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原因自分論で、良い意味で他人に期待しない生き方

原因自分論とは、何か問題があったときに、相手のせいにするのではなく自分に原因があると考えることです。
とは言っても自分が悪いと自己否定に走ることではなく、
諦めたり我慢することでもなく、
状況を客観的に認識し、根本的な原因について考えられるようになること。
また、相手を変えようとするのではなく自分の考え方や行動を変えることで解決していくこと。

人のせいにしても何も解決しないし、
気分が悪くなる一方です。

自分に原因があると考えられることで、
解決方法が簡単に考えられるのです。


なぜかというと、
相手を変えるのは難しいけど、
自分を変えるのは自分の意志でできるから。

保育の場面でも、
子どもがなかなかいうことを聞いてくれない。
という時に、
子供に対して「なんで話を聞いてくれないの!」と
イライラするのでは何も解決しませんよね。

原因自分論で考えると、
「もしかしたら言い方やタイミングが悪かったのかも」
「私は仕事で疲れていてイライラしているのかも」
と冷静に考えられると思います。

原因自分論で考えると自然とその後の解決策も見えてきます。
もし言い方が悪かったと感じたら、次は別の言い方で試してみる。
それでもダメならまた別の言い方。

もし自分が疲れていてイライラをぶつけてしまっているのなら、
まずは自分がリラックスできるように時間を作る。
などなど。
相手を変えようとして悶々とするよりも遥かに効率良くことが進むのではないでしょうか。

職場でもあるあるの、同僚や部下に対する不満、会社に対する不満など、
いつものように愚痴を言い合っている人がいますよね。

そのような人たちは大抵、原因他人論で生きています。


でもそれでは何も解決しません。
なぜなら他人を変えることはできないから。

だからと言って全てを自分のせいにして諦める、ということでもありません。

自分のできることを明確にしてそれを実行する。
それでもダメなら、他人の人生についてそれ以上考える必要はありません。

過剰に期待しすぎると相手に対してイライラしたり嫌悪感を持ったりしてしまいます。

良い意味で相手に期待しない。
もっとチルに生きようよ。ということです。笑

私は数年前から座右の銘を
「人に期待しない」
に決めましたが、
その考え方を持つことによって、生きるのが少し楽になりました。

確かに一緒にいれば他人にイライラすることはありますが、
全ての人が自分と同じ考えで生きているわけではありません。

仕事に不満がある、同僚、パートナーに不満がある、
そんな気持ちになった時は、
一度原因自分論を思い出して、
自分を変えて解決できることがないのか考えてみましょう。

自分の気持ちのラフさと行動力があれば案外簡単に解決できるかもしれません。

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