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ポーラ 2023年SDGs大会 その4

こんにちは、「POLAサステナビリティ公式note」です。 

2021年より開催されたポーラSDGs大会。
2023年10月には第3回を開催しました。この大会は全国のポーラの店舗やビューティーディレクターが取り組んでいるさまざまなSDGsの活動を発表するイベントです。開催の目的は
①   各組織で行われているSDGs活動を知り、刺激し合うことで、今後の活動のヒントにしていただく
②   つながりを拡げ、We Care More.につなげていく
というものです。
 
*We Care Moreについてはこちら↴
https://www.pola.co.jp/wecaremore/
 
noteではSDGs大会にて選ばれた5組のアクションをご紹介いたします。 
ご覧になっていない方は、ぜひこちらからご覧ください。
*SDGs大会 その1はこちら↴
URL:ポーラ2023年SDGs大会 その1 |POLAサステナビリティ公式note
*SDGs大会 その2はこちら↴
URL:ポーラ 2023年SDGs大会 その2|POLAサステナビリティ公式note
*SDGs大会 その3はこちら↴
URL:ポーラ 2023年SDGs大会 その3|POLAサステナビリティ公式note
 
今回はその4「目の不自由な方へ向けたセルフメークレッスン」
をご紹介いたします。

1. 目の不自由な方に向けて、「セルフメーク」をサポートしたい


22年より、エステインみのりグランドグループ全店舗の売り場では、目の不自由な方に向け、当事者の方のセルフメークサポートに取り組み始めました。
店舗スタッフ達は、指を活用したアイブロー・リップ等の塗り方のレッスンから、店舗内の白杖利用を想定した家具やスリッパの配置修正、接客における誘導の基礎まですべて一から学び、サポートを開始しました。
なぜこのような取り組みを始めたのでしょうか。

「自身の指を使ったセルフメークレッスンを学ぶスタッフたち」 


「店舗に来られない方や当事者のご家族の方にも届けられるよう、ショップSNSでも発信」

2. 取組のきっかけは10年前以上前。スタッフ一同でメークの力を実感


取組のきっかけは10年以上前に遡ります。
当時、エステインみのりグランドグループでは、ボランティア活動として、特別養護老人ホームに伺い、目が見えない方にメークをする機会を頂いたことがありました。そこで、三宅グランドオーナーをはじめ、各ショップのスタッフ皆で参加することになったそうです。
そして実際に入居者の方にメークをすると、思っていた以上の反応がありました。
今まで自身の部屋に閉じこもっていた方が、施設のフロアへ出て「私きれいになったかしら?」ととびきりの笑顔を見せてくれたり、言葉数の少なかった方が「ありがとう嬉しい」と話を始めたりと、小さな感動がたくさん生まれたといいます。
この時、参加したスタッフたちは、「メークの力は想像以上だ。」とメークの可能性を体感しました。
また、一緒に居合わせたヘルパーさん、そして入居者のご家族の方含め、皆が喜んでくださり「家族にも見てほしい」「1度きりと言わず、また来てほしい」という嬉しい声をたくさんいただきました。
そのような言葉を胸に、その後7~8年ほど施設に通い続けたそうです。
 
しかし、その後コロナウイルスが流行し通うこと自体が難しくなり、活動を続けられない状況になりました。
そんなもどかしい状況の中、店舗のコンサルタントを担当していた後藤コンサルが目の障がいをもったことで、メークを提供するという発想から、「セルフメーク」をサポートしたいという想いがグループで広まりました。
 

3. 活動に対する想い


「セルフメークを提供する」そのためには、上記した通り、店舗内の改装、接客のすべてを見直し、スタッフ一人ひとりが学び直す必要があり、とても時間がかかります。
しかし、10年以上前からメークの可能性を肌で実感し、当事者の方の笑顔やそのご家族の小さな感動を多く目の当たりにしてきたスタッフ達からは、後ろ向きな声はなく「サポートしたいお客さまいるから早くやりたい!」「皆でまた取り組みたい!」という声が多く上がったといいます。
実際に、体験したお客さまからも「メークが楽しい!」「もっと新しいメークの情報を知りたい」とポジティブな反応をいただきました。

4.今後の展望

三宅グランドオーナーは「一度きりの活動ではなく、今後も学びを続け、一つ一つ進化していきたい」とおっしゃっていました。それは、目の前にいるお客さまが日々の生活をより楽しんでほしい、ご自身の可能性に蓋をしないでほしい。そんな思いが軸にあるといいます。ポーラを通じて当事者の方とそのご家族の幸せをつなぎ、広げていく存在になるため、これからも学びとアクションを続け、地域とともに壁のない社会を目指していきます。
 

おわりに


いかがだったでしょうか。
10年以上前からの歩みが進化を続け、お客さまと学び合う・感動を分かち合う、そんな関係性によって今回の取組へとつながったのではないのでしょうか。
今よりも自分自身の可能性を信じ、人と社会の可能性を信じることができる未来を目指し、
全国のポーラショップでは、持続可能な地域共創に取り組む活動を続けてまいります。
 
 

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