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君はYouTube広告の奴隷だ(2023/07/21)

・写真を撮り忘れる。noteの使用上、画像を貼った方が見栄えが良いためできればその日食べたものや日常をカメラにおさめたい。しかし忘れる。先ほどもじゃがりことコーラとサッポロポテトとミニサラダを摂取したのに、食べ終わるや否やゴミ箱に残骸をぶち込んでしまった。習慣化するまでにだいぶ時間がかかる。すぐに写真を撮る癖をつけたい。


埋め合わせのように再読。


・心をぐちゃぐちゃにしたい気分だったので「空が灰色だから」を再読した。以前にもnoteで紹介した気がする。その時は本作について「空気中の狂気を散りばめたような作品」などといっていた。言いたいことは分かる。

・いつ読んでも嫌な気持ちになる。でも好きだ。こういうの。哲学的な構成の短編も好きだし、心中の嫌さを表す短編も好きだ。全体的に緩急の使い方が上手い。ラストのコマで土砂降りになる展開が多い。また天気に例えてしまった。心と天気は似ているから例えやすいのか?どちらも移り変わるし。


・「断然」という言葉を聞いて「Chrome」という言葉を真っ先に思い浮かべる君はYouTube広告の奴隷だ。もうすでに脳内にはYouTubeが入り込んできており、君の脳にペタペタと広告のポスターを貼っている。マッチングアプリが映画館の上映予定みたいに陳列している。すでに脳はマーケティングの場と化しているのだ。

・私はYouTubeしか見ていない(他のことは一切していない、瞬きより視聴した動画の本数の方が多い)ため、「断然」は「Chrome」の枕詞だと思っている。百人一首で「だ」の札が読まれたら誰よりも早くとる自信がある。

・最近ではYouTube広告を見過ぎて、広告のイントロだけでどのマッチングアプリの広告かが分かるという激キモ特技まで習得してしまった。探偵ナイトスクープですらギリ採用されないような特技だ。賞金とか出ないかな。もしくはドレミファドン!にその枠で呼ばれないかな。呼ばれないか。

・そんなにYouTubeを使用するならプレミアムに入れよ、という意見が寄せられるかもしれない。日常の大部分を占めるものに月何円かかけるだけで、より快適になるのではないだろうか。私もそう思う。なら何故お金を出さない。それもやはり広告が鍵を握っている。

・仮にインターネットで「断然はChromeの枕詞だと思ってた〜笑」みたいな文章がバズったとして、YouTubeプレミアムに入ってしまうとその意味すら分からなくなるわけで。ユーモアの理解度が低下してしまうのは結構な痛手だ。特にYouTube広告は「見る派」が圧倒的多数を占めているので、定期的に話題には登る。怪しげな脱毛サロンのパロディネタが上がったとしたら、絶対に楽しみたい。そのためには広告を身をもって受け取る必要があるのだ。この情報過多の時代に、要らない情報を受け取るというのは少々勇気がいることだが、その恩恵は思ったよりも大きい。

・もうひとつ。YouTubeに毒されすぎて「広告がある状態」に慣れすぎているのも原因のひとつかもしれない。スキップできない広告がウザい、広告を飛ばす裏技、アンケートは当たり広告、みたいなあるあるももはや身近なものには感じない。動画を見る際には「広告がある」のがデフォルトになっている。慣れは怖い。YouTubeを使用してもう10数年は経過しているが、こんなことになっているとは。

・お願いです!Amazonギフト券20000円あげるのでこのnoteを拡散してください!

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