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開発組織とエンジニアカルチャー

こんにちは、株式会社POLでエンジニアをしているミズノです。2021年も間もなく終わりますが、今年もあの季節になりました。みんな大好きなアドベントカレンダーです。こちらで弊社メンバーが参加しているので、ぜひ購読してみてください。

初日は私ミズノが担当します。最近はサービスや組織周りの動きが多かったので、まだ表に出していない開発チームの話とカルチャーについて紹介したいと思います。

開発

以前の記事で3チームに分かれているお話をしたのですが、今回はキャリア事業以外の動きを紹介したいと思います。

プラットフォーム開発

POLといえば新卒就活サービスを運営している会社として知っていただけているかも知れませんが、実はそれだけの会社ではありません。POLは研究者の可能性を最大化するプラットフォームの創造を目指しているので、それを担うチームが存在します。そのチームでは特定サービスだけでなく、複数サービスを横断して利用する機能やマイクロサービス化を中心に進めています。例えば以下のような内容です。

- 検索エンジンの変更
- 認証・認可の統一
- マイクロサービス化

それぞれ簡単に紹介します。

検索エンジンの変更
これまではMySQLの全文検索機能を利用してきましたが、データ量の増加と機能の限界により、別システムを検討する必要がありました。そこでAlgoliaの導入を決め、リプレイスを行なっています。(詳細はこちら

認証・認可の統一
新卒サービス・中途サービスのようにキャリア事業においても、複数サービスを運営しています。これらは横断利用も可能ですが、今後キャリア事業以外のサービスでもスムーズに利用できるために、認証・認可部分を統一し拡張に備えています。

マイクロサービス化
今後リリースされるサービスはマイクロサービスの形に少しづつ移行していきます。その流れのなかで積極的に新しい技術も導入しています。例えばRustの利用もその一つです。せっかくなので少しRust周りの話をしたいと思います。

技術選定

組織の記事でも少しだけ紹介していましたが、Rustを利用し始めています。日々Rustコードと戯れているメンバーや、社内勉強会を始め、少しづつなじみ始めました。ここではRustを選んだ理由を紐解きたいと思います。

といっても、大それた理由があるわけではないです。隠さず言うとエンジニアなので新しい技術に興味があったというのが一番大きいです。これだけで選んだというわけではないですが、最後の判断は好奇心・チャレンジというところが大きいです。こんな話をするとすごく怒られるかもしれませんが、少なくとも私はエンジニアはそれでも良いと考えています。幸いにも弊社メンバーはチャレンジを応援するタイプが多いので、特に反対があるわけではなく、受け入れられたというところもあります。(みなさんいつもありがとうございます。ほんとは反対してたらごめんね。手取り足取りサポートします。)

真面目な理由ももちろんあります。これは実際に開発中に起きたことなのですが、Rust初心者にありがちな、コンパイルがなかなか通らない問題にはまりました。そこで他のメンバーと一緒にモブプロをし、あれこれ修正を進めコンパイルが通るようになったと同時に、コードがリファクタリングされていることに気づきました。

「コード綺麗になってる! 笑」

こんな感じで驚いたのですが、これはモブプロでリファクタリングをしたわけではなく、コンパイル通るようにコードを修正した結果で気づけば良いコードに。必ずそうなるわけではないと思いますが、Rustを利用することでコードが改善し、バグを未然に防ぎ、結果として生産性・開発速度をあげれそうだなとは考えていましたが、「結構いけるぞ」という手応えが掴めました。Rustを学ぶ中でCSの知識が一致したり、理解を深めることもできます。これはエンジニア成長させると言えるかもしれません。

現状のPOLではとても良い言語という認識が広まりつつあるので、これからの利用はさらに増えると思います。ちなみにRustのコンパイラはとてつもないどSですが、通った時の安心感は凄まじいです。

POLのエンジニアカルチャー

といったようにマイクロサービス化の流れのなかで積極的に新しい技術をトライしているのがPOLのカルチャーとも言えるかもしれません。許可より謝罪という言葉がありますが、我々もこの言葉をよく使います。

エンジニアがモチベーション高く取り組めるのであれば、それがMissionを達成するための近道だと信じています。これからもメンバーが「これを試してみたい!」というのは止めませんし、むしろ煽り気味で進めています。

さらに今後は、データ管理、検索、テスト自動化の追求、デザインシステムなどエンジニアとしてもやりがいあることが増えていくので、少しでも興味を持っていただければお気軽にカジュアル面談申し込んでください。RustをGo言語並みに普及させるぞーという方も募集中です。一緒に成長しましょう!(Kotlinも積極的に利用していますよ!)

明日は私と同じチームのDr.キートンが面白い記事を書いてくれるの、ご期待ください。




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