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最初に知りたい#2「価値を生み出す活動」

シリーズ2回目のこの記事では、新しい価値を生み出すとはどういうことなのか、について確認していきましょう

企業・組織の活動には、定型業務非定型業務があります
このうち、プロジェクトは非定型業務の方になります

プロジェクトは2つとして同じものは無い、と言われるように
一度きりの活動ということが特徴です

企業組織でも非営利団体の目的や活動方針、戦略、あるいは事業計画があると思います
その内容に沿ってそれまでになかったもの、新しい価値を生み出す活動を企画します
その活動こそがプロジェクトなのです

これまでに無いものを始めるので、新規にプロジェクトチームが組成され、予算取りをして開始する必要がある訳です

では、プロジェクト以外の活動が価値を生んでいないのか
そんなことはありません
定常業務というのは、事業計画に沿って安定的に継続して価値を生み出す活動のことなのです

多くは定型業務、つまり、活動のタイプが繰り返し型、つまり、ルーティンワークであることが特徴です

もちろん、すべての業務活動をルーティンでできるということはなく、予定外の事象が発生したり、要求があったりもしますので、活動現場の工夫や改善をして問題なく遂行することが期待されています

このように企業・組織の価値創造とは、新しい価値を生み出す活動であるプロジェクトと、安定的に継続して価値を生み出す活動である定常業務の組み合わせで成り立っています


定常業務と非定常業務のバランスは、組織によって異なります
内外の環境変化により調整をする必要が出てきます

組織規模に関わらず、このような業務タイプのバランスを調整することも含め組織全体の健全性をマネジメントをすることが、組織の経営レベルの話に繋がっていくということです

いかがでしたか

組織は、新しい価値を生み出し、価値を出し続ける(維持する)ことで継続するというイメージがわきましたでしょうか


最後までお読みいただきありがとうございました


番外編:
主要業務が定常業務の組織にいるけれど、非定型の仕事依頼が来る場合など、「これはプロジェクトでしょうか?」という疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません
今回の記事では簡略化した説明のため、組織事情や少々複雑な運用面解説は割愛させていただいております点ご了承ください(これはこれで、大事な話でもありますので、どこかで記事書きたいと思います)

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