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新詩誌創刊準備号の発行カウントダウン!

Poetry Factoryは、A4一枚きりの新詩誌、「詩ペーパー」の創刊準備号を作成中です。たくさんの方に詩を書いていただいたり、投票していただいてとても嬉しいです。これまでの、経過は以下のnote記事をご覧ください👀

さて、ついに発行日が7月31日に決まりました❗️素敵な詩作品が集まり、良いデザインでお届けできるのではないか?と思います。
そこで残りの日数で、カウントダウン的に少しづつ関連する情報を小出しにしていきます。よろしければ毎日チェックしにきてくださいねネ。

1.名前について

新詩誌の名称は「Poemsight」(時と場合により、Poemsight(ポエムサイト)とカタカナも併記する予定)という名前に決定しました。これは、Poetry Factoryの発起人であるkaoru.y よりアドバイスを得て、決定されました。このPoemsightという名前のsightという言葉には、Forsight(予見)やInsight(洞察)といった言葉がありますが、共通して「見る」というニュアンスがあります。だから直訳だと「詩に関する視点/洞察」みたいな感じです。他にもsightには意見といった意味や、近い将来という意味もあり、この詩ペーパーによって、近い将来、多くの人の気づきや思考のきっかけになる存在であるようにと願いを込めました。そのまま「サイト(site)」という言葉も場所という意味で、詩がある場所、詩と出会える場所のようなダブルミーニングにもなります。同じ語感ですし。
ということで、新詩ペーパー「Poemsight」をよろしくお願い致します。

2.選考過程について

創刊準備号の作品公募には10編が寄せられました。
1次選考で5編に絞り込んだ作品がこちらの一般投票用のフォーム内の作品です。
そして、一般投票(47人が投票)、1次選考通過者による互選、題「負け」提案者による単独選、それぞれで選ばれた計3作品を掲載しました。
どの作品が選ばれたのかは、31日をお楽しみに❗️

3.一般投票でいただいた感想について

一般投票時に寄せられた試作品(全体)へのコメントです。

・他の作品にみられない個性的な作品だと思いました"
・どこにも心をつかまれなかった。
・レイアウト?も含めて、詩にはいろいろな表現の仕方があるんですね!学校では三行詩とか、限られた形式しか習わなかったので…。
・個人的には、読みながら頭の中に情景が浮かんでくる詩が好きです!
・詩がバライティに富んでいて、読んでいて楽しかったです。
若さのある詩だと思いました。
・こういう試み素敵だと思っています。
・負けと私の距離が私のなかでもっともしっくりくる作品を選びました。
・好みです。共感しました。
・よむだけで情景がひろがっていき、自分と重ねる作品ですきです!
・コンクリートポエムみたいで一昔前のニコ動のコメントに流れてきそうな作品。たくさんの人たちに、詩はもっと身近にあるぞ!と言ってくれそう。
・義務教育で学んだ以来に詩を読む機会を頂いたと思います。作者それぞれの個性があり非常に面白く拝見させていただきました。

寄せられたコメント

また、テーマ「まけ」について考えたことなどです

・負けたいなと思いました。
・「負けるが勝ち」という言葉を思い浮かべた。人とぶつかったとき、もっと譲れる自分を探そうと思った。
・負けと負と敗北は繋がっているのだなあとふと思った。
・誰かに対する嫉妬感
・「負け」というテーマの選出が非常に良いです。「勝ち」ではなく「負け」は悲壮感や後ろめたさを思い起こさせる、人間の柔い部分を刺激する観念だと思います。その柔い部分が五作品の詩の中でどのように表現されているのか、それぞれで大きな違いが見られて大変興味深かったです。
・勝ち負けは自分が決めることなんだなと思いました
・負けの捉え方は千差万別という普通のことに気づかされるということがまず面白いです。
・日常の中で だめだな とか負の感情を持つ事が多くあります。作品を見せて頂いて それ(負の感情)もありかな と少し気持ちが軽くなりました。
・勝つ事のみが負けない秘訣
・世間一般的な「負け」と、自分自身の「負け」というものの違いを、今回の詩を読み考えさせられました。人それぞれ負けの捉え方が違い、自分自身の考える「負け」はなになのか考えるきっかけになりました。
・普段、勝ち負けを考えないで生きているので新鮮でした、勝ち負けについて考えて、感じている人の内側を知れました。
・「負け」がテーマでも色々な切り口、カラーがあるということを感じました。

寄せられたコメント

コメントは任意記入であるにもかかわらず、とても丁寧にコメントもいただきありがとうございます。

4.いただいたご意見やご質問について

また、コメントだけでなく、ご意見もいただきましたのでこちらで回答させて頂きます。

・掲載は縦書きでしょうか。横書きでしょうか。縦書きなら、候補作も横書きではなく縦書きの画像等を使って表記した方が投票時に分かりやすいと思います。
・PDFでみたいな。

→ご指摘ありがとうございます。掲載の表記や選考時の掲載方法については、今後の課題であると認識しております。創刊号までに十分に議論を重ねて参ります。

・テーマは面白いですが具体的に何に負けたか、ということが詩で分かるともっといいのかなと思いました。
・なぜ「負け」というテーマになったのか?

→「負け」というテーマになった経緯については今回はあまり大々的に公開しておりません。もしご関心をお持ちでしたら以下のnoteの後半をご覧ください。また、それぞれの詩作品の背景の公開についてもよりよあり方を模索していこうと思います。

・審査のためとは言え、マイナス感情をテーマにした詩を全部読むのはなかなかキツい。もっと明るいテーマがいい。
・どこにも心をつかまれなかった。

→ご意見ありがとうございます。今後さまざまな性質のテーマで詩作品を世に公開できる機会を作って参ります。その全てが必ずしも全員にご満足いただけるものではないかもしれませんが、継続的にさまざまな性質のテーマを設定することで詩作品の広がりや多様性を示せるのではないかと思います。また、今回を機にご自身の作品を投稿することもご検討いただければ幸いです。

様々なご意見ありがとうございました。真摯受け止め、今後の運営に活かしたいと思います。

5.デザインについて

デザインはPoetry Factoryの仲間である、サンゴさんに依頼をしました。(ロゴ製作者でもあります)

デザインとしては開かれたスタイリッシュなイメージで!というざっくりとしたコンセプトから、何パターンもの候補を準備してくださり、運営一同納得行くものを作ることができました。
今後のデザインも含めて、創刊準備号ですのでご意見いただければ幸いです。

制作者コメント
初めまして、デザイン担当のサンゴと申します。本紙を作るにあたって、コンセプトにある「あつめない」「とじない」を重視し「開かれた」色彩や模様を創造していきました。この詩誌を見るさいに少しでも開かれた感じを持てれば何よりです。

コメントいただきました

6.詩ペーパーの入手法について

この詩ペーパーの入手方法ですが、運営で協議を重ねた結果、創刊準備号に関しましてはデータをSNSやホームページなどで一般に公開致します。
また、正式バージョンにつきましては200部印刷したものをご準備致しました。そちらが公式バージョンになります。
また、公開と同時に運営費カンパのお願いのご案内をいたしますが、カンパいただいた方にお礼として差し上げる予定です。

7.今後の展望について

まだ、多くのことが公開できる状態ではありませんが、まずは創刊号を秋を目標に出したいです。その後は、季刊として、さまざまなテーマで詩ペーパーを作成して参ります。
法人として、持続可能なモデルを作りながら運営して参ります。
是非、カンパやテーマの提供など、どうぞよろしくお願い致します。

8.詩ペーパーを公開!

こちらの記事で公開しました。カウントダウンにお付き合いいただきありがとうございました。


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