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お仕事の話:『SKYSONAR』について

合同会社INTERFACEDOGS初のお仕事として制作させていただいたミュージックビデオが7月15日に公開された。

cover株式会社様そしてホロライブ所属のVTUBER 不知火フレア様のご依頼で「SKYSONAR」という楽曲のアニメーションMVを制作させていただいた。何よりも素敵な音楽なので、たくさんの方に聴いていただけるきっかけになればと思う。

内容に関しては、本当に私の方からは説明するのはそもそも違うと思うし、野暮なのかなと思うので観ていただいた方の感じるままに解釈していただけるのが一番。むしろTwitterや様々な場所で感想を覗いてみると、本当に驚くくらい細かいところまで気が付いている方が多く、また熱心に色々解釈している様子を見て本当に感動した。ファンの方(エルフレンドさん達)たちのフレアさんに対する愛が深いこと、そしてその愛をひとつの映像を通して感想として表現されているのに素直にじんとしてしまった。

先ほども書きましたがどのような内容か、またはどういったことがあったかということに関しては語るのは野暮ということで避けつつも、作品を作る上で大事にしたこと、とても感謝していることを何点かさっと言葉にできることだけ少しだけ書かせてもらいたい。

①感謝の言葉
まずは何より
cover株式会社の方々、マネージャーさん、そしてフレアさんにこのような機会をいただいたこと、またそこまでまだチームとしては実績のない私達を信じて大事な楽曲の映像を任せていただいたことは本当に心の底から感謝しかない。もちろん映像を作るプロとして長年培ってきたものはあるのは大前提ではあるものの、それでもチームとしてはまだ合同会社として仕事を取るようになって間もない状況で私たちの要望も含めきちんと受け止めていただいた上で、正面からちゃんと向き合っていただいたことは何よりも救いだった。また真摯に作品に向き合っていただいた映像スタッフの方々にも心からの感謝を表明したい。

②MVに込めた想い
先述したように多くは語らない上で、ひとつだけ言及するとしたら
奥井亜紀さんの生み出した詩の力、音の力、そしてフレアさんの歌唱そのどれもに普遍性のある力強さ、時代性を超えた表現の力を感じた。
そこにどういう映像を作ればいいのかと考えた時、こちらも真直ぐに向き合って物語を作り出す必要があると強く感じた結果がこの作品になっている。どういう風にどういう過程で生み出されたかということも多くは語らないけれども、少なくともcoverの方、フレアさん、関わった方皆大事な作品を世に出すためにクリエイティビティ―を発揮した現場であったと思う。(細かい仕掛けや演出的な意味を持たせたカットはたくさんある)そういう意味では奇をてらわず”普遍性”を映像に乗っけいくことを大事にした。

③INTERFACEDOGSとしての映像仕事ーこれからー
お仕事として監督も演出も絵コンテもすべてがはじめてで、すべてが緊張状態で、何度も気持ちを上げながら、たくさんの時間をもらって今回は映像を制作した。私を監督とした作品も、逆にスタッフとして参加している作品もこれから色々ある(守秘義務というものがありましてまだまだお伝えは出来ないのです)是非今後の活動も楽しみにしていただきたい!

■STAFF
lyrics & Music:
奥井亜紀
Arrangement:後藤康二(ck510)
Guitars, Flat Mandolin & Programming:後藤康二(ck510)
Recording & Mix Engineer:小林廣行(Being)

監督・コンテ・撮影・編集・制作 富田喜允
キャラクターデザイン・作画監督 立石聖
美術監督 e-カエサル
イメージカット・イメージボード いわさき
レイアウト 宮本崇
ポスターデザイン 愁
動画検査 櫻沢 翔吾
原画 堀内博之 相音光  矢吹智美 中村ユミ  藤原まこと 立石聖 やけん
動画 OLM Asia
仕上げ OLM Asia
制作管理 OLM 網中望 棚原唯 松下富美
背景
美術監修 東 潤一
スタジオイースター 真鍋暁子  妹尾 想  鈴木くるみ
制作協力 谷元麻佑 kiya
タイトルデザイン 柊椋
スペシャルサンクス  エルフレンド マネちゃん
リストランテ鎌倉フェリーチェ
アニメーション制作 合同会社INTERFACEDOGS

●最後に
今回のSKYSONARもですが
その後に配信されたアトリエもジャケットデザインの制作も弊社
でやらせていただいたので是非チェックしていただけたらと思う。





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