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Jサポフリーペーパーサミットin甲府に参加して

まずはこちらの記事をお読みください。
たくさんの方々の協力で出来上がった、とっても大切な記事です!

X(旧Twitter)にて、#Jサポフリペサミット で検索いただくと、当日の様子や関連する情報をご覧になれます。

参加への経緯

Jサポフリーペーパーサミットin甲府への参加について、SC相模原おもてなし隊さんから声をかけていただいたのは、昨年2023年の10月ごろでした。『おもてなし活動』をしているいくつかのクラブがX(Twitter)上で招集され、
「フリーペーパーの発行はしていないけれども、『アウェイサポーターへのおもてなし』という特徴的な活動をしているなら、展示スペースでその紹介をしてみてはどうか?」というお誘いをいただきました。

はじめての編集活動

その誘いを受け、『いわきFCウェルカムボード部通信』の編集がはじまりました。
部員全員に協力をあおぎ、今回は私が取りまとめをしましたが、その過程で何度も思ったことがあります。
「ひとさまにわかりやすい指示を出すこと・お願いすることって大変なんだな」
編集中は何度も自分の不器用さに向き合うはめになりました。すべてにおいて、指示を受ける立場であった方が恵まれていたんだな、と思いました。
でも、部員のみなさんや、取材に協力してくださった方々、読者の方々から直接、感謝の言葉やお褒めの言葉をいただけたのが、何よりも嬉しかったです。この活動をやり遂げることができてよかったと思います。

作業を終えての感想は、3枚目の『編集後記』に記したことがすべてです。いわきの魅力を外部に発信しようと思ってはじめたことでしたが、いわきの魅力や人のあたたかさを教えていただいたのは、私の方でした。きっとこれからも、そんなことの繰り返しになるのだと思います。私はもっといわきや福島の良さを知りたい、できることなら発信もしていければ、と思うきっかけになりました。

なお、編集作業で一番大変だったことは、内容の選別や文章の組み立てよりも、それぞれの記事の配置の仕方でした。見出しの置き方、画像の位置、それらに気を取られているうちに文字が規定の枠からはみ出してしまうし……。
一連の作業を、フリーペーパーの編集者さんたちは、毎号やっているのかと思うと、尊敬の気持ちしかありません。

サミット当日

甲府は私の住む東京からそう遠くない街ですので、サミット当日は私も現地に行くことにしました。
私は、おもてなし活動についての掲示の説明員を担当することになりました。

この日は数日前から大雪の予報が出ていました。
後で知ったことですが、前日には『テレビ山梨』さんが、当サミットをおすすめイベント情報として取り上げていたそうです。テレビで紹介されるくらい、色んな人の色んな思いが詰まった大事なイベントです。雪のせいで台無しになったらどうしよう、と不安な気持ちでいっぱいでした。

さて、当日は雨が降っていたものの、さいわい積雪や路面の凍結はなく、夫の運転により無事に会場の『やまなしプラザ』までたどり着くことができました。とても綺麗な建物でした。

開場時間が近づくと、数名お客様の姿が見えはじめました。この時はまだ雨が降っていました。お足元の悪い中、ありがたいことです。
そして、あっという間に会場が賑やかになっていきました。たくさんのお客様が展示を見てくださり、早くも胸がいっぱいになりました。(私なりにがんばったつもりですが、説明員の役割はちゃんと果たせなかったかもしれません……。)

開場からいくらも経たないうちに、テレビ局や新聞社と思われる方々が立派なカメラを持っていらっしゃいました。私は写真に映るのが苦手なので挙動不審になってしまいましたが、同時にすごいイベントなんだな、と改めて感じました。
この時の写真や映像は、テレビ山梨さんの番組、Yahooニュース、甲府経済新聞さんなどで取り上げられました。

サミットの流れ

セッション1では、本サミットの発表や展示についての説明がありました。

セッション2では、『甲府サポ フリペの未来』というテーマで、甲府のフリーペーパー『バス小瀬新聞』の編集者の方々のお話を聞きました。

セッション3では、『統計学からみたアウェイツーリズム』という研究について、柏レイソルのサポーターである学生さんの発表を聞き、それについての討論が行われました。
どうすれば、試合日にスタジアム外の街の経済効果が高まるのか?あれこれ想像するのは簡単なことですが、数字や条件を突き詰めて見てみると意外と簡単な問題じゃなかったりしました。
興味深い研究をしてくださった学生さんに感謝するとともに、彼女の今後のご多幸を願っています。

外も暗くなってきた頃、サミットの終盤には、X(旧Twitter)から「#Jサポホームタウン自慢」のポストを拾い、目からウロコのご当地自慢を共有しました。
そして、ご当地名物を景品としたじゃんけん大会が行われ、私も参加しました。(後述)

勉強になったこと

何か行動を起こしたとき、必ず批判が発生するということ。
それは、どんな事物にでも付き物のようです。多くの方が口をそろえておっしゃっていました。悲しいですね。
注意しなければいけないのは、ただの誹謗中傷の中に、無視しない方がいい声も混ざっている場合があるということ。ある編集者さんは、広い心でその声を取り込み、より良い活動に発展させることができたそうです。
人を傷つける声に耳を傾ける勇気は、私にはないかもしれません。継続は力に、ときに勇気にもなってくれるのでしょうか?

嬉しかったこと

取材に協力してくださった方のご親戚が、この展示を見るために会場まで足を運んでくださいました。大変ありがたかったです。該当する記事のことについてお話ししているときに、その方からこぼれた笑顔が印象に残っています。現在はいわきから離れて暮らされているとのこと。いつかハワスタでお会いできたらいいな、と思います。

また、私が個人的に呼んだ友人が来てくれたことが、とても嬉しかったです。彼女はあまりJリーグに興味がないのにも関わらず、です。彼女は聡明な人物なので、それぞれの伝え手たちの言わんとすることを丁寧に理解し、満足して帰って行ったように見えました。
私のために来てくれた。それは上辺だけの気持ちじゃできないこと。また彼女と会えるのが楽しみです。

そして、イベントを通じて、(私が勝手に)友人と思える人が増えたこと。今度はいつ会えるのかな、またゆっくり話がしたいな、と、このnoteを書きながら待ち遠しい気持ちになります。
同じクラブのサポーター同士で仲良くしているうちはそれほど感じないことですが、広く『Jリーグ』を通じて知り合った仲間って、居住地間の距離が残酷だったりします(汗)日本全国、北海道から沖縄まで散らばってますから。
でも、好きなクラブを応援している限り、またどこかの試合で会えるはずです。

そして、もうひとつ。イベント終盤のじゃんけん大会で勝ち残り、神戸の製菓会社さんのお菓子をいただいたこと。この手の運に左右されるゲームで勝ったことがまるで無いので、小躍りするほど嬉しかったです。(その反面、今年の運を使い果たしてしまったのではないかと不安になりました。)
そして帰っていただいてみたらびっくり。驚くくらいおいしいお菓子でした。あまりにおいしかったのでメーカーさんのおすすめ商品のリンクを貼っておきます。
※なお、札幌サポーターとしては石屋製菓もご贔屓にお願いします。


すごい!と思ったこと

毎号欠かすことなくフリーペーパーを発行し続ける『バス小瀬新聞』さんの人並み外れたエネルギーについては言うまでもないことですが、このようなイベントを催す際に、居るべき人々が揃っていることが、私にとっては驚きでした。
編集に携わる方々をはじめ、山梨で活動されているアナウンサーさん。(イベントの司会を務められました。) この日のために数え切れないほどのイラストを描いた別クラブのサポーターのイラストレーターさん、山梨の報道関係者の方々、機材調整が得意な方々などなど……。そして、遠方からも足を運んでくださったたくさんのお客様。
「一丸になる」というのは、こういうことなのだな、そう思える良いイベントでした。
この場を借りて、関係者の方々に感謝申し上げます。

おわりに

来年のフリーペーパーサミットの開催はあるのか?あればまた私は参加するのか?未来のことはまだわかりませんが、今回のサミットがかけがえのない思い出になったことは確かです。
(いただいたフリーペーパーや冊子が多すぎて、まだ少しずつ読んでいる状態です。私だけサミット続行中。)
今回の開催地となった甲府の関係者のみなさまにおかれましては、大変お疲れ様でした。私には知り得ないご苦労も多かったことと思います。おかげさまで、とても素敵な時間を過ごせました。
そして、今後の活動の益々のご活躍を願っております。

おまけ

Jリーグサポーターが集まる系のイベントに参加するといつも思うことなのですが、みなさん手際が良く、撤収がすごく早いです。いったいどこで練習しているのですか?

帰り道にいただいた、ほうとう。
おいしかった😋

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