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近い将来、お茶の間の芸能人は大半がAIに置き換わっていくのかも

ここ最近、某人気女優の不倫報道がお茶の間を騒がせていますね。

個人的には不倫は当事者同士の問題なので、外野が兎や角言う必要は無いと思うのですが、やはりスポンサー契約をしていると違約金が発生したり、コンプライアンスの観点から出演予定のドラマや映画も降板したりと、その代償は大きいようです。

AIタレントの台頭


芸能人のコンプラ違反に対する世間の目は年々厳しくなっています。
だけど、芸能人だって生身の人間です。絶対にスキャンダルを起こさないという保証はありません。

てすが、今後もコンプラ重視の流れは加速することが想定され、企業としては生身の人間とスポンサー契約をするリスクが顕在化してきます。


その状況で台頭してくるのがAIだと、私は考えています。
最近の画像生成AIの進捗は目覚ましく、AIが生成した女性の写真集が出版されるなど、もはや静止画では生身の人間との区別が難しくなってきています。

おそらく、数年もしない間に動画も生身の人間と同等、あるいはそれ以上のクオリティを持つAIタレントが出現するでしょう。
当然ながら、AIタレントは不倫や薬物等のコンプラ違反を起こしません

そこにギャラの安さや費用対効果が加われば、生身の人間とスポンサー契約するメリットが徐々に薄れてきます。
例えば、誰でも良いから清純派女優を起用したいといった汎用性が高い案件の場合、今後はAIタレントが担っていく可能性が高いでしょう。

こうしてヒトとAIの需要と供給に変化が生じてくると、次の段階としてAIプロデューサーが業界に続々参入し、新たなビジネスモデルを展開させる。
この一連の流れは、素人の私でもある程度想像ができます。

やがて、大手事務所もスキャンダルや移籍のリスクがある生身の人間より、AIタレントの方が魅力的という認識に至れば、バラエティやドラマ、映画さえも生身の人間からAIタレントに置き換わっていくのではないでしょうか。

AIは収録や編集を前提とするバラエティ、ドラマ、映画と相性が良く、こういった場所を主戦場にしていた芸能人は今後苦戦を強いられるかもしれません。
また、今まで事務所の力で仕事を貰っていた芸能人も淘汰されていくと思います。


芸能人も個の時代へ


私自身、これからは芸能人も個の時代になっていくと考えています。

今までは俳優業に専念したい人でも、バラエティ番組に出演しなければならなかったり、本人が興味のないスポンサーの広告塔になる必要があったりと、所属事務所の意向に沿った活動を余儀なくされていた方は多と思います。

ですが、これからは汎用性の高い仕事はAIが担ってくれます。

おそらく生身の人間は、舞台や音楽LIVE、トークショーといった、その場に行かないと感動が味わえない体験型エンターテイメントが活動の拠点になると思います。

スポンサー契約に関しても、本人が本当に好きな商品を宣伝していくのが前提になるのではないでしょうか。
スポンサー側もこの芸能人に宣伝してもらいたくて仕事を依頼するのが基本になると思います。

そういった意味では、芸能人も今までのようにマス層をターゲットにするのではなく、インフルエンサーの一人として特定のファンをターゲットにする活動に移行していくのかなぁと。


芸能界だけじゃない


生身の人間からAIに置き換わる。
何もこれは芸能界に限ったことではありません。
今後は他の業種でも同様の現象が加速していきます。

この流れに対し、AIにできないコトを探し、仕事を奪われない術を模索される方も一定数おられると思います。

ですが、私自身は遅かれ早かれAIがヒトを凌駕する社会が到来すると思っているので、過剰にAIを敵視せずに便利なモノはその都度取り入れていくスタンスで、ゆるく生きていくのが良いのかなぁと。

そんな物思いに耽る今日この頃ですw

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