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ファントークンってなんだろう〜新しい形でのチームの応援の仕方について〜

最近、特に海外スポーツの文脈で「ファントークン」と言う言葉を聞きます。例えば、バルセロナやパリサンジェルマンなどの世界的ビッククラブも発行しているものになります。

日本でも湘南ベルマーレやアビスパ福岡のようなJ1に所属するチームも取り組み始めており、少しずつ浸透してきているなという印象を受けます。しかし、その実態は今ひとつ掴めません。

少しだけ話を聞いている限りファントークンとはクラブや選手個人が発行している株や暗号通貨のようなものなのかなと言うイメージです。クラブ、選手を応援しながら、ちょっとした貯金をすることができると思うとなかなか面白い取り組みだなと感じます。自分が実際に買いたいと言う気持ちもあるので、色々と調べたことをまとめていきます。

そもそもファントークンとは何か

まずそもそもトークンとは何かというと、仮想通貨の一種であるといえます。正確には、仮想通貨とトークンでは独自のブロックチェーンを使っているか否かで異なるようですが、そこは大筋には関係ないかと思うので割愛します。もちろん値段の上下もあるので、投資目的で購入されることも多くあるそうです。

ではファントークンとはなんなのでしょうか?日本で一番有名なファントークンの発行会社であろうFinanceでは、ファントークンのことを「ブロックチェーンを利用した新世代クラウドファンディング2.0」と表現しています。つまり仮想通貨とクラウドファンディングの掛け合わせをしたものがファントークンであるということができます。

仮想通貨との違い、クラウドファンディングとの違い

では、仮想通貨やクラウドファンディングとファントークンは何が異なるのでしょうか。それぞれ確認していきたいと思います。

1.仮想通貨との違い

仮想通貨とファントークンの大きな違いとしては、単なる投資目的に止まらないということです。クラブが行っているイベントに優先的に参加することができたり、限定グッズを購入する権利を得ることができたり、色々な投票やチャットに参加することができたり。そのチームのファンが喜ぶことのできるコンテンツを受け取ることができ、値段の上下だけでない価値を感じることができるのではないでしょうか。

2.クラウドファンディングとの違い

クラウドファンディングとの違いは、継続性と利益性の2点が上げられます。①継続性:クラウドファンディングが一度の繋がりで終わってしまうものに対して、ファントークンは持ち続けている限り継続的にクラブと関わることができるという点②利益性:トークンは先述したように値段の上下があるので長期保有する中で値段が上がる可能性もあるということです。もちろん下がる可能性もあるので、ご注意ください。

まとめ

わかりやすくいうと、ファントークンとは仮想通貨+ファンクラブの会員権をまとめて手に入れることができるものということができます。現実的にいうと、日本のクラブ、選手のトークンの金額は大きく上がっているということはあまりないようです。しかし、一つの応援の形として長期保有することでファンクラブとしての要素と組み合わせて考えていくと利益を得ることもできるのではないかと思います。

個人的な現時点での感想としては、自分の好きなチーム、選手がこの取り組みをやっているのであれば購入をしてみても良いのかなというところです。とりあえず少額の購入をしてみて、さらに感想を加えることがあればまた記事にしてみたいと思います。


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