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【3月31日】おすすめ教育ニュースまとめ

 今週の配信記事の中から、気になる「おすすめ教育ニュース」をピックアプしてお届け!みなさんの記事に対する意見は、ぜひnoteのコメントにお願いします🙇

【コメント】
 実態としてスクールロイヤーをどのように活用すればいいのかわからないということがありそうです。基本的に生徒間(保護者も含めた)の話し合いで解決する問題はできるだけ2者間で解決しようとする力学が働くものだと思います。つまり話し合いで解決できない場合になどにスクールロイヤーに頼ることになると思うのですが、そうした場合、多くのケースで係争が長引く可能性が考えられます。その場合の学校における2者間の人間関係はどうなるのか、同じクラスだった場合どのように取り扱えばいいのか、不明瞭なので、根本としてスクールロイヤーを活用しない場合とそんなに変わらないのでは?と思ってしまいます。問題が拗れる前に落とし所を見つけるために活用するのであれば、可能性はありそうだなと感じます。


【コメント】
 東京都内にある高校へは周辺の自治体からも生徒が通っていることがあります。今回の東京都の高校授業料無償化施策はそのような生徒の家庭は対象にならないとのことですが、教育行政の多くを自治体が担っている以上致し方ないことなのかもしれないと感じます。今回のケースのように住民サービスや福祉サービスに位置付けられる施策だと、その自治体に住んでいる人という括りを設けざるを得なく、この不公平感を解消するためには国が介入することが必要だと思いました。

【コメント】
 コロナ禍におけるICT教育の利用促進が意図せず病弱教育を受けている子どもたちのインクルーシブを加速させたことが書かれています。どちらかがどちらか一方に歩み寄る形でのインクルーシブでなく、全員が新しい空間に集うという形で生まれるインクルーシブは考え方として新しく、とても素敵な空間だったのだろうなと想像しました。現在は対面での授業も戻ってきていますが、この意図せず生まれたインクルーシブ空間をどのように今後も活用していくのかは考えたいことだなと思います。

【コメント】
 記事の中にあった「教員が指導を手放すことにより生まれる好循環な学級経営は、「働き方改革」の“大前提」という言葉は、まさにそうだなと感じました。子どもたち自身が自らの学びをどのようにコーディネートしていくのかは、学校を卒業した後の自立的な生涯学習を行なっていく上でも非常に重要な能力の形成に役立ちます。教員がきちっと指導して、言われた通りにできる子を育てる方が一見「ちゃんと教育してもらえている」と思いがちですが、本質的な学習能力が身につくのは自立的な学習の方かもしれません。自立的な学習を行なっていると、結果がなかなか見えづらく先生も保護者の方も不安になってしまうことがあると思いますが、長い目で見て、一度ハード面での手厚い指導を手放すことを考えてみてもいいのかもしれません。


【コメント】
 記事の中で行われているような学びが学校の中で行われることが総合的な探求の時間が目指すところなのかなと思ったりもしますが、なかなかリソースが足りないですよね。総合型選抜が増えている昨今、どれだけ知識を持っているかではなく、持っている知識をどのように活用するのかという力を試される大学入試も増えてきています。また企業の側も、どっぷり業界に浸かっていない中高生たちからのアイデアは新しい新規事業を生み出すきっかけにもなるので、win-winの関係が築けているのではないでしょうか。今後は、このような事例を学校内でコーディネートできる人材をどのように養成していくのかといった点の議論も必要だと感じました。

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