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課題特定の正しいアプローチ

こんにちは。製薬会社でマーケティングをしているぽんのすけです。
私は国内MBAを修了し、TOEIC800取得、英語でグローバルビジネスとステージを変えてきました。その結果、年収は1500万まで到達しました。日々コンフォートゾーンを飛び出し行動を起こし続けることが今の人生を作り上げていることは間違いないです。

今日は、そんな私がマーケティングで積み上げてきた全てを解説します。

まず初めに、MBAという外側には意味はなく、本質的な課題解決能力こそ真の価値であります。彼らお得意のフレームワークを多用するそれとは全く持って別物です。

今回のテーマである「論理的思考」は仕事をしている人/していない人に関わらず全ての人において極めて重要になると考えています。論理的思考と言うと少し難しく感じますが、要は的を得たことを言ってるかどうか。それだけです。
時折皆さんも「この人の言ってることの意味がわからない」などと頭の中が???な状態になった経験をお持ちだと思います。それです。
その1番の要因は課題と解決策があっていないことに起因します。もう少し言うと、「課題の特定」が間違っていることがほとんどです。もしそのような印象を与えてしまうのが大事な仕事のシーンだったらどうでしょうか。それはすなわち「無能」だと認定されてしまうことを意味します。だからこそ特に仕事する人には論理的思考の第一歩として「課題の特定」を身につけてほしいと思います。これを身につけることでプレゼンは元より日々の考え方、会話の1つ1つが劇的に改善します。その結果、社内の人間から「有能」として扱いを受けることでしょう。なぜそのようなことが言えるのか。

簡単です。

世の中の95%ができていないからです。おそらく多くの会社で起こっていることとして、論理的思考ができていないもの同士で社内会議をして長々と時間を消費しています。そこに稲妻を走らせるかごとく正しい意見を述べることができたら周りの納得も、その後の信頼も獲得できることは容易に想像できると思います。

皆さんにもイメージしてもらうために一般的な事例を用いて解説したいと思います。少子化問題です。現在は少子化問題解決の一手として「子供手当」のような子育て支援を盛んにしています。果たしてこれは本当に正しい施策でしょうか。答えはまだわかりませんが、もしかしたら違うのかもしれないと思える事実があります。これだけ日本で少子化が進んでいますが、「結婚した世帯に対する出生率」は遥か昔から実は減少していません。すなわち“結婚”まで辿り着けば支援の有無に関わらず今まで通り子供を作っているのです。ではなぜ少子化が進んでいるのか?勘が良い人はもうお気づきだと思いますが、“結婚”自体の数が大幅に減少している事実があります。すなわち「少子化問題=結婚したカップルx結婚カップルの出生」とするならば明らかに前者に問題があるのです。もちろん深掘りすると出会いの場や年収問題など結婚まで辿り着けない社会的事情が複雑に絡んでいることは理解いたしますが、課題特定の第一歩としては“結婚”まで辿り着くことを後押しする施策が真の少子化問題の課題であることに気づくことができます。いかがでしょうか。
もしあなたが仕事プレゼンで大きく「少子化問題」とするのは誤った課題特定となり意味のない会議、信頼を落とすプレゼンになる危険性を孕んでいます。「少子化問題→結婚数減少」とすることだけでも少し課題がクリアになっていることがお分かりいただけましたでしょうか。課題特定はそれだけクリティカルでありながら、ほとんどの人が身につけていないのであっという間に周りを置き去りにして上位5%まで上り詰めることができます。事実私はこれを1つの武器としてキャリアを歩んできました。

今回はMBAの学び、ならびにマーケティングでの実践で積み上げてきたそのステップの全てを解説します。

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