刀印護符ってなぁに?

刀印護符という言葉を聞いたことはありますでしょうか? 護符という漢字からなんとなく「護る」意味を持つ単語なのかなと気付くと思います。

・護符とは…神様や仏様の名称や姿形、種子や真言を書き記した紙や札のことで、書かれた神仏による加護や徐災を期待する、早い話がお守りのことです。

では、刀印とは一体何なのでしょうか。

・刀印とは…一般的に人差指と中指を立てて、その2本の指を日本刀に見立てた手の姿形のことです。小指と薬指は曲げて親指によって抑える格好となります。


刀印護符とは…簡単に言うと、護符に記された文字や形を刀印を用いてなぞることによって完成させる自分だけのお守りのことです。

刀印護符で最も有名なのは「浅草吉原九郎助堂」の護符でしょう。その効果は非常に多岐に渡ります。病気平癒、仕事運、金運、人間関係、果ては悪霊払い、呪い返しまであり、効果があったという体験談もあります。(※浅草吉原九郎助堂の刀印護符の扱いは非常に繊細です。店舗から案内されている使用方法を必ず守り、自分勝手な扱い方は絶対に止めておきましょう。)


最後に。
刀印護符そのものに効果があるかどうかは分かりません。しかし、その刀印護符を使用する事によって、心の在り様がその護符に期待した結果の方向に傾き始め、在り様は気持ちとなり、気持ちは行動となり、行動は結果になるのだと思います。

つまり、「何かを願望したり期待したりして行動を起こした時点で、遅かれ早かれ自身が望んだ自分自身に良い意味でも悪い意味でも辿り着いてしまう」のだと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?