20分で仕上げろ!共働き育児世帯必見!最速で美味しいロスジェネ自炊飯の作り方!
食べ盛りの子供たちを抱える共働き子育て世帯を苦しめるものをご存じだろうか?それが『食事』である。
フルタイム共働き子育て世帯の平日はとても慌ただしい。そんな中で子供達や自分たちの健康の源である食事の準備をこなしていかなければならないのだ。
もちろん便利な現代社会、自炊にこだわらなくても食事を準備することはできる。スーパーのお惣菜やお弁当屋、様々なテイクアウト料理、レンジでチンするだけで出来上がる冷凍食品、炒めるだけで出来るミールキット……これらを駆使すればほぼ”自炊”せずとも日々の食事をまかなうことが出来る。
しかしこれらの食に関する”抜け道”には3つの大きな問題点がある。それが『味』と『費用』と『栄養』だ。
筆者宅でも上記で上げた様々な調理を必要としない食事を試してみたが、どれもとにかく味が濃い目で数日食べるとイヤになってしまった。子供達にも不評であった。
さらに食べ盛りの子供を複数人抱えていると、毎日のようにお惣菜やテイクアウトしていては出費も馬鹿にならない。インフレが進む現代社会では出来るだけ出費は抑えたい。
さらに栄養の面でも非常に偏ってしまう。脂肪や炭水化物が多くタンパク質が少ない。さらに塩分も非常に多い。成長過程の子供達や成人病が忍び寄るオジオバの身体のことを考えても、高すぎる塩分や過剰な炭水化物と脂肪は遠慮したい。
上記の理由で筆者宅では忙しい中でも平日は可能な限り『自炊』することに方針を転換した。作り置きも試してみたが、ぶっちゃけ作りたてに比べると明らかに味が落ちてしまうのですぐにやめてしまった。タッパーに入れるので洗い物も増えるし冷蔵庫も食材の匂いで充満してしまい気持ちの良いものではない。やっぱり料理は作りたてが一番美味いのだ。
もちろん自炊にチャレンジして慣れない最初のうちはバタバタして大変だったが、今では以前のように時間に追われストレスを貯めることなく自炊が出来るようになった。
今回は実際の筆者の経験をもとに、フルタイム共働き子育て世帯が毎日自炊飯を作り、家族みんなで食卓を囲むための自炊メソッド”ロスジェネ自炊飯”についてまとめようと思う。共働き夫婦以外にも、ちゃちゃっと自炊して外食を抑えて出費を減らしたい、栄養をしっかり取りたい、という独身の方にも是非参考にして貰いたい。
ちなみに今回のnoteにはツイッターで大人気の高額自動調理家電は一切使用していない。何故ならそんなハイテクで高価なものは持っていないからだ。『ホッ〇クックやヘル〇オなんて高くて買えないよ!』『あんなデカブツはキッチンに置けない!』という人も安心して読んで欲しい。全て鍋とフライパンさえあれば可能な料理ばかりである。
まず具体的なメソッドの話に入る前に、大切な心構えを話しておきたい。忙しい人ほど手間のかかる料理をしようとしないことだ。
自炊生活あるあるなのが、ついせっかくだからと手の込んだ料理を作ろうとしてしまい、自分たちの首を絞めてしまうことだ。大切なのはすぐに調理出来ることと、美味しくて栄養があること、出費を抑えることだ。
みんなが美味しく食べれて栄養があれば十分!という気持ちで肩の力を抜いて自炊生活に取り組んでいこう。
まず目標とする自炊時間は20分だ。忙しい共働き育児世帯、のんびり煮物なんかを30分以上かけて作っている余裕はない。
献立は『炒め物の肉料理』『野菜の入った汁物』『米』の3つに絞る。これであればコンロ2つ、大ぶりのフライング1つに鍋1つあれば20分、慣れれば15分で4人分のオカズを作ることが可能だ。主菜と米でタンパク質と炭水化物と脂質を取り、スープで食物繊維を摂取できる。無理して沢山の品数を作る必要はないのである。調理器具もまな板、包丁、菜箸、オタマ、調理バサミだけあれば十分だ。先ほども言ったとおりロスジェネ自炊飯にはヘ〇シオやホットク〇クのような高級家電は必要ないのだ。
それでは本題に入ろう。まずは食材選びからだ。
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