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病は気からって本当なんだよ。実体験の話。

読書記録。

ワタシは何年か前、一度だけ著者のカウンセリングを受けた。病をなんとか治したくて必死で手当たり次第に試していた頃だ。

時間を大幅にオーバーして丁寧に色々話を聞いてくれたが、ワタシは著者の伝えたい事は理解できていなかった。

高いお金を払ってカウンセリングを受けたから治るという訳じゃない。それは当たり前だ。たった1回で変われない。カウンセリングを受けても治せない自分が情けなくてホントに嫌になった。

時は流れ今のワタシはどうかというと、
元気になった。

ある日を境にどんどん元気になった。

YouTubeでこの本を解説していたのを聞いて実際に本が読みたくなり取り寄せて読んだのだが、あれ?この本の内容、なんか知ってるぞ、聞いたことあるぞ…と思いながら読んでいた。

ワタシは著者からカウンセリングを受けていた事をすっかり忘れていたのだ。

そして、驚いた事に あの時は理解できなかった事が今は腑に落ちるというかちゃんとわかるようになった。

ワタシは知らず知らずのうちに病気をやめる選択をしていたのだ。

本の中では 「病気を治したいと思っても改善しない、〇〇をするために病気をやめる」という考え方を提案していた。

ワタシも昨年、ふとこのまま老いて死ぬ前に海外旅行に行きたいと思った。エジプトのピラミッドを観るには相当タフじゃないといけない。まずは体力をつけようと朝散歩をするようになった。

海外旅行に行くにはそれなりにお金もかかる。短時間でも働いてみようかと働き始めてもみた。

エジプトは遠いが国内だったら行こうと思えばすぐ行ける。日本だって魅力的なところは沢山あるから味わおう。まずは近場で箱根に行ってみた。楽しい…次は鎌倉。楽しいっ。体力もだいぶついてきた。高尾山登ってみるか。た、楽しい!!

ワタシは病気をどうやったら治せるかとか、症状の辛さなどをあんまり考えなくなった。Safariで病気の事を検索しなくなったのだ。

かわりに海外旅行の事を検索して調べる。行き先はどこがいいかとか季節はいつがいいかとか。時々、頭痛や目眩などもあるが まぁそんな時もあるよねと開き直ってソファに寝そべる。

本の内容をワタシは意識せずやっていたのだ。いや、著者のいうメタ無意識のなせる技だろう。あのカウンセリングは決して無駄じゃなかった。

時間はかかったがあの時、あのカウンセリングの時に私に撒かれた種はちゃんと芽を出し成長したのだ。

まだすっかり理解はできていない。何回か読み返したり、本で紹介されたワークを実際にトライしてみよう。それから著者が他にも出してる本を併せて読んでみたい。

人間の意識はなんと奥深いのだろう。そして意識によって、自分自身、人生、世界も 作り出してる。

絵空事ではなくこれは本当なのだと今は実感している。

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