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2024年4月14日 富士川河川敷清掃に参加してきました

  みなさん、こんにちは。POLAサステナビリティ公式noteです。
noteではポーラで行われているSDGs大会の好事例をご紹介してきましたが,
その中の一つ、3月28日に投稿した「富士山清掃を通じて美しい静岡住みたい街、住みたい県ナンバーワンに」でご紹介した清掃活動にnote編集部員である、わたくしTSが実際に参加してきました。

1,当日の朝

2024年4月14日、春の暖かな日差しを浴びながら、「美しい静岡住みたい街、住みたい県ナンバーワンに」にという大きなビジョンのもとに、静岡県富士市に位置する富士川河川敷で、地域の自然環境を守り、美化することを目的に、「ごみを拾う人はごみを捨てない」「ごみを捨てる人はごみを拾わない」を合言葉に、清掃活動が行われました。

富士山清掃3年ぶりの晴天

 
この活動には、発起人のポーラ東静ショップの渡辺オーナーをはじめ、ポーラ城山ショップの遠藤グランドオーナー、ポーラ永田町ショップの池田グランドオーナー、そして熱心なショップスタッフや社員たちが集結しました。

総勢約50名

2,富士山クラブの深澤さんのお話

海ごみの中でも問題視される「マイクロプラスチック」の調査報告からスタートしました。衝撃的なことに、混獲(操業中に対象としていない魚や海洋生物を意図せず漁獲してしまうこと)された海鳥の胃の中を確認する調査で、多数のプラスチック片が発見されたという事例紹介がありました。例えば、海鳥は食事と間違えてプラスチック片を摂取し、 胃がプラスチックでいっぱいになった海鳥は、満腹だと勘違いしたまま餓死してしまうそうです。この事実は、プラスチック汚染が野生生物にとって深刻な影響を及ぼしていることを明らかにし、参加者たちに強い印象を与え、無意識に捨てられているプラスチックごみが地球環境にどれだけ深刻な影響を与えているかを、改めて認識させるものでした。

海洋ごみになるまでの課程が説明されました

富士山クラブホームページはこちら

3,清掃活動開始

その後、参加者たちは全員で約90分間、富士川河川敷の広大な範囲を歩き、ゴミ拾いに専念しました。実際にトングを使ってごみを集めてみると、特に長いトングは使い方が難しく、簡単には拾えないことを体感します。また中には半分以上、土に埋もれているごみもあり、それらは結局、手で引き抜くしかありません。トングですいすい清掃活動が進み終わるものと思っていましたが大間違いで、大変な作業であることを経験しました。

拾うのも簡単ではないと経験

集めたゴミは、日用品から大型の廃棄物まで、驚くほど多様でした。ペットボトルやテレビ、さらにはタイヤに至るまで、人々の生活から発生するゴミが、どれほど多種多様であるかが明らかになり、また捨てる人はどんな気持ちで捨てるのかを考えさせられます。

ブラウン管テレビ。

4,参加者が感じた想い

こうした活動を通じて、「ごみを拾う人はごみを捨てない」「ごみを捨てる人はごみを拾わない」という合言葉が、参加者たちの心に深く刻まれました。これは、環境保護に対する意識の向上と、行動の変化を促す重要なメッセージでした。

終了しトラックにのもとに戻る参加者の皆さん

 清掃活動の終わりには、トラック1台分、重さにして270kgのごみが満載されたトラックのもとに、参加者たちが一堂に会し、記念写真を撮影しました。この写真は、地域の環境保全活動の意義を広く伝えるための、貴重な記録となるでしょう。

拾っても拾いつくせないごみ問題の現実

5.おわりに

いかがでしょうか。ポーラのショップをはじめとした、地域コミュニティの一員として参加し、今回の清掃活動は、地域愛と環境への責任感を体現するものでした。「静岡県を美しい静岡住みたい街、住みたい県ナンバーワンに」するためには、このような地道で継続的な努力が欠かせません。今回の活動が、環境保全の重要性を再認識し、より多くの人々が環境に優しい生活を心掛けるきっかけになればと願っています。 
 


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