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サカナクションのもとに

明日、仙台にサカナクションのライブを見に行く。 わたしはサカナクションのファンではあるけれど、熱狂的なほうではたぶんなく、たまに遠ざかったりもする。 でも、もう当たり前にわたしの心のなかにサカナクションの音楽はあって、人生の折に触れて彼・彼女らの音楽に救われて生きてきた。 これまでに一度サカナクションのライブに行ったことがある。 2019年の、 'SAKANAQUARIUM 2019 "834.194" 6.1ch Sound Around Arena Session

    • 透明なあなたへ

      これ、書くか迷ったんだけど、まあここはわたしが書きたいことを書く場だし、誰のためでもなく自分のために書く場でもあるので、思うままにちょっと書いてみよう。 いつのころからか、noteアカウントのないスキをいただくようになった。 これを、「透明なスキ」とわたしは勝手に呼んでいる。 どの方からのスキもうれしいのだけれど、ことこの「透明なスキ」にわたしは毎回ひそかに胸をおどらせるなどしている。 いつもありがとうございます。 noteの仕様がまだよくわかっていないのだけれど、

      • 続・あたらしい指輪

        世界、見てーーーーーっ! 指輪を、買ったぞーーーーー! 前日譚はこちら。 まさにこういうのが欲しかった!という指輪に出会えた。 ぽか は、ゆびわを てにいれた!▼ (キュピコーン♪) 今日は5/15の水曜日。 月の真ん中にして、週の真ん中でもあり、そして今日は月齢7.0の上弦の月でもあるのだそう。 指輪は数日前に届いてはいたものの、なんとなくこの日がいいなと思っていた。 ので、今朝起きてから身につけ始めた。 100%の純銀で、槌目の跡がなんともいえぬ表情の

        • かに座のひとたち

          最近、かに座のひとたちに囲まれている。 なんだろうか。 2023年から、かに座の人との縁が深いのだ。 2023年の頭に仲が深まった人、 同年4月に出会いものすごく親切にしてくれた同僚、 同年の夏に出会ってから私生活でも仲良くしてくれる同僚(2人)、 同じころ知ったお気に入りのアーティスト、 2024年の春に出会った別現場の同僚(同い年!)、 などなど。 み〜〜〜んな、6月下旬から7月中旬ごろが誕生日。 かに、カニ、蟹、🦀。 かに座の皆さん、わたしの周りにそんなに集

        サカナクションのもとに

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          あたらしい指輪

          よく右手の中指に指輪をしている。 していた。 だが今日、10年くらいつけてきた指輪を無くした。 ショック。 あー、ショック。 シルバーの、ねじねじした形(伝われ)の指輪。 ちょっと外して洗濯機の上に置いといたが最後、そのまま洗濯機のフタ開閉部分の溝の奥底に落ちてしまい帰らぬ存在となってしまった……。 くう。 迂闊だった。 お気に入りだったのになあ。 そういえば。 振り返ってみると何かの転機になるタイミングには、愛着のあるモノが壊れたり、それこそ無くしたり

          あたらしい指輪

          音楽の栞(2024年4月)

          盛りだくさんの4月は、季節もあってかどこか華やいでいた。 3月後半からの「トンネルを抜けた感じ」がまさに実感としてあって、多少のゆらぎや疲労こそあれ、それら自体が心地よく、いい疲れを感じることができた。 そんな4月をよく聴いた音楽とともに振り返りたい。 4月のプレイリスト不思議なんだけど、4月はやたらと 「愛」とか「手放す」とか「豊か」とかいう言葉によく出くわした。 中でも「愛」は、怖いくらいよく出会った。 愛、とは。 プレイリストの中からいくつかピックアップして

          音楽の栞(2024年4月)

          手紙を書く

          手紙が好き。 いただくのも、書いてわたすのも。 でも、手紙を書くとき、いつも迷う。 「これって、ただ気持ちを押しつけてるだけでは?ただのエゴなのでは?」 って。 どれくらい伝えていいんだろう、 迷惑じゃないかな、 って。 本音って、ちょっと怖いから。 手紙って、何も隠せない気がするから。 手紙のやりとりは好きだけれど、手紙を書くということはすなわち裸の心を差し出すようで、どこか照れや恐れがある。 今、この4月末で職場をはなれる同僚に手紙を書こうと思っているのだ

          手紙を書く

          そういう時期

          2023年12月ごろから、やたらとnoteを更新するようになった。 そのきっかけは、だいすきなアーティスト/役者の高野洸さんがきっかけだったように思う。 彼の楽曲をはじめ、そのご活躍についてのわたしの(重めの)感想を、書き出して整理して記録して眺めるために、あれこれと書くようになった。 そして同時期、わたしは地元に帰ってきたものの自分の殻にとじこもっては孤独を自ら選んで話し相手をもたなかったため、内側に湧き上がるものらを吐き出す場としてこのnoteを活用してきた。 だ

          そういう時期

          心にカスミン

          やっちまった。 人付き合いも会話も本当に本当にヘタでニガテで失敗しては、なんてこった、と頭を抱えつづけてはや四半世紀。 冒頭のやっちまった、というのは、仲良くなりたい人との距離感を完全にまちがったのである。 またやっちまったわ……。 穴があれば入りt……あれ、こんなところに穴が、かくも見事な墓穴があるじゃあないか、ああそうか、この墓穴はいつの間にか自分で掘ってたのですね、自ら墓穴を掘っては飛び入りにけりいとをかしってか、ばかいってんじゃないよ。 そんなこんなで、また

          心にカスミン

          春の色

          黄色がね、とってもきれいで。 今の山形は、場所によるけれど桜はまだ満開とまではいかず、朝晩はストーブをつけたくなるくらい冷えるっていう、そんな感じ。 でも、もうすっかり春。 この春は、よく黄色が目に入る。 だいたいが花なのだけれど、 水仙・菜の花・たんぽぽ、それから名前のわからない背の高い花。 とても、とーってもきれい。 土を照らした太陽のあたたかい光が、そのまま花となって咲いてるような気がして、ながめてるだけで頬がゆるむ。 可憐だ。 かわいい。 ふふ。

          映画 “PERFECT DAYS”

          劇場が明るくなっても、しばらく立ち上がれなかった。 胸はいっぱいだし、涙は止まらないし、頭の中であの場面この場面がリフレインしているしで、もうね。 なんどもため息がもれ、つられてほほ笑み、つられて泣き、胸をいっぱいに満たしたものがあふれてはハンカチをぬらし、いつか東京で見た景色をなつかしみ、あの頃と今の生活をなぞり、音楽に酔いしれ、音と光と風にめぐる時間と季節を感じ……そんな2時間。 やかましいくらいの静けさが、まぶしいくらいの影の濃さが、これでもかと畳みかけてくる映画

          映画 “PERFECT DAYS”

          音楽の栞(2024年3月)

          3月は、前半と後半で色がまったくちがった。 例によって体感はやはり長く、盛りだくさんの1ヶ月。 1月・2月につづきヘトヘトだったが、後半はそのトンネルをほぼ抜けたか、もう抜けつつあるか、それくらいにまで来た感触があった。 そんな3月を、音楽とともに振り返っておきたい。 3月のプレイリストシャッフルせずに聴くならこの順番かな、という並びにしてある。 以下は順不同でいくつかピックアップしておきたい。 STUTS & 松たか子 with 3exes - Presence

          音楽の栞(2024年3月)

          心に『テッド・ラッソ』

          『テッド・ラッソ』を見終えた。 なんなら2周目に突入している。 すばらしかった。 主人公・テッドが、サッカーチームの監督となるところから物語は始まるが、ただのスポーツドラマではない。 コメディであり、人情ものであり、セラピーですらある。 とにかく徹底して「人間」「生き方」を描き、問い、語りかけ耳を傾けてはやさしく寄り添ってくれる物語だ。 見終えたあとも、登場人物たちが心の中に居つづけて、日常のふとした瞬間に彼・彼女らの顔や言葉が、思い出される。 この春、このドラ

          心に『テッド・ラッソ』

          ひとつ手放し、またひとつ

          不思議なもんだ。 ひとつ終わると、ちゃんとまたひとつ始まってゆくらしい。 ひとつの別れが、またひとつの出会いを連れてくるみたいだ。 この3月、2年半の片思いに終止符をうち、3年にわたる名前のつけられない関係を終わらせた。 それは、これからも大事に思いつづけるであろう相手のことも、わたし自身のことも、これまでの思い出も、傷つけずに守るための選択だった。 とても勇気が必要だったし、後悔が全くないわけではないし、わたしがもっと大人であれば他の選択ももしかしたらあったかもし

          ひとつ手放し、またひとつ

          藤井風『満ちてゆく』その道すがら

          ずっと考えていた。 ってどういうことなんだろうって。 だって、矛盾してる気がしたの。 「手を放す」のも「軽くなる」のも、満ちるどころかむしろ失ってるのでは?って。 だから、うつくしいこの曲にうっとり聴き入りながらも、どういうことなんだろうって、どこか掴めずにいた。 3月。 どうしたって別れの季節。 今年もちゃんと、わたしにも別れの季節はやってきた。 その中に、わたしにとって大きな別れがひとつ。 3年の付き合いになる友人から離れたのがこの3月だった。 3年の

          藤井風『満ちてゆく』その道すがら

          目をさまし、目をそらし

          春なので、順調に気もちが落ちこんでいる。 なにせ春なので。 春は、切なくてなんぼ、不安でなんぼ、浮ついてなんぼだ。 この落ちこみ具合は、ちゃんと春がきている証拠だ。 そういうことにしておきたい。 ちなみに山形は、今朝からめちゃくちゃ雪が降っている(なんでだよ)。 物心ついたときから、わたしの頭の中では、ずっと誰かの声がしている。 「ぐるぐる考えすぎる」というわたしの性分は具体的には、頭の中でずっと誰かが話している、ということでもある。 それは、自分自身のあーだ

          目をさまし、目をそらし