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妙なる視力

ほっこりnoter はる之助です😊🌈🍀

先日、ご縁があって、能勢妙見山の東京別院の「妙見山別院」へ参拝してきました。


能勢妙見山には鳥居があり「妙見宮」とも呼ばれますが、『日蓮宗霊場能勢妙見山』という日蓮宗のお寺です。

昔は、神仏習合といい神様と仏様を同じようにお祀りしており、聖域と俗界を隔てるものとして鳥居が建てられました。

明治になって、神仏分離(1868年)が行なわれ、鳥居は神社に建てるものと認識されましたが、能勢妙見山は寺院ですが昔の名残で今も鳥居が残っています。

鳥居

妙見大菩薩のご分体が祀られ、親子鷹でおなじみの勝小吉と勝海舟親子の熱烈な信仰も得ていました。

妙見菩薩は日蓮宗や密教、修験道で重視されて、神道の天之御中主(アメノミナカヌシ)と習合します。

妙見菩薩様   ネットより

日本三大妙見は、
相馬中村神社(福島県相馬市)
八代神社(熊本県八代市)
能勢妙見山(大阪府豊能郡能勢町)
です。

勝海舟の胸像

僕は実は、尊敬する歴史上の人物は誰か?と聞かれたら、真っ先に、

勝海舟

と昔から答えていました🍀🌈🐉
その理由を話し始めると止まらなくなるので、今回は控えますが、坂本龍馬以上に、勝海舟が好きです🍀🌈😊

こちらは、東京都墨田区の本所という、下町にあります。大きな通りよりも少し入った、住宅や畳屋さんなどが立ち並ぶような場所の一角にあります。

ほんの少しの滞在だったので、また改めて色々お伝えしたいのですが、

こちらには、
妙見菩薩が祀られています🍀🌈🐉

妙見菩薩(みょうけんぼさつ、旧仮名遣:めうけんぼさつ)は、北極星または北斗七星を神格化した仏教の天部の一つ。
尊星王(そんしょうおう)、妙見尊星王(みょうけんそんしょうおう)、北辰菩薩(ほくしんぼさつ)などとも呼ばれる。
Wikipediaより

仏教では、格上から順に
如来→菩薩→明王→天です。
妙見菩薩は菩薩ですが、インド由来の菩薩ではないので、一般の菩薩ではなく、弁財天や毘沙門天と同じ、天に属します。

ご利益はとても素敵です。

妙見の意味は「妙なる視力」。
事の善悪や真理を見通すこと。

中国の道教において、北極星は宇宙の全てを支配する最高神である天皇大帝で、天帝の乗り物である北斗七星は、人々の生死や幸福・災厄を支配するとされています。

そのため、
心願成就、健康長寿、心身健全
がご利益です。
そして、天之御中主(アメノミナカヌシ)ですので、
自分がやるべき事を知る。
事の善悪や真理を見抜く。
のです🍀🌈

狛犬さんに注連縄が。

バンバァンと鳴らして、お参りをしました。


坂本龍馬が江戸で剣術修行をしたのは、
幕末江戸三大道場の北辰一刀流の千葉道場です。
坂本龍馬も妙見信仰を持っていたといわれ、勝海舟と同じく、妙見別院へ通っていたようです🍀🌈

北辰は北極星で、創始者である千葉周作の千葉氏は妙見信仰でした😊🐉

千葉道場は、龍馬以外にも幕末で活躍した人物を多く輩出しています🍀🌈

勝海舟、坂本龍馬、千葉周作も、
物事を見抜く優れた眼力「妙なる視力」の持主ですよね。

人を見る目があります🐉🍀🌈

機会があったら訪れてみてくださいね🍀🌈

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