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一人残らず笑顔にする「ユニバーサル美容」の実現を。バリアフリーサロンPeco×RY。

こんにちは、「POLAサステナビリティ公式note」です。
ポーラ社内報SDGs TIMES(2021年4月20日発行)を改定したものをご紹介します。ポーラのビジネスの中でさまざま活躍している個人事業主や多店舗経営を展開している組織の具体的な取り組みです。
今回は北海道のバリアフリーサロン「Peco×RY」のオーナーである本多真弓さんの記事です。ぜひ、ポーラではたらく一人ひとりの想いに触れてください。

バリアフリーからユニバーサルへ。すべての人に美容を楽しめるように。

ポーラにはさまざまな体験をされたビューティーディレクターたちがいます。
北海道の「バリアフリーサロンPeco×RY」の活動は、本多オーナーが15年前に難病を発症し、車椅子生活をされていたことがきっかけで生まれました。
病院での入院仲間に、自らのリハビリも兼ねてエステを行っていた体験が、誰もがキレイになることを楽しめる「ユニバーサルサロン」を作るという目標に繋がったそうです。
ユニバーサルサロンとは、住んでいる場所も、体調も、性別とかも関係なく、すべての人に美容のヒントを提供できる場所です。コロナ禍でオンラインが一気に普及し、どんな環境下でも美容を広めることは可能になりました。住んでいる場所も、体調も、性別とかも関係なく、すべての人に美容のヒントを提供できる場所でありたいと思っています。私のライフワークである「美容を通じて北海道に可愛い笑顔の輪を作ろう」という活動は、これまでもこれからも、出会ったいろんな人たちと一緒に伝えていきたいです。

信頼関係を作ることから笑顔の輪を広げています。

私たちの店舗では、お客さまにエステをして、メークをして、アーティスト手作りのアクセサリーを着けてもらい、店内でプロのカメラマンに撮影をしてもらう企画をはじめました。これは、コロナ禍で鬱々とした気分になっている方や、自分に自信が持てなかった方がこの日を境に明るく笑顔になられていく、きっかけになればと企画したものです。

他にも、コロナ禍で札幌市の成人式中止を受け、近隣の写真館や喫茶店と共に、着物を着て撮影式ができるイベントを開催し、大変好評でした。お店のメーク品を好きなように利用していただいたところ、成人の子たちが斬新な色遣いをしており、刺激を受ける機会にもなっています。
このような企画には、多くのアーティストやカメラマンが関わっていますが、お互いの話を聞きながら共感が生まれています。持続するためにも、1つの企画を楽しいだけで終わらせず、未来の一歩につながる目的意識をはっきり持ち、次につなげることを大切にしていきたいと考えています。

本多オーナーやそこで働くビューティーディレクターの想いがこもった活動のお話でした。以下は、北海道全域のポーラの活動についての記載になります。

誰もが持つ熱い火種を見つけてワクワクする仕事を。

北海道ポーラでは、「可愛い笑顔だらけにしたい」というビジョンを掲げています。実現に向けた熱い火種を見つけるため、北海道におけるポーラのブランド価値向上を目的に北海道エリアのスタッフ全員が集まって話し合う機会を設けることにしました。北海道という地域でポーラが憧れられて、選ばれて、愛され続ける存在になるために、我々はどうあるべきで、何をすべきかを全員で考えるという場です。
その中で出てきた企画の1つが、北海道がホームのプロバスケットボールチーム・レバンガ北海道のオフィシャルスポンサーになることでした。しかし、オフィシャルサポーターになった1年目、コロナ禍の影響でシーズンが途中で終わってしまうことになりました。そんな状況なので、ポーラとしてできることはないかと考え、チームを盛り上げるために、選手の奥さまやレバンガの女性スタッフの皆さまにエステのプレゼントを企画しました。選手と奥さまをご招待して、奥さまがエステをしている間に選手と写真を撮ってインスタに上げていただきました。選手はもちろん、ビューティディレクターにもお客さまにも喜んでいただけました。大変な時期だからこそ、一緒に協力し合いながら、楽しく共創していきたい。レバンガ北海道との取り組みはほんの一例ですが、小さなことの積み重ねが最終的に大きな成果につながると信じています。

想いと想いをつなげるために、どんな企画も打ち上げ花火にしない。

北海道ポーラでは「共創」の1つとして、2020年7月、北海道にオープンした話題のウポポイ(民族共生象徴空間)との取り組みをはじめています。ウポポイは、アイヌ文化復興・発展のための国立施設です。ポーラの伝統文化や芸術に対する姿勢に深く共感をいただいたことから、アイヌ舞踏のダンサーにメークレッスンを実施しました。
ポーラでは、これを機会にアイヌ文化を普及するお手伝いを続けていきたいと考えています。
大切なのは、SDGsの条件である持続可能であること。共創の取り組みを、打ち上げ花火のような一過性のものではなく持続させるために、小さな火種を一つひとつ、つなげていきたいと考えています。
社内外に関わらず、誰もが地域をよくしたい、社会をよくしたいという熱い火種を持っています。最初は小さくても、最初の一歩を踏み出すことで人と人が出会い、想いと想いがつながって、大きな力になる。
ポーラはこれからも、目の前の熱い火種を認め、受け入れて、応援し、支える存在でありたいと考えています。

ウポポイでアイヌ舞踏 ダンサーへのメーク レッスンの様子

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