【レビュー】PowerShot ZOOMを多摩動物公園で使う
はじめに
ポケットサイズの超望遠 PowerShot ZOOMを携え、多摩動物公園で撮影してきました。今回は、本カメラで撮影した写真とともに使用感を紹介します。
なお、本カメラについては過去にレビューしています。よければ併せてご覧ください。
その結果として、小型軽量ながら満足のゆく撮影ができました。帰りの足取りも軽かったです。
撮影した写真
以下に撮影した写真を示します。
色味がきれいで見たままを写してくれます。
ボケは大きくありませんが、状況を選べば背景をボケさせることができます。
こと動物園においては「柵がボケるか否か」は重要です。
上記の写真のように、被写体が柵と近い場合にはボケにくいですが、以下のように被写体が柵から遠い場合はボカすことができます。
逆光のため少しコントラストが低下していますが、きちんと柵がボケています。
また、柵が中距離にある場合にも少し残ってしまうことがあります。
このあたりは、距離はもちろん、柵への光の当たり方などを意識するとよいかと思います。
その点、多摩動物公園の展示は柵が少なくてとても撮りやすいです。
上記の3点はほぼ同じ場所から撮影しましたが、これだけの視点移動がワンボタンで行えることにいつも驚いてしまいます。
チンパンジーの食事シーンにも寄って撮影できます。
多摩動物公園はこういった行動展示も魅力の一つだと思っています。野生の再現が見られるのはうれしいです。
キリンの親子を撮影しました。
ほのぼのとしていてかわいいですね。
こちらはオランウータンの親子です。
お母さんに甘えたい年頃なのでしょうか。人間でもそんな親子をよく見ます。ほほえましいですね。
百獣の王も正月休み中です。
寅年が始まったときもここに撮影に来たことを覚えています。園内も賑わっていました。干支の動物を撮りに動物園に行く方、けっこう多いのではないでしょうか。
連写について
本カメラは秒間20コマもの撮影が可能です。これを活かしてゾウの砂浴びを撮影してみました。
目や鼻の中に砂が入ったら痛そうだな、などと思いながら撮っていました。吹き上げたものが頭の上に載っているのも可愛らしいです。
おわりに
今回は、多摩動物公園でPowerShot ZOOMを用いて撮影した写真とともに使用感を紹介しました。
撮影を通して、動物園のお供としても楽しいカメラだと思いました。高速のAFと連写は、むしろそのためかのよう。
唯一バッテリーが持つか不安でしたが、合計5時間程度、約160枚の撮影に耐え、それでもまだ残量が2メモリありました。さすがキヤノン、隙がないです。
小型軽量の超望遠撮影について、よい選択ができたと思っています。
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