しあわせなんだとおもう

気がつけばもう2021年の半分が終わっていた。
26歳の私もあとすこしで過去になる。
年齢を重ねることに対して抵抗感がないということは、つまるところ私は現時点で幸せであると思う。

年齢だけでなく、1年前と比較して変化したものがいくつかある。
環境、職場、体型(これは悪い意味)、FP3級を取得。。。そして結婚し、名字が変わった。

結婚をしたら、精神的に安定する日が増した。ちょっとやそっとのことで泣かなくなったし(GW付近はわりと泣いてたけど)、よくご飯を食べるようになった。そのせいで、体型はまあるくなった。
結婚式に向けてシェイプアップしなきゃいけないのに、なんとかなるかなの精神が邪魔をする。
満員電車に揺られて帰ると、運動する気がゼロどころかマイナスになるので、はやくリモートワークか満員電車が絶滅してほしい。
なにはともあれそれはすみっこにおいといて。

ふと、2年前くらいのことを思い出す。
職場の環境がまるっきり変化してしまい、毎日憂鬱で胃が痛かった時のこと。我慢をすればするほど、涙が溢れてきてしまったこと。いまも思い出すと、喉がきゅっと締め付けられ、じんわりと悲しさが溢れ出す。
あのときああ言い返せば、自分の思いをつたえていれば、もしかしたら、こんな辛くはならなかったのかもしれない。なんの原因もわからないけれど歯茎から血が出てくる、そういった体の不調がでる前に、決断できたかもしれない。
そんなの後の祭りでしかないけれど、言い返せなかったのはわりかしくやしい。

そういった思いをすっと抱きとめてくれたからこそ、いま私は彼と一緒に笑って泣いてたまには喧嘩して、寄り添い続けていこうと思った。

彼がいなければ私が私でなくなり、私がいなければ彼は彼でなくなる。そんな関係のもと、結婚した。
似てるけどどこか違って、それでも200年先もずっと一緒にいたいと思える。
ロマンチックな出会いでもないし、他所からみればいつか破綻すると思われるのかもしれない。

それでも私は、しあわせなんだ。

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