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世界放浪記#19 綺麗な水の元育つキクラゲと鶏🐓

こんにちは〜!

今は日本に一時帰国しています
そしてその期間の中で日本国内のワーキャン(合宿型ボランティア)に参加したのでそちらの体験談を綴って行けたらと思います🙂

私がボランティアする度に活用しているNGO法人NICEのボランティアは世界各国はもちろんですが、日本各地にもボランティアネットワークがあって、日本中いろーーんなところでワーキャンが開催されています。

良ければNICEのサイトを見てみてください :))

で、私はこの中の山形県最上のボランティアに参加しました。

最上町はどんなところ?

最上町は山形県に位置する比較的大きな町です。
総人口は8,080人で高齢化率はなんと40.3%にも及びます…。こんな高い割合ではありますがそれでも県内では高齢化率10位!ちなみに山形県の高齢化率1位の西川町では46.5%……!!!ほぼ2人に1人がお年寄り…!
日本の高齢化率の高さが伺えますね😥


最上は山の湧き水が蛇口から出るので、とにかくお水が(夏でもとても冷たかったし)美味しい!
山形名水百選にも選ばれているみたいです。
そこで育つ生物や植物はやっぱり質が良く、最上町の主産業はやっぱり農業みたいです。
ちなみに「水が良いところに居る」と言われるホタルも沢山飛んでいました ❤︎

ホタル

ボランティア① 養鶏のお世話

養鶏場の説明

最上町で行ったボランティアの一つ目は養鶏のお世話。
私の受け入れ先の養鶏場は平飼いで鶏が飼育されています。
平飼いとは鶏を放し飼いの状態にして飼育する方法のことです。普通鶏はケージに入れられて飼育されるのに対して、平飼いにすることで野生と似た環境で育つことができ鶏達のストレスが溜まりにくいことでより品質の良い卵が生まれるのです。
ボランティア先の方が言うに、ヨーロッパでは殆どが平飼いであり、ケージで飼うのは動物虐待であるとされているみたいです。
殆どがケージで育てられいる日本は悪い意味で珍しいみたいです、、。

ストレスフリーな鶏ちゃん達🐓

養鶏のお世話とは何をした?

私たちボランティアが任された養鶏のお世話は主に2つ。餌やりと水替えです。
どちらも鶏達が 食べたor飲んだ 餌や水を替える。という言葉で言えば単純な作業。
だけども、実際にやってみるとめちゃくちゃ大変でした。
まず養鶏場の中に入ると鶏達が舞う舞う笑
それと同時に羽や何やらも舞う舞う、、🪶
扉を少しでも開けると鶏ちゃん達が脱走してお外で草食べ始めるし、それを戻すのも一苦労😅
水は一つの養鶏場あたりバケツ1〜3個だったのですが、そのバケツも重いから大変🥲
そして養鶏場は10ヶ所前後あって、特に暑い今の季節は汗がダラダラ、、🥵💧

鶏はもちろん生き物であるから放置なんてできる訳もなく、毎食欠かさずこれをやるのがなかなかに大変でした、、。

ボランティア② 卵の出荷手伝い

卵磨き🥚と卵のパック詰め

産み落とされた卵を洗い流して、パックに詰める作業も行いました。
洗い流し方はというと、食器用のスポンジで卵を優しく撫でる。それを受け入れ先の方が選別してくださり、大小に分けてパック詰め。
これはあまり大変な作業ではありませんでした。

大量の卵🥚


ボランティア③ キクラゲ栽培

キクラゲはどうやって育つの?

キクラゲがどうやって育つか見たことはありますか?
キクラゲは原木栽培と菌床栽培というのがあって、私の受け入れ先では菌床栽培でした。(菌床栽培の方が簡単みたい)
菌床栽培とはおがくずに種菌を植え付け、栽培する方法です。ビニールハウス等で温度を調節することで年中収穫ができます。こんな感じで生えてます↓

カエルちゃん居た🐸

キクラゲはキノコの中ではランニングコストが安く農業の片手間にキクラゲ栽培をしている農家さんも多いみたいです。

キクラゲの水やり

私たちボランティアは1日あたり朝と昼前と夕方の3回、キクラゲの水やりを任されました。
ビニールハウスの中は40度、、昼前の回はとにかく暑くて暑くて汗ダラダラ💧
キクラゲが生えてくる側面に満遍なく水をかけました☺️

キクラゲの胞子取り&水洗い

キクラゲには白い部分が付いていて、それは胞子です。
それ用に撮ったものではないので分かりづらいけれど、赤丸の部分です↓全部のキクラゲについています。

この部分をハサミでカットします✂️
そしてカットし終えたキクラゲちゃん達を最上の綺麗な天然水でわしゃわしゃ洗います😊

水洗いを終えたキクラゲちゃん達

あとは干しておくだけです。

ご褒美❤︎

卵農家だからもちろん(?)卵食べ放題!
美味しい卵かけご飯を毎朝食べられて幸せでした😌

そしてキクラゲも卵と一緒に炒めたり、ゴーヤーチャンプルーにしたり、めっちゃくちゃ美味しかった!!!
お土産に大量に生キクラゲ頂きました❤︎
(ぎゅうぎゅうに詰まったキクラゲ2パックも🥰)

最後に

実は養鶏のお世話もキクラゲの栽培も軽くはやったことがあって、いちいちやることに対して驚きとかはなかったけど、この暑い気温の中での農作業はまーーじで大変!!!
汗ダラダラで若い私達でも大変なのにお年寄りの方達が(ボランティアが任された以上の沢山の仕事をも)こなしているのを見ると脱帽です🥲

こんなにも大変な作業を経て私達の元に届いていると思うと、改めて食べ物を大切にしようと思えるし、どうにか農村の少子高齢化を止めるべく何かできることはないか考えてみようと思います。

以上でキクラゲ栽培&養鶏場のお世話ボランティアの体験記でした〜!
今回も読んでくださりありがとうございました☺️

😉💐


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