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AI社会と新しい仕事の価値観

日々目まぐるしく進捗する生成AI。
巷ではプログラマーやデザイナーは淘汰されると囁かれています。

そんな中、私は時代に逆行するかのようにWebデザインやデジタルイラストに興味を持ってしまいました。
だけど、今後大きく変革するであろう業界に今から未経験者が参入してもいいのか?
そんな葛藤を抱いて勝手に悩んでいました。


当たり前だけど、正解は誰も教えてくれない。
何より私自身、自分で納得しないと物事を前に進められない性分。

自問自答を繰り返し途中でめんどくさくなって思考を放棄した結果―。
この問題、ドライバーとクルマの関係に似てるんじゃね、と勝手に答えを導き出して納得した次第です。
…うむ、こうやって過程の説明を省くからみんなに上手く伝わらないのかと軽く内省w


毎度の如く話が長くなってしまうので先に結論を言うと、結局はAIに仕事を奪われるから諦めるではなく、自分がやりたいと思うならやったら良い。何より今後は仕事の概念も変わるから稼げるか否かで判断するのは勿体ない。といった感じで結論付けました。



時代と共にクルマの運転は簡単に


クルマは18歳になって免許を取れば誰でも運転できます。
一昔前はMT車が主流で、クルマを運転するハードルも今より高かったと思います。
私自身、教習所でMT車の坂道発進には何度も苦しめられましたw

ところが、今はAT車が主流で運転もアクセルとブレーキ、ハンドル操作だけで進んでくれるし、最近だと自動運転技術が凄く進歩していて、状況によっては完全自動運転に近いこともやってくれます。

クルマの性能向上に伴い、クルマの構造を理解していなくても、普段の運転には支障をきたさなく(私もクルマの構造全く知りませんw)なりました。
完全自動運転が実現すれば、運転免許の取得も今より簡素化されるんじゃないかと。

だからといって、クルマの構造を知ったり運転技術を磨くのが不要なのかというと、そんなことはありません。

やはり、何かトラブルがあった時はクルマの構造に精通している人の方が対処しやすいです。
運転に関しても、MT車を乗りこなせる方がクルマを意のままに操作している感を持てて楽しい。


AIでアートも汎用化される


この構造は、AIとWebデザイン、デジタルイラストの関係にも当てはまるんじゃないかと。

おそらく数年もしないうちにweb、イラスト、ドラマ、アニメ、音楽等、アートの分野はAIに簡単な日本語の指示を出すだけで、誰でも手軽に高品質かつ優良なコンテンツを生成することができる時代が到来します。はい、あえて断言します。
なんなら指示なしでも、そのヒトの好みに合ったコンテンツをAIが自発的に生成してくれるまであると思ってますw

そんな時代が来たらアートの分野にヒトは不要かといわれると、必ずしもそうではないかなぁと。

例えば、もし映画をAIに作ってもらいたい場合、カメラワークの知識があると、AIに細かい指示が出せたり、もしAIから提案があった時でも自分の感性を的確に伝えることができます。

こうなると、やっぱり知識や技術を持ってるプロと素人では、完成した作品のクオリティに差があるのは変わらない(かなり埋まるとは思いますが)んじゃないかと思います。

そう考えるとAIがヒトの仕事を奪うというより、基本的にはAIが仕事をして、要所でヒトがフォローする感じに移行していくのかなぁと。


仕事 ≠ お金を稼ぐ


あとはAIがヒトに代わって仕事を始めると、労働力としてのヒトは不要になると私は考えています。

規則性、効率性、正確性はAIの方が得意だし、おまけに膨大な情報も処理できるからホワイトカラーの仕事も結構代替できそう。

こんな感じで労働力としてのヒトの価値が無くなることで近い将来、私達は大量リストラを経験すると、大胆に予想してみますw

これはあくまでも個人的な見解ですが、AI社会に移行すると、特定の企業に所属して働くサラリーマン方式でお金を稼ぐのは今より難しくなると考えています。

評価経済社会とか縦型組織の限界とか色々な理由はあるけど、説明が長く(すいません、説明下手なのでw)なるので今回は省略しますが、そうなると大多数の方は仕事でお金を稼げないという壁に直面してしまいます。

なので、今のうちから仕事の概念をAI社会仕様に変更しておくのがオススメかなぁと。


私達はどうしても

仕事 = お金を稼ぐ行為

という概念に囚われてしまいがちです。


私自身、webデザインやデジタルアートを学ぶのに抵抗を感じたのも「将来AIに淘汰される仕事かもしれないし、お金を稼げないなら勉強しても無駄じゃないか」という固定概念があるからでした。

だけど、今後は労働力がAIに置き換わり、それに伴う社会制度の変革が起きて最低限の生活が保障される社会になると、私達は仕事の本質と向き合うことを迫られる。

そして、その本質も人それぞれだと思います。

私の場合、我を忘れて没頭できて、時には周囲と協力しながら前進できるモノが仕事だと考えています。
その結果、誰かを幸せにできれば尚良し

抽象的だし理想論的な答えになってしまいますが、今までの経験上、こういう状態の時って凄く充実してるんですw

この状態を実現できるのが創作活動で、今自分の興味があるのがwebデザインとかデジタルイラスト。

これに気付いてからは将来の損得勘定で判断しないで、とりあえず今のやりたいに素直になろうと決めました。


最後はふわふわした終わり方になりましたが、来年は自作HPの開設と、IllustratorやPhotoshopを使いこなすを、とりあえずの目標にしたいと思います。


今回も長々とありがとうございました。

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