見出し画像

税制って、難しすぎませんか。

公平・中立・簡素。

ぼくが学校に通っていたころ、税金に関係がなかったとき。

税金に関するルールは、上記の大原則に従って運用されます。
みたいなことを聞いた気がするんですよ。

これさ、今も同じ教え方してる?
だとしたら、国民に理解力を求めすぎてやしない?

と思うわけですよ。そのくらい難しい。
午前中、頭がショートしかけて終わりました。

楽天に証券口座を開設して、手持ちの預金なんかを全投入して資産運用をしているわけです。ここ何年か。
投資信託なので全てプロにお任せ人間なんですが。

ところが昨年、思わぬ出費があり、生活費に不足が出たのです。
そこで、持っていた株式なんかを一部売ったんですね。
現金化したわけです。

その取引がどうも、利益が出ていたみたいで。

確定申告が必要らしいのです…!

楽天証券には「確定申告サポート」というページがあって。

へぇ~そんなのあるんだ~。なんて思ってのんきに開いてみるとですよ。
「あなたは確定申告が必要ですよ。」と表示されたわけ。

え?
本当に…?
暮らしは一向に楽になっていないのに?

わけがわからず、しばらく呆然としました。

ていうか。

そこを本当に、たまたま見たからよかったものの!

見てなかったら危なかったでしょうが!
見逃していたらどうなっていたんでしょうか!!

というのが本日ぼくが、表明したいお気持ちです。

株の売り買い、めちゃくちゃ自動的にできるようになってるからさ。
んでこう、ネット上で全部終わるからさ。

金を手にした認識がさ。うっすい…!
というか、ほぼ皆無。

でもよくみてみると、確かに。
買ったときの値段から、値上がりしているらしいことがわかりました。

その値上がり分が利益なので、利益に応じた納税が必要らしいわけ。

でもさ。
自分が売った株がさ。
そもそも上場株式なのかどうか。とか、
どこの株式でいつ買ったものか。とか、なーんにも。
わからないんですよ。

記憶にございません…。
と言いたくなる気持ちもわかる。
言っちゃダメな立場の人たちが言いますけどねすぐ。

ちょっと調べてみるとですね。

確定申告、株取引について「精通している人間にしか踏み込めない聖域感」がすごいわけ。
天津飯においてかれた餃子の気持ち、この年になって味わうとは。

確定申告が必要ってのにも驚くけど。

これ(全員同じルールでやっているだろうから)公平や中立は仮に担保されているとして、簡素っていえる??!!

というくらい難しく感じるわけ。

株取引自体は簡素な仕組みになっているけど。
ネットで積み立て設定するだけで、ほっといてるからなー。

株式についての確定申告情報みてると、本当にどうにかなりそうでした。

あれ説明書の文字数、多すぎない?
純文学か?ってなります。

そこで。

ぼくと同じく感じている人のため、ぼくがやってみて感じたことを、次のとおり記します。

まず、国税庁のホームページにいきましょう。
そして、「確定申告書等作成コーナー」にいきましょう。

情報とか調べてると途方に暮れます。
一生何もできませんたぶん。

調べるのをやめましょう。
(確定申告界の大谷さん…?)

とりあえず、確定申告をつくってみましょう。
ずごい自動的にできます。

証券口座を開設したときみたいに、自動的に進みまくれます。

確定申告をするっていうゴール。
最短距離でそこ目指しましょう。

税制について詳しくなるのがゴールじゃないですから。
ゴールは確定申告をして、納税を済ませること。


ここに気づくとたぶん、早く進むと思います。

まずは確定申告をつくってみる。

そして、出た結果について、なぜそうなったのか。
あとから調べるほうがきっと気持ちが楽です。

「なぜこの金額を払うのか?」に納得できればいいわけですから。

株式の利益には15%の税金がかかる。
事前知識は、これだけでいい。


利益は証券会社が計算してくれています。
なので、その利益に15%かけた金額を、「払うんだろうな」と想定します。
(ちゃんと調べると、復興特別所得税が加算されるので、15.315%です。)

確定申告をつくってみます。
計算結果(払う税金)がそうなっていれば終わり。
なっていなければ、そこからなぜか?を調べたほうが早そう。

時間かけたくない人、まず確定申告をつくりましょう。
というのが、ぼくが本件から得た教訓です。

しかしこれ、ネットとかなかった時代どうやってたんだろうか…。
ネットや色んな技術が発展してるから、税制は簡素じゃなくてもどうにかなるってことなのかな。

でも理解者がいないと、確定申告を自動でつくれるシステムもできないよね…。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?