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【4月21日】おすすめ教育ニュースまとめ

 今週の配信記事の中から、気になる「おすすめ教育ニュース」をピックアプしてお届け!みなさんの記事に対する意見は、ぜひnoteのコメントにお願いします🙇

【コメント】
 東京都の離島・利島村(としまむら)は、ビズリーチが運営する転職サイト「ビズリーチ」において、同村の教育改革を推進する教育長を公募するようです。いくつかの自治体で民間の方々を教育長や学校長などに起用している事例が増えてきました。現場での子どもたちとのコミュニケーションなどの実務的なものと学校運営や自治体運営といった広い範囲での業務では求められるものが異なってきます。だからこそ、学校運営や自治体運営などを担える人に担ってもらうということは必要になってくると思います。


【コメント】
 言葉や文字で伝えることができない子どもたちがどのようにして自分たちの「意思」を伝えるのか。そこについて考え続け、工夫し続けることは子供達一人ひとりの人権を尊重することだと思います。その子ができる意思の伝え方を模索し、それを社会の中で行なっていけるように練習したり、周囲に伝えていったりすることで、一人ひとりの意思が尊重され、多様な社会が実現できるのではないでしょうか。


【コメント】
 この研究から”5歳の子どもの18%に睡眠問題が存在することがわかりました。さらに、自閉スペクトラム症(ASD)の50.4%、注意欠如多動症(ADHD)の39.8%に睡眠問題がありました。家庭環境では、収入200万円未満、兄弟姉妹なし、生活習慣では、就寝時間が22時以降、起床時間が7時30分以降、睡眠時間が9時間未満、入眠遅延が30分以上、スクリーンタイムが2時間以上/日のグループにおいて有意に睡眠障害の有病率が高いこと”が明らかになりました。こういった研究が進むことで、睡眠障害をはじめ、いじめや不登校などの子どもたちを取り巻く社会課題となる要因が少しずつ明らかになる。そして、その知見が子育てや教育の現場で生かされることを期待しています。


【コメント】
 1年間という長い学級経営を走る上で、この記事では「バックキャスト思考」というものが紹介されていました。未来から逆算して目標や計画を立てる思考法で、SDGsの策定や環境問題の解決において注目されましたが、目標達成の発想法としては以前から知られていました。学級経営や授業作りにおいても「実現したい理想の姿」を思い描き、そこに向かって逆算的な思考をしていくことで、1年間の見通しがたち、1年間を走り切ることができるかもしれませんね。


【コメント】
 児童発達支援に勤めている中で、保護者の方の中で大きな悩みになるのが「就学」の話です。「通常学級か、特別支援学級か、特別支援学校か」どこにするのか迷う方もいれば、「それぞれの違いはどんなところにあるのか」「自分の子どもにはどこがベストなのか」という悩みを抱える方もいます。自治体ごと時期は少し異なりますが、6月か7月あたりに最初の就学に向けた相談の場などが設けられるはずです。そこで園と今後の進路について話すため、そこまでに少しずつ情報を集めておく必要があります。発達障害を抱える子どもの保護者がこういった情報にアクセスしやすくするための場を広がていきたいですね。


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キュレーター:小林大和

 東京学芸大学を卒業後、公立小学校で勤務した後、児童発達支援(児童福祉)に転職。未就学の発達特性での困り感がある子どもたちに対して直接支援を行いながら、行政の委託事業で1歳半検診で気になる子どもたちのアセスメントをする事業にも携わる。

 ICF認定スクール「THE COACH Academy」でコーチングを学び、ライフコーチとして教員や児童福祉の業界の方、子育て中の方、大学生など幅広く伴走している。社会起業家向けコーチングサービス「Social coaching」にも参加し、社会起業家に向けたコーチングも行っている。

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