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直観(N)と感覚(S)の違い


前回は突拍子もない日記を投稿してしまったのですが、個人的には気持ちの整理ができて良かったなぁと(完全に自己満ですw)思います。


これは私事ですが、現在こどもがイヤイヤ期に突入しまして手を焼いています。服を着替えるのもイヤ、ご飯を食べるのもイヤ、お風呂に入るのもイヤ、寝るものイヤと毎日イヤイヤの嵐です・・・。

色々苦労しましたが、最近になって本人なりに自分の気持ちを伝えようとしてるのかなぁと、ようやく広い心で受け止められるようになりました(流石に忙しい時にイヤイヤされるとイラッとしますがw)。

まだまだ気持ちの伝え方が不器用だけど、少しずつ成長している我が子を見守っていきたいなぁと思う今日この頃です。


さて、前置きが長くなってしまいましたので、ぼちぼち本題に入ります〜


MBTIに興味を持って色々調べ始めた頃、外向/内向、感情/思考、判断/柔軟の違いは何となく理解できたのですが、直観/感覚の違いだけは、イマイチ理解が深まりませんでした(ネット上の俗に言うMBTIもどきの心理テストを受けた時も最初はISFPでした)。

今ではネット検索すると直観/感覚の違いを分かりやすく説明されているページが数多く存在するので、今更説明する必要はないのかもしれませんが、色々な情報を比較することで自分なりの答えを導けるのかなぁとも思うので、この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。

直観=超能力?

直観、特に内向的直観(Ni)について調べていると「無意識に起きる統合」、「予知能力がある」、「霊感が鋭い」と何やら超能力者のように書いていることがあります。恐らく書いている内容に間違いはないと思うのですが、これらの記述が先行し過ぎて、日常生活におけるINFJ像がイメージし難くなってしまい、それがMBTI界隈でINFJが変に神格化される要因になっているのかなぁと感じます。

確かにNiユーザーの中には超能力を持っていて、予言や霊視を行える方もおられると思いますが、全員が超能力の使い手かと言われるとそうではありません。全てのSeユーザーがオリンピックのメダリストではないように、Niユーザーにも一人ひとり個性があり、全員が超能力使いになるわけではないと個人的には考えています。

では直観とは何かという話ですが、私がしっくりくる自己解釈は「現実を疑い、物事の裏を探ること」なのかなぁと思います。

現実の出来事に何らかの違和感を感じた時、その正体を知るために思考や想像を張り巡らせます。その過程で生まれた思考や想像は目には見えないのですが、本人の中には確かに存在しています。

そういった目には見えないけど、確かに存在しているモノを認識して、現実世界に反映させようとするのが直観なのかなぁと(外向的直観と内向的直観で少し意味合いが変わってくるのですが、その辺りはまだ自分の言葉で上手くまとめられないので、もっと理解が進んだら記事にしてみようと思います)。

そして直観を研ぎ澄ました結果、境地に達した者が預言者やシャーマンとして世界に大きな影響を与える。…なーんて設定があったら面白いですねw

現実を疑い、物事の裏を探る

感覚(S)と直観(N)の違いを刑事ドラマで例えると、感覚を優位に持つ刑事は、事件が発生すると現場付近を調べたり、聞き取り調査を行い(Se)、状況証拠や物的証拠を精査(Si)して事実を固めてから犯人を特定していくという現実的で地に足をついた捜査を展開していくのに対し、直観を優位に持つ刑事は、例え証拠が十分に揃っていても、それらを完全に信じようとはせず、見落とした点や真犯人が他にないか探したり(Ne)、他の事件と共通点がないか(Ni)を調べたりします。

それぞれを比較したら明白だとは思いますが、通常の事件では感覚優位の捜査方法が重視され、着実に成果を上げることができます。それに対して、直観優位の捜査方法は目に見える根拠がなく、勘を頼りにするような捜査が中心で失敗や空回りが多く、挙句の果てには捜査を乱す厄介者扱いされ、疎まれてしまうかもしれません。

ですが、感覚機能を用いた捜査が難航した時は、直観機能の「事実を疑う視点」や「物事の本質を探る視点」が今までとは違う気づきを与え、結果的に真犯人の特定に役立つという展開は結構あるんじゃないかと思います。

刑事ドラマの例えでは伝わり辛いかもですが、感覚と直観は誰でも持っていて、ある程度の社会経験を有している人なら、両方の機能を用途に応じて使い分けることができます。ですが、一番最初にどの行動を起こしたいかを考えた時に、感覚優位と直観優位では初動から行動にズレが生じていて、このズレが日常生活でも誤解や対立を生んでしまうのかなぁと個人的には思います。

私の経験による直観と感覚の違い

私の家族は、父は車やゲームが好きで日曜大工も時折こなす、母は整理整頓や料理が得意で家庭的、祖母も手先が起用で編み物が得意、弟はゲームでも習い事でも、私の真似をしては直ぐ私より上達する等、自分以外は直観より感覚が優位でした。私がよく将来の夢について話していると「夢ばっかり見てないで現実を見なさい」「そんな先のことより今することをしなさい」と親からしょっちゅう諭されてましたw

そういう環境で育ったので、以前は私も自分は感覚優位の人間だと思っていました。特に20歳までは芸術系の仕事に興味があったので、ISFPの性格に憧れ、知らず知らずのうちに理想の自分として置き換えていた気がします(今も身近で尊敬したり憧れたりするのはISFPの気質が強い人だったりしますw)。自己申告形式の心理テストでは自分の理想とする性格を反映させた結果が出ることがあると言われますが、これは本当によくあるケースだと思います。

色々と話が脱線してしまいましたが、人間は誰でも直観と感覚の両方を持ち合わせています。直観優位に偏り過ぎると非常識な言動や行動が目立ち、社会から孤立してしまうかもしれません。逆に感覚優位に偏り過ぎると、常識にとらわれて柔軟性がなくなり、視野も狭くなってしまうかもしれません。なので、両方をバランスよく成長させていくことが大切だと私は考えています。

今回も長々と書いてしまいましたが、最後まで読んで下さってありがとうございます。皆様のお役に立てるか分かりませんが、今後もMBTI関連の記事は定期的に投稿していきたいと思います。

それでは、次回もよろしくお願いします。

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