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【3月30日】おすすめ教育ニュースまとめ

 今週の配信記事の中から、気になる「おすすめ教育ニュース」をピックアプしてお届け!みなさんの記事に対する意見は、ぜひnoteのコメントにお願いします🙇

【コメント】
 国基準の保育士を配置するために「自治体の独自補助をフル活用」しているという内容の記事でした。情報をしっかりと収集することは、保育に限らず、子育てや教育にとっても大切。課題は、その情報にいかにしてたどり着くのか。辿り着いていない人をどう減らしていくかということ。また、都心のほうが地方よりも補助が出るものが多いということも課題であると感じます。より充実した保育環境を地方まで。人数を増やして運営している園が質の高い保育ができていることが伝われば、国も動くはず。


【コメント】
 教員の授業内容をデータ化するアプリ「classtock(クラストック)」の試験導入で、音声分析の所要時間が手作業と比べ大幅に短縮されたとのことです。これまで音声データを書き落としている方がいましたが、膨大な時間がかかってしまいます。しかし、このようなアプリを活用することで、自分の授業を内省する時間が大幅に短縮されます。生まれた時間でより効果的な授業も考えることができます。学校現場の働き方もこのようなツールで効率よくこなすことで、本当に時間をかけたいところに時間をかけることができそうですね。

【コメント】
 渋谷区は、グローバル社会で活躍する自律した学習者を育むシブヤモデル「未来の学校」を目指して、令和6年度から文部科学省の「授業時数特例校制度」を活用し、区内の全区立小中学校で午後の時間を主に総合的な学習の時間「シブヤ未来科」を中心とした「探究の時間」に充てる予定。探求学習における教員の負担軽減や子どもたちの学びをより豊かにするためにも、民間企業とのコラボレーションは今後学校現場に必要になってきますね。探求学習を入り口に、さまざまな民間企業が学校現場に入っていって欲しいですね。

【コメント】
 この記事の中で出てくる「「点」から体系的な学びへ」という言葉がこれからの教育に求められているものだなと感じました。探求学習が学校現場の中で広がりを見せつつある一方で、単発的な「点」の探求学習もよく見られます。もちろん体験としての「点」も重要。しかし、点ばかり打ち続けているのではなく、その点と点を結び「線」にして、その線を束ねて「面」を作るという体系的な学びが本質的な探求学習と言えるのではないでしょうか。


【コメント】
 子どもや保護者と教員との間に不登校の原因に対する認識に差があることが記事で書かれていました。この記事に出ている方は「和久田学」先生といい、「学校ACEs」という学校現場における逆境体験について研究をされている方です。いじめをはじめ、教員からの威圧的な指導など、学校現場における逆境体験がいかに、不登校や引きこもりに繋がっているのかを明らかにしようとされています。ぜひ「学校ACEs」を検索してみてください!

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キュレーター:小林大和

 東京学芸大学を卒業後、公立小学校で勤務した後、児童発達支援(児童福祉)に転職。未就学の発達特性での困り感がある子どもたちに対して直接支援を行いながら、行政の委託事業で1歳半検診で気になる子どもたちのアセスメントをする事業にも携わる。

 ICF認定スクール「THE COACH Academy」でコーチングを学び、ライフコーチとして教員や児童福祉の業界の方、子育て中の方、大学生など幅広く伴走している。社会起業家向けコーチングサービス「Social coaching」にも参加し、社会起業家に向けたコーチングも行っている。

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