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2024年 2月の振り返り

2月が終わってから随分と経ってしまった。定期的に更新しようと思っていたこのnoteも、疎かにしていまっている自分がいる。でも、悲観はしない。今更ではあるが、2月の振り返りを綴ろうと思う。

2月、何だかんだ忙しかった気がする。2月前半は、大学の課題、主にレポートに追われていた。本当に直前にならないと手をつけない自分の性格を、いい加減治したいと思っている。提出に間に合うかどうかギリギリのところで、今回もなんとか期日までに提出した。
レポートを書き終えたご褒美に、映画を4本レンタルし、一人暮らしのアパートで心も身体も環境も、くつろぎモードMAXで鑑賞した。
今回借りた映画は、「星になった少年」「きみはいい子」「リリィ・シュシュのすべて」「愛を積むひと」の4本。

1本目、「きみはいい子」
前から気になっていた作品で、ようやく観ることができた。内容は、結構重たくて、観てて苦しい場面もあるけど、観た後にいろんな考えが浮かぶ作品。細かい内容にはここでは触れないが、私はこの映画を通して、親という存在の大きさ、重みを感じた。親が子どもに与えるもの。意図しても伝わらないもの、意図せず伝わるもの。子を育てるということがどういうことなのか、いろいろ考えさせられた。親が抱えている傷が、子どもに反映することもあるし、親はいつも正しくはいられないんだと改めて感じた。親だって人間なのだから。

2本目、「星になった少年」
柳楽優弥主演だから観ようと思った。柳楽優弥は、自分の好きな俳優の一人。実話を元に描かれた作品で、動物と人間、また人間同士の絆が描かれていて感動した。だいぶ前の作品だから、柳楽優弥がまだ幼いが、彼の目が訴えかけてくるものが非常に魅力的だった。

3本目、「リリィ・シュシュのすべて」
これは2回目の視聴。一回めに観たときは、あまり感情移入するときつそうなのでさらっと観たが、今回は内容も知っているので安心してしっかり観た。美しいドビュッシーの音楽と、リリィ・シュシュの圧倒的世界観。映像、音楽、ストーリー、そのすべてが合わさったとき、一つの作品として、とても見応えのあるものになっていると思う。好みは分かれると思うが、私は好きな映画。絶望的な映画というよりは、希望を見出せるような映画だと私は個人的に思っている。

4本目、「愛を積むひと」
ぶっ通しで視聴していたら流石に疲れてきて、あまり集中して観た気はしないが、画面に広がる景色が美しかったのが印象的だ。内容も、温かい話だった。また観る機会があれば、今度は大きなスクリーンであの景色を観たいと思った。

映画の感想はそんな感じだ。
私はいつからか映画を観るのが好きになったが、それは単に映画が好きというだけではなく、映画が始まるまでのワクワク感、観ているときの没入感、観終わったときの余韻のようなものが好きだから、映画を好んで観ているような気がする。次に観たい映画もいくつかあるから、それを観るのを楽しみにしている。

2月半ばからは、人と会う約束が多かった。気づいたら家にこもりがちになっている私を、外に引き出してくれる人たち。ありがたい。人と会って、他者の日常に触れて、同じ時間を共にすることができるというのは、自分が思っている以上に尊いことだと思う。やはり、人との関わりの中で、コミュニティの中で生きているのだということを実感するときだった。
いろんな所にも行った。初めてちゃんと大阪に行って観光した。道頓堀でたこ焼きを食べれたからほぼ満足。それから宿の近くに遅くまでやってるカフェがあったから、夜に寄ってみた。その日は雨が降っていたけど、雨の日のカフェはこんなにもいいものなのか、と一人静かに感動。自分は映画の主人公になった気分で、自分を取り巻くあれこれを回想しながら飲むラム酒入り黒糖ミルクは絶品だった。
東京は、合宿のようなものがあって5泊した。自分が安心できるコミュニティの中での生活は私をいろんなものから守ってくれると感じた。数年前までは、自分は誰かといる生活に向いていないと思っていたけど、案外そんなこともないと最近気づいた。

2月は、予定がいっぱいあったおかげで、嫌でも外に出たり人と会ったり、やることがあったから、意外とメンタルは安定していた。というか、沈んでいても、気にしている余裕がそんなになかったから、過ぎていく中で自然と解消されていった感じだ。

最近は、ネガティブになる自分も受け入れている。幸せの真っ只中で虚しさが訪れても、否定しないようにしている。いろんな自分がいていいはずだから。真逆のものが同時に存在するという矛盾も、人間らしくて愛おしいから。たとえその生き方が、器用ではなくても、上手ではなくても、それが私だから。私は、私のままで愛されている存在だから。その確信が自分本位のものにさえならないように。
今日も感謝な日々だ。


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