空の位置と優しさの存在

陽のひかりは
途方もなく広い
暗黒の宙に向って
進み続ける

一体その中のどのくらいが
ここに辿り着くのだろうか

そして

どのくらいが
ここで光り
海を
空を
蒼く
するのだろうか

確固たる地は
私を繋ぎ止めて
ここにあって

私たちが見ている
空のひかり
その位置は
どこにあるのだろう

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僕たちの
目の前にある
優しさは
空の位置より
わかりやすくて

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ひかりは
当たる地があってこそ
光ることが出来て

長い旅路の先に
拾われ光り
はじめてその存在とも言える
明るさ暖かさを
創り出すことが
できる

それは

まるで
あなたの
優しさのように
私の中に
存在を示すようだ