読書日記124「まんが パレスチナ問題」−山井教雄

いつかちゃんと勉強しようと思っていたことの1つがパレスチナ問題だった。まんがであれば理解出来るかもしれないと思いこの本を手に取ることにした。

いきなりパレスチナ問題の話に入るのではなく、まずは宗教の話からだった。その後も自分がイメージしていたパレスチナ問題の時期よりも遡った歴史の説明が続いた。自分が今まで聞いてきた説明の中で1番分かりやすいのがこの本だったが、それでもまだ理解出来なかったというのが感想だ。

最後の部分が特に印象に残った。民族という概念がどのようなものなのかを知り、知っている言葉でもその概念を理解出来ていないことがあると改めて学んだ。久しぶりに知っているつもりで理解出来ていなかった概念に出会ったように思う。

分からないことを少しでも分かろうとする時間を今後も定期的にとりたい思った。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?