名鉄ホテルホールディングス × ポーラLGBTQ 合同接客研修会を開催
こんにちは、
「POLAサステナビリティ公式note」です。
ポーラは誰もが自分の可能性を諦めず、主体的な選択をし、自分らしく生きることができる社会を目指しています。
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2024年3月22日、名鉄グランドホテルにおいて、名鉄ホテルホールディングス様と協働して、LGBTQに対する理解を深めることを目的とした合同接客研修を実施いたしました。この研修は、多様なバックグラウンドを持つお客さまと接する機会が多いホテル業界と美容業界が、ともにLGBTQをテーマに向き合い学びあうことで、「LGBTQとその周囲のお客さまにより喜んでいただけるような接客を提供したい」との思いから実現いたしました。この重要なプロジェクトには、LGBTQの研修・支援において広く認知されている認定NPO法人ReBitの代表理事である藥師実芳氏を講師としてお招きしました。
講師 ：藥師実芳氏
LGBTQもありのままで学び・働き・暮らす社会を目指し、ReBit を設立。 企業・行政・学校等へ 1600 回を超える LGBTQ やダイバーシティに関する研修提供や、制度設計・商品開発のためのコンサルテーションを実施。
認定NPO法人ReBit ：認定NPO法人 ReBit | ありのままを、あたりまえに (rebitlgbt.org)
名鉄ホテルホールディングス：会社概要 | 株式会社名鉄ホテルホールディングス (mh-hd.com)
開催日：2024年3月22日（金）
時間：10:30～12:30会場：名鉄グランドホテル 対面形式にて開催
参加人数： 名鉄ホールディングス様より約30名、ポーラより約20名(中京エリア地区を中心に各社の現場スタッフを中心に構成)
1.実施内容
研修会では、LGBTQに関する基礎知識や国内外の状況についてのインプットに加え、実際の接客を想定したケース検討とディスカッションを行いました。他業界ながらも “接客”という共通点を持つ現場のスタッフ達は、「こんなケースも考えられるのではないか？」「ホテル/エステの現場では実際に～という配慮や仕組みを整えている」など、ディスカッションは盛り上がりをみせました。互いの経験を共有することで、多様性を受け入れる新たな視点を得ることができる、非常に貴重な体験となりました。 講師の藥師さまからの前向きなコメントや問いかけに対して、一生懸命にメモを取ったり、頷き共感するスタッフの様子が印象的でした。
2.受講した参加者の声
参加したスタッフ達からは、接客における個々のニーズへの対応の重要性を再認識したという声や、異業種の人々との交流を通じて新たな学びを得たことを感謝する声が多く寄せられました。また、すべての顧客に公平なサービスを提供することの重要性を再考する機会となり、多様性の価値を再確認したという反響もありました。
3.ポーラ LGBT+ALLYコミュニティ
ポーラでは21年6月に部署やチームの垣根を超えた社内の有志チーム「LGBT+ALLYコミュニティ」が発足いたしました。このコミュニティは、様々な活動を通じて、より包括的で持続可能な社会を実現することを目指しています。今回の研修もその一環として、ALLYメンバーが中心となって名鉄ホールディングス様とともに企画・実施をいたしました。 ALLY メンバーの１人であり、今回の研修開催のきっかけとなったポーラBtoB事業部 石堂さんより以下コメントをいただいています。
石堂さん：「LGBTQについて学び、何かできないか？と考えたことがきっかけでした。私自身、路頭に迷っていたところ、ALLY/中京TB/コーポレートの皆様、社外の皆様の協力があり、無事に合同研修を開催することができました。研修後のアンケートでは”新たな気づきを得た”などのコメントもあり、実施をして本当によかったと感じています。また、”つながり”という点では”ポーラ社内の各部署/各チームと名鉄ホテルホールディングス様と繋がることができたという点が大きな価値だと思います。このつながりを大切にしていきたいと思います。」
4.さいごに
このような取り組みを通じて、性別や性的指向・性自認、家族の形などにかかわらず、すべての人が平等に尊重され、自分らしく活躍できる社会への一歩を踏み出したと感じています。また、今回ポーラ個社では得られなかったであろう気づきや発見が多く、名鉄ホールディング様とのつながり、そして社会とのつながりをこれからも大切にしていきたいと思います。
ポーラは引き続き、「私と社会の可能性を信じられるつながりであふれる社会」を目指して活動を続けてまいります。
▮ポーラ社内のこれまでの取組み
・不当な差別に対する行動綱領宣言（ポーラ・オルビスグループ共通）
・人事制度や福利厚生の適用範囲を拡大、同性パートナーを含めた実質上の家族まで適応
・採用エントリー時に性別への配慮として無解答欄を設置
・性的マイノリティに関する社内相談窓口の設置
・LGBTQ＋に関するマネジメント研修の実施
・LGBTQ＋に関するウェビナーの実施