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美しい人ってなんだろう?

先日、職場の辞令式に参加しました。
毎回規模の大きい辞令式に若干引いてしまう自分がいるのですが、私がお給料をもらえているのはこの規模で経営をがんばってくれているからなのだと最近は思うようになりました。
上の立場の人には、また別の苦労があるのでしょう。

そこで、研修を受けさせていただき、人生のヒントをたくさんもらったので書き留めておこうと思います。

『自分の人生を演出する、感動プロデューサーになる』

人の人生には、
ピーク型感動と、共感型感動とがあるそうです。
ピーク型感動とは、ピークに上がってすぐに落ちる。
共感型感動とは、長く心に残るものです。

私たちは特に共感型感動を増やしていく必要があり、現代人はとても感動不足なんだそう。

そこで、どうすれば日常の中に自分の「感動」を感じるチャンスを増やしていけるのか。

それは、毎日を生きる中で、
「ドラマ思考」を身につけること。
自分の人生をドラマのように考え、自分の人生を演出するのです。

ドラマには必ずピンチの場面がありますよね。正直、主人公が最初から最後まで幸せだったらとても退屈なドラマです。
苦労をして、敵と戦って、挫折をするからこそルフィはみんなから愛されるのです!

ドラマの主人公になったつもりで自分の人生を振り返ると、
どん底にいた時のことも、全てがハッピーエンドへ向かうための盛り上がりでしかないと思えます。

嫌な奴がいたら、
「出たな、悪役」と心の中で呟くことで、
自分の置かれている状況を客観的に見ることができ、
負の感情に潰されずにすみます。

研修の内容とは異なりますが、
「全てのことは、生きている間の暇つぶしにすぎない」
と言っている人もいます。

私はこの言葉を思い浮かべると、
仕事も、人間関係も、恋愛も、遊びも、全部同じように自分の人生の暇つぶしなんだから、何もするのも私の自由なんだと考えることができます。

自分の好きなように、ドラマを演出して、ハッピーエンドを作り上げましょう。

研修の中で、
「あなたの素晴らしさを知っている第一人者は、あなたです」
というメッセージがありました。

自分のことを謙遜してしまいがちな私たちですが、
自分の素晴らしいところを知っているのは確かに自分自身。
たまには自分をたくさん褒めてあげて、甘やかしてあげることも大事ですね。

誰かのハッピーエンドの共演者になれる

自分と同じように、周りの人にもそれぞれ人生があり、ドラマがあります。
それぞれが自分自身のドラマを演出しているとしたら、私たちは必ず誰かのドラマの脇役になって出演しています。
人と出会うことは、奇跡的な確率だそうです。
具体的な数字は分かりませんが、確かに世界中の人と会うことなんて絶対無理なので、
今知り合えている人との出会いは奇跡だということです。

そう考えると、今までよりも目の前の人に対して誠実になれる気がします。

自分の人生を演出しながら、誰かのドラマの中でも記憶に残る共演者になれるよう、自分にできることを積み重ねていきたいなと思いました。

自分の標準装備、オプション装備

「人間は、もともと持っている力を使えば使うほど幸せになる」

もともと持っている力というのは、誰にも教えられていないのに自分にあるものです。
赤ちゃんの頃から身につけていること、とも言えますね。
笑うことだったり泣くこと、表現すること、好奇心、探究心、自分の中に自然と存在するもの。
大人になるにつれて自分の標準装備の価値を忘れていくことは自然なのかもしれません。

私も最近は新しい知識をつけるのにばかり目を向けて、自分の素質としての強みみたいなところには無関心だったかも。

でも私の意見としては、オプション装備にも良いところはあります。
新しいことを身につけて自分の自信になったり、自分を守る鎧になったり、標準装備だけでは不安になる私のような人にとってはオプション装備が必要だったりする。

ただし、装備だらけで重くならないように気をつけないと、
敵がきたときに動けなくてやられてしまいますね。。。

頭でっかちになりすぎないように、ほどほどにしようと思います。

ポジティブ脳の作り方

ポジティブな人って、どうしたらなれるんでしょう?

私も自分ではポジティブに物事を考える方だとは思いますが、
やはり落ち込むこともありますし、他人と比べてしまったり自分の不甲斐なさに毎日暗くなったりしている時もあります。

ポジティブな人は、「一緒にいて、心地いい人」
一緒にいて心地いい人とは、笑顔が多く、姿勢が良く、相手の目を見て優しい声のトーンで話を聞いてくれる。

自己否定をせず、被害者意識を持たず、自分は幸せになると信じる人。

何事にも好奇心を持って、面白がって、楽しそうに生き生きしている人。

確かに、そんな人がいたら、絶対ポジティブだし、一緒にいてとても心地良さそうです。

研修の中で印象に残っている言葉は、
「未来の自分にありがとうって言ってもらえるように頑張っています」
という講師の言葉でした。

他人でもなく、上司でもなく家族でもなく、自分自身がありがとうって言う自分かー。
と、迷った時の道標として妙に納得しました。

迷った時、未来の自分はありがとうって言ってくれるかな。と考えたら、その時の自分に素直な道を選べる気がします。

やっぱり心理的な勉強をしたり話を聞いたりして毎回思うことは、
まずは自分が幸せになることの大切さです。

幸せが溢れるほどいっぱいになって初めて周りに分けることができる。
それは物理的な贅沢でもなく金銭的なものでもなく、自分の考え方で増やすことのできる幸せ。感謝の気持ち。

幸せオーラいっぱいの講師からそれを実感しました。

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