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【4月14日】おすすめ教育ニュースまとめ

 今週の配信記事の中から、気になる「おすすめ教育ニュース」をピックアプしてお届け!みなさんの記事に対する意見は、ぜひnoteのコメントにお願いします🙇

【コメント】
 性加害の実態は、取り締まるだけではどうにもならないことを示すエピソードが語られていました。「私は他の加害者とは違います。だって挿入時はローションを使って痛みを感じないよう配慮しています」という人もいます。この実態に対してどんな予防的・対処的なアプローチがでにるでしょうか。「正しさ」の多面性を知ること、それを認知し他者との関わり方を決めること。いくつもの段階を経て加害性を昇華していく必要があるのだと思います。


【コメント】
 小中学校の教員などへの教員不足に関する調査の結果、欠員が出ているという回答が去年12月時点で半数を超え、授業や子どもの安全管理にも影響が生じているとして、専門家らが対策を急ぐよう提言しました。教員不足の要因として、法律における「教員定数」の存在が大きいのではないでしょうか。教職の魅力を語るだけでは不足は解消されません。また、多様なニーズに応えるための特別な配置をもってしても「授業を担う教員」が不足していては、日々の学びが疎かになってしまうことは避けられないでしょう。


【コメント】
 「学校っぽくしない」というコンセプトがキャッチーなのかもしれませんが、“なんとなんと「何もしない」もOK”というフレーズに違和感を覚えました。なぜなら「何もしない」ことは、既存の学校でも権利として認められているものだからです。本来あるはずの権利が侵害されてしまうその環境から逃げ出したいのも無理はないでしょう。実際には、「学校」が行きたいところだと思っている人の方が多いでしょうし、「棲み分け」も一つの選択肢なのでしょうが、「学校」という箱のあり方を見直していく必要があると思います。


【コメント】
 学年担任制を導入することのメリットの一つは「依存しない」ということでしょう。“不登校を経験した児童へのアンケートでは、学校に行きづらくなったきっかけに、約3割の児童が教員との相性を挙げたという。学年担任制の導入で、担任とのミスマッチを解消することも狙いの一つ”とあるように、困ったときに相談できる大人の選択肢が増えたり、共に過ごす時間が分散したりすることで負担が軽減されるのだと思います。


【コメント】
 “「学校は教育現場であり、子どもたちの自立の場です。必要なとき以外、お母さんは気配を消していてください」”という言葉を、学校の先生から言われたそうです。そんな1人の写真家が辿った経緯とは。
 写真集の最後の言葉にハッとさせられます。「もしも、あなたに私の姿が見えるなら、見て見ぬふりをするのはズルいよな」「私はここにいるよ」。私もまた誰かに存在を認められてこそ生きる活力が湧いてきます。「いるものをいないものとされる」ことが1番悲しいことなのかもしれません。


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キュレーター:竹之内

 もあふるオンライン教育実習共同代表。1998年神奈川県生まれ。宮崎県で育ち、宮崎西高付属中・宮崎西高を経て筑波大学体育専門学群に進学。体育スポーツを専門に学び、小学校と中高保健体育の教員免許を取得。

 2021年に、もあふるオンライン教育実習を立ち上げ、教員を目指す学生に教員養成過程では学ぶことが難しい「目の前の児童生徒の実態に応じた人権教育」を提供するための学びを届けている。現在、小学校特別支援学級で常勤講師を勤めて3年目となる。


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