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朝型と夜型|若者に不利な社会かもしれない

※多少長いので、太文字だけ読めば意味がわかる構造にしています。

以前テレビで、たしかホンマでっか!?TVだったと思うのですが、朝型人間と夜型人間がいるというのを話してました。

これは意識したら朝型になれるとか夜型になれるとかじゃなくて、個人の特性だからどうにもならないんだそうです。

しかし、年齢を重ねるにつれて朝型になっていくことはあるそう。

さて、タイトルを回収します。これ、夜型人間の若者にとって結構不利な社会を構築する要因になっちゃってる可能性ない??

なんか偉くなったオジサンオバサンが、朝型に切り替えたら成果が上がったとか話すことありますよね。これ、上記の条件を考え合わせると、思考の順番が間違ってる可能性が出てくるわけですよ。

成果が上がったのは、それまでに積み重ねた経験や知識の賜物でしかなくて、功を奏したのがたまたま、年とって朝型になってきたタイミングだったってだけの話かもしれないんです。

しかし、当の本人は「朝型=成果につながる」と思い込んでいるわけですから、若者に対して朝出社・朝勤務を推奨しますよね。だから世の中の大半の会社が、午前始業なのでは??

夜型人間の若者にとって、朝出社・朝勤務は苦行でしかないんですが、朝型に切り替えたら成果が上がると思い込んでいるオジサンオバサンは、朝型に切り替えられない若者のことを怠け者と考えるかもしれません。

かくいう私もかつては夜型人間だったのですが、最近になって朝起きて夜眠くなるようになってきたんですよ。それでコレを書いてます。

ここで大事なのは、私のアウトプットは一切変わっていないのに、評価は変わってきたという点です。

正直、ここ数年で差し当たってスキルがアップしたわけでもない私の評価が上がるのは、アウトプット外の要因しか考えられません。それもそれでどうなんだって話なんですけども、それはさておき。評価されてるポイントは次のとおりです。

  • 朝から連絡がとれる

  • 早めの時間の打ち合わせに参加できる

  • 日中の雑談に付き合える

朝型推奨の世の中ですから、こういうのがコミュニケーション力の一環として評価対象になっちゃってるわけです。アウトプットの質なんにも変わってないし、コミュ力も変わってないのに対応時間帯だけで差が出ている。なんてこった。これマジで夜型人間に不利な社会です。

だからこそ、若手が企業した会社とかはフレックスとかコアタイム制とか業務委託的な働き方ができるところが増えてるんじゃないのかなって思ったんです。朝型なら成果があがるという思い込みが生じてないから。

もしかしたら経験則で正解だと思い込んでいることが、科学的に考えるとまったく違う側面が見えてくることがあるかもしれません。私も朝起きられるようになってきたオバサンとして、万が一にも間違えて若い人に偉そうに語らないように注意したいと思いました。

おしゃれなトップ画像お借りしました!ありがとうございます



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