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ボストンマラソン グルメトリップ編

旅行で一番大事なもののひとつはおいしい食事!やっぱりこれは欠かせません。
マラソン前でいろいろ気を使った方がいいかも知れないタイミングでも全部で13店舗。なにも気にせずにがんがん食べてきました。
もちろん物価の差も円安も気にしたら負けです!

米国滞在1日目 ニューヨーク

Liberty Bagels Midtown

ランチのお店はリバティーベーグル。
注文したのはNew Yorkerというブリスケット、卵、ハッシュブラウンを組み合わせたこのお店オリジナルのメニュー。ベーグルのタイプはエブリシング(ゴマとかガーリックとかがかかってるやつ)をトースト。ブラックコーヒーを添えて。

アルミホイルに包まれて出てくるのがアメリカらしい

こういう系のベーグルは初めて食べたけど、これはこれであり。アメリカ滞在の1食目に選んだのは、牛肉と卵はアメリカ軍が決戦に出て行く前に食べる食事の定番で「勝利の朝食」とされているので験担ぎの意味合いも込めて。

ニューヨークによくある感じのファサード
店内の様子もわりと普通め

Murray's Cheese

夕ご飯はマレーチーズというチーズ専門店のイートインコーナーでメルトチーズサンド。

伸びがすごい!

店内の様子は明るくて綺麗な感じ。このお店の定番はマッケンチーズ(マカロニ&チーズ)でしたが、今回はアメリカ定番のメルトチーズサンドに挑戦!食パンにバターを塗ってチーズを挟んでホットプレスしただけのシンプルな料理だけど、だからこそチーズのおいしさをそのままダイレクトに楽しめるメニューでした。

チーズの試食?を楽しんでる人たちも

米国滞在2日目 ニューヨーク

Russ & Daughters

2日目の1食目はランニングの後でブランチのような時間帯に。Bowrey地区にあるRuss & Daughtersという老舗人気店が、最新の再開発地区ハドソンヤードの一角に新店をオープンさせてたのでそちらに訪問。ベーグル屋といえばごちゃごちゃっとした店内のお店が多い一方で、ここは綺麗にデザインされた内装でその時点でもうワクワク。

スモークサーモン&クリームチーズ&オニオン&ケッパーという最高の組み合わせ

注文したのはLOX(スモークサーモン、クリームチーズ、オニオン、トマト、ケッパー)。ベーグルはプレーン/トーストなし。こだわり抜かれたスモークサーモンは絶品で、クリームチーズとの定番の組み合わせ、そしてベーグルの生地もプレーンを選んだこともあって素直な感じで、100点満点をつけられるバランス&おいしさ。少し値段は張ったものの、東京では絶対に食べられない逸品で、ここまで足を伸ばしてよかった!奮発して食べてみてよかった!という満足感に包まれていました。

最新店舗はベーグル屋っぽくない明るくてデザインされた内装
ショーウィンドウにはめちゃくちゃ立派なスモークサーモン

2nd Ave Deli

この日は朝ごはんがブランチの時間帯までずれ込んだのと、フライト疲れや時差ボケもある中での2日間のトレーニングで疲労を溜め込んでいたのもあり、夕食は遠くまで出歩かないことに決めて、ランチも少し遅めの時間帯にスライド。
訪れたお店は2nd Ave Deliで、こちらの名物はパストラミサンド。実は人生初のパストラミサンドでしたが、これでもかと挟み込まれたお肉は柔らかくてジューシーで、口一杯に頬張りながら、付け合わせのピクルスやコーラとの相性もよく、至福の時間でした。

このお肉のボリューム!
味付けも柔らかさも絶妙で病みつきになりそう
ぱっと見はデリカテッセンには見えない外観
店内に入ると思ったよりも奥行きのある空間が広がっていました

Vito's Slices

2日目の夕ご飯はニューヨークに来たら絶対に食べたい!と思っていたペパロニピザ。めちゃくちゃ大きなピザをスライス1枚単位で買えるスタイルのお店はニューヨーク中にたくさんあります。正解!なお店も多分すごくたくさんあって、わざわざ遠くまで繰り出さずに、ホテルや観光先の近くで良さそうなお店を選んでおけばきっと外さないんじゃないかと思います。ショーケースに作り置きで並べられてるけど、オーダーが入ったらオーブンで温め直して出してくれるのも嬉しいところ。

注文してからオーブンで焼き直してくれるのが嬉しい

日本のピザと違ってさっぱりしているというか、変に油が染み出してくる感じないからむしろ軽い。生地は耳の部分はクリスピーな食感で、具材のある部分はもっちり。ペパロニもほどよいスパイシーさがあって、本当に完成されてるピザ。一口食べただけで、これは!となるくらいおいしくて、あっという間の完食でした。

NYCスタイルを感じさせるファサード
トマトソースとチーズとペパロニだけのシンプルなピザにおいしさが凝縮されてる。そして日本と違って油っぽくないから軽く食べられる。むしろなぜ日本のピザはあそこまで油っぽいのか?

バランスも取ってます

さすがにアンヘルシー過ぎないか?というメニューばかりですが、日本から持っていった野菜ジュースやアップルジュース、現地でお気に入りのsiggi’sというヨーグルト的なのも摂るようにしてるので、一応ですがバランスのことも考えてはいます。あと、ベーグルは卵やバターを使っていないので結構ヘルシーな食べ物だと思います(ハッシュブラウンとか挟まなければ)。

米国滞在3日目 ニューヨーク→ワシントンDC

Best Bagel & Coffee

ニューヨーク3日目の朝ごはんはベストベーグル。なんとも安直な名前ですが、本当においしいお店。実は2018年に初めてNYCに来た時に初めて食べたベーグルがこのお店で、ここにまた戻ってくることをとても楽しみにしていました。

嘘だろ?と言いたくなるとても安直な名前だけど、本当にベスト!
超人気店!で30分くらい並ぶこともあるみたいですが、着いた時は0人待ちだったのはとてもラッキー

頼んだのはブルーベリーベーグルwithブルーベリークリームチーズという超鉄板の組み合わせ。この3日間で全く違うタイプのベーグルを3種類食べてきて全部おいしかったですが、一番期待していて、まさにこれ!というのはこのお店のこのベーグルでした。

That’s it!!! と唸るくらいまさに求めていたベーグルでした

375° Chicken 'n Fries

アメリカにはChick-fil-Aという大人気のチキンサンドのチェーン店がありますが、今回はニューヨーク周辺で6店舗を展開するローカルに人気の375° Chicken 'n Friesに行ってみました。

ごちゃごちゃっとしていて夜はあんまり近寄りたくなさそうなエリアでした
店内も結構ポップ

Chick’n Popというメニューも気になったけど、まずは定番そうなクラシックチキンサンド。衣はサクサク、チキンはジューシーで食べ応えも満点!コンボにしてポテトフライとコーラもつけてみたら食べきれないと思うくらいボリュームのポテトフライが。アメリカは油断するとこのパターンがあるのが怖いところ。
正直な感想として、チキンサンドはすごく人気があるけど、予想を大きく超えてくることはないし、おいしいものは他にももっとたくさんあるから、優先度はかなり低めでいいかなと感じました。

ケースに収める気ないよね?というレベルでトレイにポテトが広がっていました

NYCからはボストンとは逆方向のワシントンDCに移動して姉家族の家に滞在。これで外食ラッシュは一旦お休み。

米国滞在4日目 ワシントンDC

Papa John’s Pizza

アメリカ滞在4日目の夕ご飯は人気の宅配ピザチェーンPapa John’sをデリバリーオーダー。やっぱり日本のピザ生地と違って油でベタベタしていないのが最高です!

ペパロニピザにマッシュルームをトッピング

米国滞在5日目 ワシントンDC→ボストン

Five Guys

いよいよボストンマラソン前日なので気合い入れてカロリー確保すべく、朝からロナルドレーガン空港の中にあったFive Guysでハンバーガー&ミルクシェイク。

トッピングやソースの追加は全部フリーでお願いできます

肉がめちゃくちゃジューシーでおいしいと評判だったので、肉の旨みをダイレクトに味わうべく、ノーソース、ノートッピングでパテ2枚をバンズで挟んだだけのシンプルな構成で勝負!そしてこれが大正解!間違いなく今回のトリップで一番おいしいお肉。
ミルクシェイクも日本のようなシャリシャリした感じはなくて濃厚。なんと700kcal!マラソン前日でもない限りなかなか気軽に飲めないカロリーでした。

オーダーしてから焼き上げてくれるパテは極上!
一度も冷凍してない生肉から作ってるらしいです

Neptune Oyster

アメリカ北西部のニューイングランド地方は魚介類が名産で、ボストンのあるマサチューセッツ州の隣のメーン州のロブスターは特に有名です。
訪問したNaptine Oysterはお店に着いた時は12人待ちだったのが、入店する頃には30人待ちくらいに列が伸びてたくらいの大人気店。

人気のレストランで並ぶのはアメリカでも一緒
ちょっと狭めでしたが活気のあるお店でした

看板メニューは店名の通り牡蠣ですが、メーンロブスターロールももう一つの看板メニュー。
ボストンではホット(溶かしバター)かコールド(マヨ)を選べるお店が多くて、他ではなかなかトライできないホットを選択。付け合わせのサイドはポテトかサラダを選べるのでポテトをチョイス。
17:30に行って18:00入店、18:10着丼?

パンから溢れ出るロブスターは絶品!ほんのり甘味があるパンとの組み合わせがまたいい感じ。(あくまで付け合わせの)ポテトの程よい塩気が食欲を増進させます。そんなこんなでこの大ボリュームをノンストップの15分くらいであっという間に完食!
ちなみにお値段はMKTと書かれていて、ようするに時価。マラソン前のいいカーボチャージにもなりました。

米国滞在6日目 ボストンマラソン当日

Bakey

マラソン当日の朝ごはんは、前の日に買っておいた人気ベーカリーのチョコレートバブカ。これは見た目の通りでもちろんおいしい。アップダウンの激しいコースと快晴無風高温のコンディションで過酷なレースになりましたが、しっかりとカロリーを摂取できていたおかげでハンガーノックに陥ることはなく完走することができました。

ローフでも売ってましたが
さすがにスライスを注文しました

Sam Adams Downtown Boston Taproom

ゴール後は少し場所を移してSam Adamsという地元のブリュワリーがやっているタップルームでプチ打ち上げ。

GWのような心地の良い気候の中、この2階席のテラスでビールを飲む瞬間を楽しみにしていました
テラスに出ればこの解放感!
店内の雰囲気もとてもいい感じ
走り終えたランナーさんたちが続々と集まっていました

ボストン26.2マイルブリュー(ブリューの発音は難しい…)と4種のフライト(飲み比べセットのことをフライトと言います)に酔いしれて、食事はカリフラーベースのヘルシーなピザ。
それでもマラソン直後で内臓ダメージも大きかったようで、ここまでの旅の疲れも相まって、ホテルに戻ってきた後は夕食に繰り出すこともできずに12時間くらい完落ちしてしまいました…。

ボストン26.2マイルブリュー
フライトは4種類
カリフラワーベースのピザがあるのもグルテンフリー大国のアメリカらしいところ

米国滞在最終日 ボストン

Pauli's

アメリカ滞在最終日。お昼前には空港に移動しないといけなかったので、明るい港町の雰囲気とボストンマラソンの余韻に浸るお散歩のゴールは朝ごはんの買い出しに。

素敵な朝日に出会えました
雲ひとつない快晴でとても気持ちよかったです

出かけた先はPauli'sという、ロブスターロールを食べたNeptune Oysterの真隣にあるお店。

ホットメルトツナサンドとボストン名物のクラムチャウダーをto goで注文して、ホテルのテラス席で頂きました。ホットサンドはボリューム満点!クラムチャウダーも具沢山でアサリの出汁も良く出ていておいしくて、マラソン翌日のボロボロな体に染み渡る一杯でした。

おしまい

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