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【4月13日】おすすめ教育ニュースまとめ

 今週の配信記事の中から、気になる「おすすめ教育ニュース」をピックアプしてお届け!みなさんの記事に対する意見は、ぜひnoteのコメントにお願いします🙇

【コメント】
 新しく設立されるさやか星小学校では、”今まで学校教育としてあたりまえとされてきたことを見直し、行動分析学とデジタルを駆使した先進的な教育”というものをコンセプトに動いていくようです。この記事で紹介されている「スクールワイドPBS」「いじめ防止の3R」といった行動分析学に基づいたものが学校現場に根付いていく流れは今後いろんなところで起こってくと思われます。子どもたちの行動をデジタルを活用して、検証していくことで「よりよい教育とは」どういったものなのか。新しい価値を見出せるのではないでしょうか。

【コメント】
 大阪府豊中市では、これまでよりも1時間早い「午前7時」から学校を開放する取り組みが始まりました。子育て世代が直面する「小1の壁」。子どもの小学校入学と同時に、これまで保育園などに預けられていた時間に預けられなくなり、保護者の働ける時間に大きな影響を及ぼしていました。実際、このような取り組みが子どもたちにどのような影響を与えるのか、また小1の壁を解消することに繋がるのか。今後の動向を見守っていきたい取り組みですね。

【コメント】
 この記事でも書かれている『他者同士が自然と気遣い合うようになる』という言葉に共鳴する思いが湧いてきました。子どもたちの中に生まれる「自然的な繋がり」を作っていくことが教育の中には必要ではないかそう考えさせられました。効率や合理性を求められがちな現代において、カスタマイズされた繋がりが増えてきているように感じます。だからこそ、子ども達の中には「自然的」な繋がりが大切になってくると思います。ボードゲームという自然と交わる環境の中で、互いの情報を共有していく。その偶然的な体験が子ども達の幅を広げていくのかも知れません。


【コメント】
 日本では心中以外の虐待死の約半数近くが0歳児である状況が長年続いており、いわゆる「赤ちゃん遺棄事件」の報道も後を絶たない。この事件の裏には、どういった背景があるのか。そこを明らかにし、そこに寄り添うことでしか子ども達の命を救うことはできない。「妊娠SOS相談窓口が必要とされる3つの背景」これは特定の家庭に抱えることではなく、どの家庭でも抱えることがある問題です。表面上の事件だけでなく、その背景には「ACE体験」「貧困」「障害」などさまざまな背景があることを忘れてはいけませんね。

【コメント】
 ”鳥取県教育委員会は、教員の働き方改革に伴う学校での業務の見直しについて、保護者や地域の人たちに理解してもらおうと、新たにチラシを作りました。” 学校現場が地域に声をあげていくことも大切ですが、こういった自治体の取り組みが広がっていくことで現場で働く方が救われていくのではないでしょうか。「現場を孤立させない」そういった思いが伝わってくる取り組みだと感じました。


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キュレーター:小林大和

 東京学芸大学を卒業後、公立小学校で勤務した後、児童発達支援(児童福祉)に転職。未就学の発達特性での困り感がある子どもたちに対して直接支援を行いながら、行政の委託事業で1歳半検診で気になる子どもたちのアセスメントをする事業にも携わる。

 ICF認定スクール「THE COACH Academy」でコーチングを学び、ライフコーチとして教員や児童福祉の業界の方、子育て中の方、大学生など幅広く伴走している。社会起業家向けコーチングサービス「Social coaching」にも参加し、社会起業家に向けたコーチングも行っている。

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