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自力での付郵便送達①

皆様こんにちは!
支払督促で一番困るポイントの付郵便送達に入って行こうと思います!
付郵便送達は前にも説明しましたが、債務者が督促を受取拒否、再配達依頼しない事により、仮執行宣言付支払督促にステップアップできない場合に使うヤバい送達方法となります。
相手が受け取らなくても、本当に気が付かなかったとしても、送達されたと見做される送達方法です。
私自身は、2回支払督促を申し立てましたが、両方ともに付郵便送達となりました😂
素直に受け取ってくれる人は稀なのかな…
しかし、いきなり付郵便送達をする事はできませんし、居住調査が証拠付きで必要になってきます。ここで探偵を使う場合は、20万とか言われてしまいます😂 張り込んで聞き込みとか必要なのでしょうがないですよね😓 
自力調査方法はそのうち書く予定です。(オートロック物件とかも自力でやった経験あります 笑)
後は付郵便を行う前に、要件があります。

①同じ住所宛てに2回送達したが、送達されなかったこと
②休日指定送達をしているが、送達されなかったこと
③職場宛てに送達したが、送達されなかったこと

以上となります。
③に関しては不要の場合もありそうですが、職場が知れている場合は行う感じです。

支払督促申立の際に、送達結果の報告が貰えるように、葉書を出していると思いますが、その内容に従って『再送達上申書』を出せば大丈夫です。

実際の葉書です↓

これは私に届いたものですが、
『支払督促正本が不在で届かなかった』
と書いてありますね🥹
次回送達に、
『休日指定送達』と『就業場所送達』
に丸があるので、こちらで再送達を依頼する形です。
→2つ丸がされていますが、一度に再送達の申請ができるのは一カ所です。

また、葉書の届く前に、
『支払督促発付通知』なるものが届きますが、これは送達できた事を知らせる書面でない事に注意してください。たぶん申立書類が受理された事を知らせる書面だと思ってれば良いかと。
→結果は葉書でのみ通知されます!
こんなの↓

それでは『再送達上申書』の書き方です!
まずは見本です↓

探すのが面倒だったので、実際に申請した物を加工しました 笑
まず左上に届いた『支払督促発付通知』に載っている事件番号を書きます。
その横に捨印マークがあるので、支払督促を申請した時と同じ印鑑を押してください。

次に、債権者、債務者を左に記入して、書いた日付を記入します。そして管轄裁判所を記入、
債権者、代表者に自分の名前と印鑑を押します。

後は頭書事件〜は該当する再送達依頼の物にチェックを入れて、理由も同じくチェックを入れます。
→理由が一覧に無く、記入する場合は文末が『〜されたく』で、終わるようにして下さい。
『債務者本人が経営している法人営業所へ送達されたく』上申します。
みたいな感じですね!
『記』の少し下の点線に、就業場所なら住所を正しく記入して下さい。
法務局に行けば謄本が取れますので、取っておく方が便利かもしれません。

そして郵便切手の金額にチェックを入れて、記載の切手と葉書を持って申請するだけです。

これで届けば(相手が受け取れば)付郵便送達は必要ありませんが、一度届かなかった場合には受けとらない確率が高そうです😂😂

ではまた!

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