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大学IR×生成AI

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【発表資料】データマネジメント発表・生成AIハンズオン@大学情報・機関調査研究集会

【発表資料】データマネジメント発表・生成AIハンズオン@大学情報・機関調査研究集会

第12回大学情報・機関調査研究会にて、研究発表とワークショップ、2件実施しました。それぞれのスライド資料を共有します。

研究発表某研究費をいただいて実施中の研究進捗です

ワークショップChatGPTのハンズオン講演です。
トーク難しい…と考えながら話していました。

研究集会運営者、発表・ハンズオンをご清聴いただいた方々、情報交換いただいた方々にお礼申し上げます。

大学業務/大学IRのためのAIエージェントをつくってみた

大学業務/大学IRのためのAIエージェントをつくってみた

OpenAIDevDayが終わった。そこに生成AIはもういなかった。
主役はAssistantsやAgentであり、新しいユーザー体験である。

私個人として、ChatGPTのユーザー体験には問題があり、その問題を各サードパーティー製品やプラグインがラップする構造に行き着くと考えていた。
しかしOpenAIがゴリゴリのエコシステムを導入するとは想定外である。
では遠慮なくAIの恩恵を受けましょう。

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【発表資料】生成AIの台頭に応対する大学組織の動向:表明内容の分析に基づく試論

【発表資料】生成AIの台頭に応対する大学組織の動向:表明内容の分析に基づく試論

発表資料note上で閲覧できますが、PDFのダウンロードも可能です。

発表概要国内大学が生成AIへの対応を表明したテキスト(表明内容)を、計量テキスト分析(樋口,2020)手法を用いて解析しました。
分析結果より、大学組織の動向に一定の型(リスクヘッジ型、理念ドリブン型、自律的思考を促す型)があることを結論付けました。ただし2023年4月30日時点のデータを使用しており、現時点における暫定的な試

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覚書:生成AIと大学組織の動向

覚書:生成AIと大学組織の動向

2023年4月時点での大学と生成AIの動向について、ChatGPTの利用や制約と併せて書きました。

前回(2023年3月)のおさらい

生成AIと大学組織の動向■ 【概略】表明した大学一覧の分析

強力な外的影響という点で共通しているコロナ禍との違いは、今回の事変が生成AI禍であり生成AI福でもあることです。薬も過ぎれば毒となる。その塩梅や味付けに苦心されている大学が多い印象を受けました。

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大学IRとChatGPTの関係についての覚書

大学IRとChatGPTの関係についての覚書

2023年4月28日追記:
4月の覚書を公開しました

はじめに今回は以前書いた記事で得た「架空の大学職員にChatGPTを使わせたシミュレーション」をベースに、大学IRとChatGPTについて書きました。今が旬ですね。

この記事では、抽象化した言語オブジェクトとして実行された大学職員にChatGPTスキルを実装したケースをシミュレートしました。私は大学IR(Institutional Rese

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