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不安とは、知らないことから来る側面。緊張する場面を乗り切るために私がしたこと。

先日、職場の発表会がありました。
私は自分達のクラスのピアノを担当することになっており、当日まで練習は続けていたものの、とても緊張する性格なので、間違えたらどうしようと不安ばかり募っていました。

しかし、やはり練習で何度か間違えてしまった時、
途中で止まらなければ大丈夫ということを確認したり、
とりあえず右手だけ引けば大丈夫。と自分に言い聞かせたり。

それでもやはり不安は取りきれず、
途中で鍵盤を見失ったらどうしよう、
いつもは読めている楽譜が途中でわからなくなったらどうしよう、
などと
悪い想像ばかり膨らんでしまいました。

しかしそこで、
何かの本で読んだことを思いました。

準備しておくことで不安を取り去る、的なことだったと思います。

どんなに天才に見えても、みんな陰で努力をしているし準備をしている。
だからこそここぞというときに完璧にこなせるのです。

それを思い出し、
どうしようどうしようと悩む前に
できる準備は全てすれば良いと気持ちを切り替えました。

いつもは楽譜をそのまま見て演奏しますが、
念のため全てにドレミをふっておきました。

お辞儀の時のピアノの音は鍵盤を覚えていつも弾いていますが、
緊張でどこを弾くか忘れてしまった時のために
楽譜を書いてメモで貼りました。

きらきら星やチューリップなど、
いつもは何も見ずに音符を覚えて弾いていましたが、
楽譜をいつでも見られるように準備しました。

一番難関の合唱曲は、
間違えやすいところを自分で確認して、
特にその部分の音符を意識しながら練習するようにし、
ドレミを全部書いておきました。

もちろん準備したからと言ってうまくいく保証はありませんが、
準備したことによって
自分の気持ちが少しだけ安定しました。

もしこうなったら、、、とか考えて悶々としているなら、
こうなったらこうしよう!と少しでも解決策を考えて準備することが
こんなに自分の不安を取り除いてくれるんだなと感じました。

「問題は大きいが、解決策は小さい」

本当にその通りだと思います。

自分が大変なことだと思って不安になっていること、
悩み、失敗、欠点、
どんどん大きく膨らんで、飲み込まれそうになるけれど、

案外解決策を考え出したら、
シンプルなものかもしれません。


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