見出し画像

【新小岩の翼】プライムルギア【CL愛知21位】

割引あり

執筆:のぶ(@Cramorant_pcg
監修:よし(@PokePokePokeK)ぷにんこ/ Sota.K(@puninko_pcg)
編集・校正:しょーじ(@Tookairin


※本稿は後ほど文章校正が入ります。読みやすくなるだけで、内容は変わりませんのでご安心ください。ちなみに途中まで校正入っていますので、どこまで終わってるかわかった方は、DMで教えてください。


 こんにちは、"新小岩のエース ハイパーアロマ" こと、のぶ(@Cramorant_pcg)です。

 4月13日(土)14日(日)の2日間にかけて行われたポケモンカードの大型大会「チャンピオンズリーグ愛知 2024」に参加。Day1を7勝2敗で通過、Day2は4勝1敗の通算11勝3敗で21位に入賞しました。

 目標としていたTop4入賞はならず。予選で必要な12勝2敗に、惜しくも1勝足りず悔しいです。

 今回は、「CL愛知2024」で使用した「ルギアVSTAR」のリストや各対面の立ち回り、環境考察などを記します。

 強化拡張パック「クリムゾンヘイズ」環境では、「ルギアVSTAR」で以下の4大会に参加。

・第5回ポケポケCS:3位(8勝2敗)
シティリーグS4:Top4(7勝2敗)
・第12回カードラッシュCS:3位(8勝3敗)
・CL愛知2024:21位(11勝3敗)

・通算成績:34勝10敗 勝率77%

 すべての大会で一定の結果を残すことができました。実績も伴った強力なデッキなので、最後まで読んでいただけますと幸いです。

●自己紹介

 主に都内で活動中。

 ポケモンカードに触れたきっかけは、ある病気での入院中に暇になり、病院内の売店でタッグボルトを購入したのが始まりです。

 普段はよし(@PokePokePokeK)や、ぷにんこ(@puninko_pcg)と練習し、関東の日本代表レベルの有名プレーヤー達と切磋琢磨しています。「新小岩」というグループに一応所属中(そろそろ抜けたい)

 最近はウマ娘にハマっています。推しは、オルフェーブルドゥラメンテ

◇主な実績

CL東京2020(エクストラ):Top64(36位)
CL愛知2020(エクストラ):Top16
2020年度CSPランキング:52位(代表まであと7pt)
CL横浜2021(スタンダード):Day2
CL愛知2022(エクストラ):74位
PJCS2022:6勝3敗(70位)
2021-2022年度年間CSPランキング:65位
CL新潟2023:Top8配信:サーナイトex
CL横浜2024:Day2
CL京都2024:Top32(24位)
CL福岡2024:Top16配信:ロストバレット
CL愛知2024:Top32(21位)配信:ルギアVSTAR

 上記以外にもシティリーグトナメ進出や、自主大会の優勝等も多数。CLの決勝トーナメントは3回進出しており、今シーズンのCLは全てDay2に進んでいます。

◇新小岩の人たち

・あるぱん(@gross_Pokeka
・いちご(@Pokemon_berry
・Kaede:xeman(@tikuwaV3
・コバイキ(@pyokotanu
・しょーじ(@Tookairin
・たくみ(@tkm_pcg
・なべ(@nabesatoshin2
・のぶ(@Cramorant_pcg
・Hiro(@Hiropkmn
・ぷにんこ(@puninko_pcg
・まなっち(@DMPmanatti
・よし(@PokePokePokeK

50音順

●CL愛知2024環境考察

自分が今回大会に出場するにあたり、当日の環境をこのように予想しました。

Tier1:ピジョットリザードン
Tier1.5:ルギア、サーナイト
Tier2:ロストバレット、ロストギラティナ、コントロール系統
Tier3:パオジアン、ビーダルリザードン、古代、未来

デッキ流行度予想(C)テレタビーランド新小岩支部

 クリムゾンヘイズ発売直後の「第5回ポケポケCS」にて、有名選手が使用した影響で環境に「カビゴンLO」が増加。今弾収録の〈ガチグマ アカツキex〉により、山札切れだけでなく、サイドを取りきって勝つという新たな勝ち筋を獲得し、使う際のリスクが減りました。

 その結果、どのデッキを使うにも「カビゴンLO」への意識が必要となり、構築単位で有利な「ルギアVSTAR」が脚光を浴びます。

 しかし、4月7日(日)の「第12回カードラッシュCS」にて、〈アンフェアスタンプ〉を採用した「サーナイトex」が上位を独占。Eレギュレーション時のような強力さはありませんが、〈ハバタクカミ〉の通りの良さや、〈ペパー〉1枚から盤面を構成できる点が強力であり、対サーナイトの戦い方がわからないプレーヤーが続出した結果、高勝率をたたき出しました。この翌週に、「CL愛知2024」を迎えます。

●実際のマッチング

【Day1:7勝2敗、Aグループ32位通過】
後ロストバレット:⭕️
先ロストバレット:⭕️
後ピジョットリザードン:⭕️
後ロストバレット:⭕️
後ゲッコウガリザードン(配信):後攻⭕️
後ロストバレット:❌
後ロストバレット:❌
先リザードンピジョット:⭕️
先リザードンビーダル:⭕️

【Day2:4勝1敗、最終21位】
先ロストバレット:❌
後ロストギラティナ:⭕️
先ルギア:⭕️
後ロストバレット:⭕️
後ロストバレット:⭕️

先攻後攻がうろ覚えなので間違っている可能性があります

 ロストバレットと8回対戦したのは予想外でした。かなり厳しいマッチではありますが、5勝3敗で抑えられ、ターゲットとしていた、「リザードン系統」に対しては全勝できたので良かったです。

●デッキの選択理由

 新弾発売直後の「第5回ポケポケCS」に向けてデッキを作るに当たり、〈ガチグマ アカツキex〉をうまく使えるデッキをテーマに調整を進めていきました。

 候補に上がったのは「ロストバレット」と「ルギアVSTAR」で、当時「カビゴンLO」を高く評価していたこともあり、「ロストバレット」の調整は、よし、ぷにんこ、しょーじに丸投げして、「ルギアVSTAR」を使うと決意します。(しょーじがシティS4で優勝したロスバレのリストも添えておきます)

3月23日(土)第5回ポケポケCS使用リスト:3位入賞

 結果は、3位入賞。まずまずの内容でした。その後のシティリーグS4、第12回カードラッシュCSでも勝つことができ、珍しく調整が順調に進んだところで、問題が発生します。

3月30日(土)シティリーグS4:4位タイ

 CL愛知1週間前、「サーナイト」の躍進です。

 対面練習を重ねていく中で、現在の構築では勝ち越す事が難しい判断し、またもやCL直前でデッキがなくなりました……。

 その後は、「リザードン系統」や「サーナイト」、「ロストバレット」といった過去の大会で使用したデッキを試しましたが、どれも持っていくに値する理由がなく、なかなか決断できません。

 この時点でCLまで残り4日。もう後がありません。

 そんな苦しい状況で、下を向きながら歩いていたある日の帰り道。今回の目標を改めて考えました。

・目標:Top4(14勝2敗)=WCS参加権利獲得
・最低目標:Day1通過(7勝2敗)=CL札幌2024につなぐ

困ってしまったシミズノブヒコ 〜ヒロマサの温かい励ましを添えて〜

 この時点で何も決断できてないという事は、どのデッキも同じくらい強いということ。絶対に7勝2敗できるデッキなどなく、自分の練度と当日のマッチ運で勝敗が決すると思いました。

 また、CLのTop4は運が良い日でなければ到達できないのも、過去の大会で理解しています。

 このような理由から、自分の高い練度を発揮できる「ルギアVSTAR」を、苦手な対面へ最低限の対策をして持っていくのが良いと判断しました。

 この時点で残りは3日、急ピッチで構築を詰めなおします。

ここから先は有料となります。今回の「ルギアVSTAR」に対する考えと、デッキ完成までの道のり(クリムゾンヘイズ発売前〜CL愛知まで)を記しました。目を通していただけますと幸いです。内容は以下の通り。

・採用、不採用カード
・ルギアができるまで
・ルギアの使い方(初級編〜応用編)
・各対面の立ち回り

ここから先は

11,637字 / 29画像

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?