見出し画像

『晴れ間が見えて』

折れた枝が

脚に纏わりつく


置いて行かないでって


そんな思いは

させたことはなく


みるみる黒い雲に変わり

霙に打たれて


痛いって言って

フードを目深に被り


想いが届いたのか

晴れ間が見えて


今日という日が

あっと言う間に過ぎていった


寒さに悴む手を

ポケットに入れたまま


さようならも告げずに


よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは、クリエイター活動費として使わせていただきます。自身、未熟な部分が多々ありどこまで出来るのかわかりませんが日々進化し続けることはやめないつもりです。