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【3月16日】おすすめ教育ニュースまとめ

 今週の配信記事の中から、気になる「おすすめ教育ニュース」をピックアプしてお届け!みなさんの記事に対する意見は、ぜひnoteのコメントにお願いします🙇

【コメント】
 虐待や性被害を受けた子どもから話を聞き、事実の究明や心のケアを行う「子どもの権利擁護センター(CAC=Children’s Adovocacy Center)」。「米国では児相や警察などの関係者が同じ建物内で働いており、事件発覚から48時間以内に面接できる」と言う。CACは米国で1985年に開設され、今は全米で1000カ所以上に広がる。英国やアイスランド、カナダ、オーストラリアなどで導入が進む。CACという施設の存在をこの記事で始めて知りました。性被害にあった子どもたちのケアを日本としてどのように行っていくのか。CACが新しい選択肢になっていくかもしれませんね。


【コメント】
 最近、よく耳にする「教育虐待」という言葉。近しい言葉に「教育熱心」という言葉もあります。この2つの言葉の違いはどのようなところなのか。この記事では、教育虐待を「親が子どもの心身が耐えられる限界を超えて教育を強制すること」と定義しています。教育虐待をしないために「子どもをリスペクトする」「視野を広げる」といったことが重要になってきます。子どもの声に耳を傾けないことや子どもへ親の考えを押し付け始めたとき、「教育虐待」がスタートするのかもしれません。1人の子どもの親として、1人の教育に携わる者として、頭に入れておきたいことですね。


【コメント】
 「HADO」は既存のフィジカルスポーツと最新のAR 技術を組み合わせた新しいスポーツジャンル「テクノスポーツ」として、これまでに世界40 ヵ国以上に進出している日本発のAR スポーツです。テクノロジーの進歩によって、体育の在り方も変化していっています。身体的な運動にARが加わることで、運動の面白さの一つである「競争」がより高まっていくようです。体育にとって、生涯運動に親しむ態度を養うことも重要な視点です。運動を楽しむためにも、このようなテクノロジーを使っていくことも今後学校現場に求められていくかもしれませんね。

【コメント】
 東京大学が、学部(4年)と大学院修士課程(1年)にまたがる5年制で、文系・理系の枠にとらわれず学べる教育課程を2027年秋から始めるようです。気候変動や生物多様性など地球規模での課題解決に活躍するイノベーション人材を育成することを狙いとしています。社会がより複雑化してきた現代において、文系や理系といった枠にとらわれてしまうと、解決できない課題も増えています。今後、高等教育で文理の枠組みが取り払われ、課題に対して知識やスキルを身につけていく学びが広がりを見せていくかもしれませんね。


【コメント】
 「乳幼児期に鉄が欠乏すると、脳の中枢神経系の発達に影響する」「運動能力や認知能力、社会性の発達などが遅延するという報告がある」鉄分の不足によって起こる子どもたちの脳の発達への影響について言及された記事。母乳から摂取できる鉄分はわずかなもので、離乳食で摂取していくことが重要になるようです。この記事でも紹介されているような機器を使って鉄分不足を簡単に測定できるようです。子どもたちの体を作っていく「栄養」にも目をしっかり向けていくことが子どもたちへの保育や教育の効果をより高めることに繋がっていきますね。

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キュレーター:小林大和

 東京学芸大学を卒業後、公立小学校で勤務した後、児童発達支援(児童福祉)に転職。未就学の発達特性での困り感がある子どもたちに対して直接支援を行いながら、行政の委託事業で1歳半検診で気になる子どもたちのアセスメントをする事業にも携わる。

 ICF認定スクール「THE COACH Academy」でコーチングを学び、ライフコーチとして教員や児童福祉の業界の方、子育て中の方、大学生など幅広く伴走している。社会起業家向けコーチングサービス「Social coaching」にも参加し、社会起業家に向けたコーチングも行っている。

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