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いわきFC2023年前半・わたしの記録と記憶


はじめに


 この記事は、筆者・ぽんぽ子のいわきFCに関する活動記録をまとめたものです。
 選手や試合に関する記録・分析などについては、いわきFC公式noteや有志のサポーターのnoteでご覧いただけます。

ウェルカムボードの活動について

 筆者は『いわきFCウェルカムボード部』として、いわきグリーンフィールドに足を運んでくださったアウェイサポーターをお迎えするための掲示物を製作しています。
 活動をはじめた経緯や、去年の実績は、こちらの記事をご覧ください。


いわきウェルカムコレクション2023前半

 J2リーグ開幕から早いもので、前半のカードが終了しました。みなさまにとってどんなシーズン前半だったでしょうか。いわきFCは、はじめてのJ2の荒波に揉まれ、監督の交代という大きな動きもありました。多くのサポーターにとって苦しい時期なのではないでしょうか。それでも私は、選手やマスコット、フロントの皆さま、もちろんサポーターの皆さまから、いつもたくさんの元気をもらっています。私なりの方法で、少しでもそれに報いることができたらいいな、と思っています。
 さて、イラストなどをシーズン終了後にまとめると、内容も編集の労力もいっぱいいっぱいになってしまいそうなので、今年は前後半に分けることにしました。
 本記事でみなさまに特にご注目いただきたいのは、私の圧倒的なスタジアムの不在率です。(全く誇れません!)都内在住の為、また札幌のサポーターも兼ねている為、なかなかいわきまでは足を運べないのが現状です。そこで、ほかの部員さんのご厚意で、掲出・撤収をお願いしています。ですので以下の絵は、私だけの絵ではありません。このことをお含みおきの上でお読みいただければ嬉しいです。(日付・相手・不在の場合『不在』の順に表記しています。)
 また、Twitterにて、『#いわきFCウェルカムボード部』で検索いただき、ほかの部員の力作もぜひご覧なってくださいね。私からのお願いです!


※画像の下に長い説明がありますが、ほぼ筆者の覚え書きなので真面目に読む必要はありません。どうぞ絵だけでも見ていってください。

(2/18・藤枝)
2023シーズン初のウェルカムボード。共にJ2リーグを駆け出した両チームをイメージした。デジタル絵をはじめたばかりで、イラストに詳しいフォロワーさんに質問しながら描き進めた。
掲示しているときに、藤枝サポーターのご婦人に「後ろ姿がいいわね」とお褒めの言葉をいただいた。この絵は、ご婦人の言葉とともにある宝物。
(3/5・山口)
ひまわりの花を散りばめた。部分的なコピー&ペーストや変形・移動の便利さをよくよく学んだ。押してへこむレノ丸のたてがみを表現したかった。
この日のグリーンフィールドはとても寒かったのを憶えている。


(3/19・徳島・不在)
倒立をするヴォルタくんと、ポンポンを持って応援するティスちゃんとハーマー&ドリー。ティスちゃんを描いていて思ったことは、「やっぱり私は、女の子を描くのが好きなんだ!」ということ。
デジタルの絵に慣れていない時期で、単純に描く人数が多いこともあり、作業に10時間かかった。慣れるまでが一番大変。


(3/26・町田・不在)
カワセミは私の近所でごくたまに見かける。書いたとおりに、その時はしあわせの予感にあふれる。その気持ちを、ゼルビーとハーマー&ドリーで表現したかった。絵を見た人が、優しそうなゼルビーと、興味津々なハーマー&ドリーの様子に気付いてもらえれば、私は百点満点。
なお試合当日は土砂降りの雨だった。その状況でスタジアムまで足を運んでくださった方々には感謝しかない。


フォロワーさん提供。大粒の雨に濡れたウェルカムボード。この雨の中、掲出・撤収を代行していただきありがとうございました


(4/8・大分・不在)
童話『浦島太郎』で、太郎を竜宮城に導くカメをニータンに見立てて描いた。『常磐もの』である魚や、いわきを象徴するハイビスカスやフタバスズキリュウ(ドリーの両親?)を描き入れ、楽しそうな海の中を表現したかった。大分サポーターのフォロワーさんいわく、「水中ニータンは公式でもファンアートでも初かもしれない」。竜宮城は画力と時間がなくて無理だった!


(4/16・群馬)
別の絵でクレヨンの線で輪郭を描くことを覚え、本作に適用。なぜか作業時間が短縮できることに気づく。
対戦相手である群馬の草津温泉と、いわきの湯本温泉をイメージし、のんびり入浴する3人を描いた。ハーマーもたまにはお風呂でゆっくり。
他にもほぼ同じ構図の絵を描いていた部員がいて驚いた(笑)
なお、現地でサポーターの方に教えていただいたことだが、湯友のキバは片側一本だけだそう。間違っちゃった。ごめんね。

↓ 部員のひとりのかなざわUさんのイラスト。とても可愛らしいですね。
そして以心伝心の奇跡を見ました(笑)



(4/29・長崎・不在)
『ヴィヴィくんチャント』に合わせてぴょんぴょんするふたり(3人)をイメージ。 跳躍の表現が難しかった。心なしか、現時点のウェルカムボードで一番バランスよくできたと思う。私がヴィヴィくんに会ったことがあるからだろうか。
昨年、渋谷に来てくれたヴィヴィくん


(5/14・秋田・不在)
ブラウゴンもドリーもキバが生えているという共通点から。歯みがき促進のポスターみたいになったら面白いなと思った。 今作ではじめて、背景を画用紙調に変えられる機能を知り驚く。今後も活用しようと強く思った。
(5/17・大宮・不在)
いわきまで来てなぜドレス姿のミーヤ様を見ることになるのか?客観的に考えると不可解かもしれないが、一定の需要があるものと確信している。 フリルの裾にバラの花。描いていて本当に楽しかった。ミーヤ様のお気に召すかしら?


(6/3・熊本・不在)
実は筆者、馬が大好き。ロアッソくんやハーマー&ドリーより先に背景の馬たちを描いたほど。(タイムラプス参照。)
昔取った杵柄。背景には、歴代の名馬たちを走らせた。馬の名前、わかるかな?


↓タイムラプス動画。※音が出ます。


(6/18・千葉・不在)
どちらも臨海のホームタウンとして、夏も近づいていたので砂浜で楽しむマスコットたちを描いた。水着がジェフさんらしいデザインにできたのではないだろうか。


アウェイ試合に際して公開したイラスト

 筆者の好きでアウェイ試合の前にも絵を描き、Twitterにアップしています。こちらはウェルカムボード部の活動と直接の関係はありませんが、毎回多くの反響をいただいています。ありがとうございます。

(2/26・水戸・不在)
アウェイ水戸戦の際、「どっちも龍だ!」ということで、リアルになったホーリーくんとハーマ―を描いた。かわいくない。「こんな画風もいけるよ」、という証明になればいいと思う。
2-2のドローとなった、通称『常磐線ダービー』。後半の再戦が待ち遠しい。
(3/12・仙台・不在)
東日本大震災の日の翌日の東北マッチということで、多くの反応があった。
「ほんの2年前まではJリーグにいなかったチームと戦えることが感慨深い」、といった声がきかれた。
結果は0-1でいわきが2023シーズン初勝利。大事な一戦となった。
(4/2・岡山・不在)
キジであるファジ丸に、きび団子ではなくたこ焼きを手渡そうとするドリー。果たして彼を家来にすることは成功したのだろうか?そして、絵を見た人はこの状況を理解できたのだろうか?


(4/12・金沢・不在)
平日ナイターだった。身長比較のつもりで描いた。一番右は札幌から金沢へレンタル移籍してる身長2mのGK中野選手。印象は本当にこのくらい大きい。想定外だったが、本試合でスタメン出場。クリーンシートを記録。この日ばかりは札幌サポーターとして喜ばせてもらった。
(4/23・栃木・不在)
宇都宮名物であるギョウザ。その皮に包まれるマスコットたち。これらは焼いたらダメよ。茹でてもダメよ。揚げても…


(5/3・甲府)
筆者今年初のJ2アウェイ遠征。
「ダンスを踊るパンイチのヴァンくん」というバス小瀬さんからのリクエストで3月に描いた、バレエの練習をするヴァンくん。
その絵に同じようにパンイチでバレエの練習をするドリーを追加。バレエがメインなのかパンイチがメインなのかわからない状態に。それでも、ヴァンくんのカオスな感じが表現できたのではないだろうか。
甲府駅のスタジアム行きのバス乗り場にて、バス小瀬さんのご厚意でイラストを掲出していただいた。筆者撮影。
バス小瀬さんについては『はじめて取材を受けて』の見出しの記事をご覧ください
(5/7・清水・不在)
ハーマー&ドリーは、この記事にあるどれかの絵を複製し描き直した。(どれでしょう?)ゼロからは描いてないが、心はこもっているはず。
なお、試合結果が衝撃的すぎてイラストに関してのエピソードがあまり思い出せない。
(5/21・磐田・不在)
企業のヤマハさんをイメージして、音符になったジュビロくんとハーマー&ドリー。この手の製図の意味合いが強いイラストは、正確で均等に線を引くことが一番大変だと思った。
さて、彼らが表すのはある曲の最初の部分ですが、何でしょう?
(5/28・東京V)
たまご出身のリヴェルンとハーマー&ドリーの共通点を見出して。
パターン化された背景を追加することを習得した。
(6/7・徳島・不在)
天皇杯用に。
あれ?見覚えがある?
思い入れが強いので、ホームで掲出した絵をそのまま使った。
(6/11・山形・不在)
山形県の名物のさくらんぼになったディーオと、ハーマー&ドリー。互いに戦意の火花を散らす。後ろには大きなモンテスも。

はじめて取材を受けて

 5月のアウェイ甲府戦を控えたある日。ヴァンフォーレ甲府のホームゲームにてフリーペーパーの作成・配布をおこなっている『バス小瀬』さんが、いわきFCウェルカムボード部の活動に興味を持ってくださりました。部員数名がいくつかの質問にメッセージ上でお答えし、記事にしていただきました。
 私はこの活動内ではもちろん、ほかに個人的にも、取材など受けたこともしたこともなかったので、とても新鮮な経験でした。
 現地で、ウェルカムボードを前に言葉で褒めていただけること。写真を撮っていただけること。私たちの思いが、見てくださった方にとっての『かたち』になる瞬間は色々あります。私たちはこれを機に、文章というかたちで、現在の思いを記録に残せました。そしてそれを内部ではなく外部のクラブと共有できたことに、大きな意味があると思います。
 編集者の方と直接お会いすることはありませんでしたが、やりとりの中でとても優しい方だと感じました。バス小瀬さんにこの場を借りて御礼申し上げます。
 当該の新聞は、以下のリンクから『5月3日 いわきFC戦』を選択すると閲覧できます。いわき号以外も、どの記事も興味深く、バス小瀬さんの思いやりにあふれたものになっています。ぜひご覧ください。


熱中症への注意喚起


 ウェルカムボード部一同として熱中症への注意喚起ポスターを掲出していただいています。今年は気温が上がるのが早く、桜の開花は最速記録に並ぶほどだったといいます。初めて絵をTwitterにあげたのが3月のことでした。

暑さに苦しむハーマー
予防と対処法を簡潔にまとめた

個人的には、このポスターがあってもなくても、ひとりひとりが熱中症に気をつけ、自分や身近な人を守っていけたら一番良いと思います。
 シーズン後半は例年どおり、暑い中での試合になるでしょう。すべてのクラブのファン・サポーターの皆さまにお願いです。暑さや脱水には十分ご注意いただき、しっかり対策をお願いします!そして、くれぐれも無理をしないでくださいね。(ナイトゲームでも!)

おまけ。「ウェルカム」の反対?

 おまけの記事です。
 ウェルカムボード部を名乗りながら、私が来訪を拒否したある選手についての記事です。もしよろしければご覧ください。
※北海道コンサドーレ札幌関連の記事に変わります。
※記事の内容は2023年3月30日時点のものです。選手に関するデータが変動していますので、ご了承ください。


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