わらないのがシャクだわ。
★ ストック過剰気味
物欲が少なくて、何でも捨てがちな私が、何故かつい躊躇してしまう。
「ん待って、ちょっと使えるかも」
使い古しの衣類の生地だ。カットして掃除や古油の後始末にも使うのですが(家族分あるので)追いつかないほど増えてしまう。で、自分への言い訳からか、過剰ストックを減らす作戦をいつもいつも考えてる。
◎ 弁当袋
出番が多くて簡単なので、つい。
◎ 貴重品袋
銀行口座を閉じるのに(私にとっては)多額な現金を持ち帰るためのポシェット。ええ、首からかけて衣類下に隠しますとも。初めて海外旅行に行った時を思い出すな(笑)
ま、気は心。老父にも貸しました。
◎ キッチン布巾
ワッフル地をポップにリメイク。
★ ユルカワが好き
自宅がアトリエの夫は、私の作るモノが大好き。特に裁縫系は自分で全くしないので気になるらしく、ちょくちょく覗きに来る。
「え、なに?何 作ってるの?」
「めっちゃゆるディズニーに 挑むの」
「え?へぇ〜(╹◡╹)」
同業友達夫婦なので、今も話題は尽きないし飽きない。夫は基本、自分の仕事を私に褒めてもらいたい。長く仕事をしていると、気づけばもう誰からも意見されなくなっている。何も言われない不安は、フリーランスのメンタルをかなり弱らせるらしい。
夫の仕事に日頃 関心を示さない代わりに、私の感想はド直球。先週もこんなやりとりが。
夫「どう?」
私「ふーん、どんな時でも守りに入りたがるね〜悪い癖だ」
夫「やっぱり?俺もそう思ってた」
こんなのが日常の夫婦って、どうなんだろ。あはは。
◎ ミッキーもどき
古布のリサイクルで、初のぬいぐるみはアンティーク風
◎ 人の良さそうなバージョン
◎ テディベアは難しかった
◎ フェルトのネズミ
◎ SNOOPY
★ 初・水回りDIY
私はホームセンターが大好き。去年末、とうとう重い腰を上げ(夫は嫌がってた)初のDIY、頑張りました。水回りのキャビネット扉の剥がれがひどくベロベロ状態。
数年前、マンションのメンテナンス相談会で聞いてみたら
「1m✖️1mで ¥50000です」
サラッと言われ、貧乏ビックリ。
私「えーっ、そんなの絶対無理!」
夫「だからこのままで良いよ。誰も家に上げなきゃ わかんないよ」
そして放置されたままに。
最近のシール式の壁紙って優秀。特に道具も不要、剥がして張るだけ。で、仕上がりのまぁ綺麗な事。私ったら長い間 何をあんなに悩んでたんだろ?
多分キッチンと洗面所の下扉と引き出しで、トータル¥15000以内。
「また剥がれたら、張れば良い」
という安心感も得られて、大きな収穫。皆さん是非やってみて。
★ 友人の息子の蕎麦デビュー
大学時代の友人から
「息子は修行期間が明けて、蕎麦打ち出来るようになったの。よかったら行ってみて」
「行く!行く!」
口ばっかりで半年を過ぎ、呆れられそ。連絡なしに繁忙時を外して行くので「会えないかも?」と思いながら置き土産用クッキーを手に、近所の友人と いざ店へ。運良く本人が蕎麦打ちブースにいて、何だかドキドキ。蕎麦を運んで来た女性に
「〇〇君に、これを」
クッキーを渡すと、爽やか息子と給仕さん達がテーブル脇の隙間にギュッと集まり、賑わう店内で(恐縮です)お礼と記念写真パチリ。
「まぁ本当にぃ、〇〇君のお母さんのお友達ですか」
「はい。大学時代の同級生です」
息子のいない私は、照れくさいような嬉しいような。目の前の蕎麦も 彼の成長の特別な賜に思えた。一緒に行った友人も「美味しい!柿、やったぁ」喜んでた。帰宅してみんなに話すと、私の元同級生の初々しい息子(友人似)の蕎麦デビューに
「えっ、行きたかった」
「食べたかったのに」
マジで?あらぁ〜。でも何だろ、友人の息子の頑張る姿、色んな道のり、なんかめっちゃ嬉しかった。
★ 友人のハンドメイド
「ジャーン、こんなん作った」
「えーすごいすごい」
めげないように 励まし合う仲間。
おとなしそうだけど、軽やかにスタートを切るチャレンジャー。
私と違うのは ①説明をちゃんと読む ②縫い方がめちゃ丁寧 ③いつも楽しげ
「ちょっとしつけに失敗した」
という彼女の愛犬(チワワ)
「ミシンをしてても、背後からいつも狙ってるから(超俊敏ゲット)何にも床に落とせないのよ」
有り余るパワーのマルちゃんは9歳「もう結構おじさんですけど?」
ま〜だ落ち着かないみたい(笑)
★ 白鳥の母子
フェルトに下書きも無しに ふんわりスタート。母スワンの目と、チビスワンの口は「ん〜やっぱり違う?」解いてやり直した。最後の中スワンは直しなし。徐々にコツって掴むのかな。
★ 有田焼の絵付け
「いくらなんでも遅過ぎない?」
「もう来ないな」
諦めた頃に(2か月半以上)届きましたよ。もうビックリ。
「2度焼きしました」と説明書き。
描いた絵皿が60%の大きさになってる?で、絵に濃淡がついてる(笑)
夫のは非公開(身バレ)ですが、私のはコレです。旅は思い出、家族で思いっきり使おう。
「えー、私も描きたいな」
娘達も絵が大好き。私達の皿を羨ましそうに眺めてました。
オリジナルは良い。工夫は楽し。
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