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【3月24日】おすすめ教育ニュースまとめ

 今週の配信記事の中から、気になる「おすすめ教育ニュース」をピックアプしてお届け!みなさんの記事に対する意見は、ぜひnoteのコメントにお願いします🙇


【コメント】
 文部科学省が、学習支援ポータルサイト「子供の学び応援サイト」を、子どもたちの「知りたい!」「やってみたい!」を応援するサイト「きみの好き!応援サイト たのしくまなび隊」にリニューアルし新たにオープンした。学校にいってもいかなくても、学ぶ機会が保障されるためには情報が行き届くことが重要です。こうしたポータルサイトをただ知るだけではなく、活用できるような情報提供を学校や家庭のいずれかの場所で行なっていくとよいでしょう。


【コメント】
 “学校や保育所など子どもと接する仕事に就く人に性犯罪歴がないかを確認する「日本版DBS」制度の創設などを盛り込んだ法案”が閣議決定されました。DBSとは、英国の制度「Disclosure and Barring Service」の略称で「前歴開示および前歴者就業制限機構」と訳されます。性犯罪に限らず、選択肢として、事業者が犯罪歴を確認できる状態をつくることは、そこに関わる人々にとって重要なことだと思います。一方で、犯罪歴がある=働けないというのも権利の侵害になるため、基準の設定は慎重に改善していく必要があるでしょう。


【コメント】
 “深刻な教員不足の解消に向け、文部科学省は教職大学院やほかの大学院で実習などを修了した人を対象に、新年度の採用試験の合格者から奨学金の返還免除を実施することになりました”。私は、大学院に進学しても教職課程を履修している学生は、学部生と比較してすでに教育現場に入る可能性が高いのではないかと考えています。また、教職を諦める理由は、「奨学金の返済があるから」ではなく、もっと別のところに課題があるのではないかと思います。確かに、金銭的な支援があることはありがたいと思いますが、この施策が教員不足解消の一助となるかどうかについては疑問が残ります。皆さんはどう考えるでしょうか。


【コメント】
 こども家庭庁は、“看護師や介護福祉士、保育士など専門的な資格を取得するための学費を補助する制度に関し、所得制限を撤廃し、支給額も受講に必要な費用の最大85%(年間上限60万円)に引き上げる”そうです。就業を支援し、経済的自立を図ることを目的としている施策です。学びたいけどなかなか踏み出せないという方にとってありがたい支援ではありますが、なお苦しい状況におかれている人は少なくないのが現実だと思います。国民が生涯にわたって成長しながら仕事に就けるような仕組みづくりは今後も検討が必要です。


【コメント】
 社会教育の一つの居場所として、「子ども大学」が熊本にできました。「SDGs」や「いのち」をテーマに知的好奇心を育む場を提供するのが目的で、「こうのとりのゆりかご」に預けられた宮津航一さんらが企画したそうです。自分の過去の経験をもとに(していてもしていなくても)、社会にとって必要だと思ったことに挑戦する人の背中を押せる社会であってほしいです。また、宮津さんはどのような思いをもってこの活動に取り組まれているのか気になりました。

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キュレーター:竹之内大輝

 もあふるオンライン教育実習共同代表。1998年神奈川県生まれ。宮崎県で育ち、宮崎西高付属中・宮崎西高を経て筑波大学体育専門学群に進学。体育スポーツを専門に学び、小学校と中高保健体育の教員免許を取得。

 2021年に、もあふるオンライン教育実習を立ち上げ、教員を目指す学生に教員養成過程では学ぶことが難しい「目の前の児童生徒の実態に応じた人権教育」を提供するための学びを届けている。現在、育休代替として小学校特別支援学級で常勤講師として働く。

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